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探し屋トーコをやってみた
タイトル:探し屋トーコ
ブランド:COF*Works
初のフリゲ感想記事です。新作までの暇潰しです。感想というか紹介に近いかもしれません。
面白いと評判の作品で、良い機会だったので思い切ってプレイしてみました。
■感想
プレイ時間は全6話構成+エピローグ4話分、1話辺り1時間~2時間ほどで終わりますので、10時間ほどで攻略可能でしょうか。フリゲADVの中ではかなりボリュームがある方らしいです。
あらすじは探偵に憧れている高校生の慎吾が、間宮探偵事務所へと見学に行くところからお話が始まります。
ぐーたらで自分勝手な探偵であるトーコに振り回されつつも探偵助手として依頼をこなして彼女をサポートする、といったお話です。
今作には主人公的役割のキャラが3人います。探偵であるトーコ、探偵助手である慎吾、そしてお手伝いとして事務所に居候することとなったレッテ、以上の3人です。チャート画面で彼女達の視点を切り替えながらシナリオを進めていく形式です。
また、視点によってUIが変化します。慎吾はメッセージボックス形式のADV、レッテはノベル形式と文章を読むだけですが、トーコには簡単な捜査パートが用意されており、移動先や調べたい場所、使いたい道具等を駆使して依頼を解決に導きます。
慎吾視点の場合だと慣れ親しんだADV形式です。
レッテ視点はノベル形式です。フリゲの場合だとこちらの形式の方が多いですかね。
あらすじやシステムの説明に関してはこの辺りにして、次はシナリオの感想を。
絶賛されているだけありましたね。どのシナリオも読み応えがあり、とても面白かったです。
簡単な遺失物の捜索からトーコ達を取巻く人物全てを巻き込んだ大きな事件まで、その依頼内容には幅がありますが、解決に至るまでの過程や依頼人の背景、事件の真相等がとても綿密に練られており、後半は毎回涙腺が緩みました。
毎回それなりに推理をしながらお話を読み進めていましたが、まさかと呼べるような展開ばかりでしたので、先の展開が読めて萎える、なんてことにはならないと思います。仮に展開を予想できたとしてもその背景やドラマ性まで読み解くことは困難なので、毎回驚きを隠せませんでした。
救われない展開や取り返しのつかない鬱展開等も多々見受けられましたが、最終的には結構綺麗な形で纏まりましたので、そういったシナリオが苦手な方にも問題なくオススメすることができますね。というかやってほしいです。ラストの一文がとても素晴らしいです。
グラフィックに関してはかなりクセが強く人を選ぶ可能性が高いですが、そのうちすぐに慣れると思いますので、絵で敬遠してる方はとても勿体無いと思います。
システム面そのものに関してはNScripterでの開発ですので、特にストレスを感じることはありませんでした。
■まとめ
今までプレイしたフリゲADVはキナナキノ森、悪の教科書、そして探し屋トーコとこれで3本になりましたが、フリゲってやっぱり舐めてたらダメだなと思いました。システム面では多少劣るかもしれませんが、シナリオ面は商業に匹敵するレベルのものもあり、正直フリゲだけで数ヶ月は時間つぶせるんじゃないかと思ってたりします。
まだいくつかツイッターの方でオススメされているフリゲがありますので、暇を見つけてプレイしていければ良いなと思います。必然新作発売までの合間や暇な時に限られてはくるのですけれども。
今回はイノセントバレットが届くまでの暇つぶしとしてプレイ致しましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。新作そっちのけでフリゲ漁りってのも悪くないかなと思いますが、まあさすがにそれは新作優先しますかね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.08.22 | Category ⇒ ゲーム | Comments (0) | Trackbacks (0)
『ルートダブル -Before Crime * After Days-』レビュー
タイトル:ルートダブル -Before Crime * After Days- (現在はPS3版のリンクです)
ブランド:イエティ
評価:73点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
コンシューマからPCへと移植された、SF作品ですね。発売日には今作を購入してはいたのですが、色々と踏ん切りがつかずに今までずっと積みっぱなしでした。良い感じで新作までに時間が空いたので、思い切ってプレイしてみました。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
間違いなく名作だが、無駄な冗長さが目立つ
今作のプレイ時間は非常に長く、30時間以上は間違いなくかかるかなと思います。シナリオの展開や構成、散りばめられた伏線の回収方法等、見事と呼べる部分は多々あり、大変面白くはあったのですが、いかんせん中だるみが激しく、もう少しテンポ良く纏められたのではないかな、といった感じです。
また、センシズシステム及びRAMシステムについてですが、今作のコンセプトである為絶対に外せないシステムではあるものの、正直プレイしていて面倒くさいといった印象しか出てこなかったですね。センシズの頻度やRAMの冗長さをもう少し緩和できていれば文句はなかったのですが、なまじシナリオが自体が長い上、このシステムでも時間が取られてしまい、後半は特に面倒臭かったです。
①シナリオ・テキスト ≪80点≫
ラボにて原因不明の爆発が起こり、9名が閉じ込められてしまいます。謎の現象や殺人事件等が多々怒ってしまう中、9名全員がラボから脱出できるよう模索するお話です。
今作は大きく分けて4つのシナリオに分かれております。選択肢といったものは存在せず、全てセンシズシステムという特殊な方法を用いてシナリオが分岐していきます。以下に各シナリオの感想を記載したいと思います。
・ルートAfter
主人公はラボの爆発事件の為派遣されたレスキュー隊「シリウス」の隊長である渡瀬です。彼がラボにて「怪物」を目撃してしまい、それによって記憶喪失をしてしまうところからお話が始まります。物語の序章的なお話で、多数の謎を残したままエンディングを迎える形となります。
正直中だるみがまだ少ない分、最も面白かったシナリオと言えるかもしれません。何よりも主人公である隊長がとてもかっこよく描かれており、大変好感を持てたというのが面白かった一つの要因かと思います。
要救助者を助ける為に記憶喪失の身であるにも拘らず身を挺して皆を守る姿、周りが疑心暗鬼に囚われて暴走してしまってもそれをどうにかしようと模索する姿がとてもかっこよく描かれておりました。
先の分からない緊迫感や事故による汚染の恐怖等、そういったサスペンス的な要素が最も如実に現れていたシナリオだと思います。
・ルートBefore
主人公は鹿鳴学園の高校生である夏彦です。ラボの爆発事件が起こる6日間の出来事を描いた物語で、平和な日常から徐々に展開が加速していくシナリオです。
面白くはあったのですが、Aルートとの落差を考えると盛り上がらない部分が目立ち、個人的には今ひとつでした。特に夏彦の鼻につく言動がかなりイライラを誘発し、隊長と比較するとどうしても好きになれない主人公だったのも残念でした。
過去と現在を行ったりきたりさせる構成もイマイチですかね。個人的には地続きで見せてくれた方が良かったと言えるでしょうか。
またBADENDがAルートとは少々趣が違う為、描く必要自体が無かったんじゃないかなと思いました、まあループ物に見せかけるミスリードとしては必要あるBADだったのかなと。
・ルートCurrent
Aルートの隊長視点を夏彦の視点で再度描いたシナリオで、今までの復習とルートDへの橋渡しのようなお話です。故に最も短いシナリオですね。まああの幻聴が夏彦というのは早い段階で気づいていましたし、Aルートを再度見せられてもなんだかなーといった感じですね。
そもそもルートCとして分ける必要があまりないんですよね。BないしはDに統合する形でも良かったのかなと思います。まあそれだとシナリオの構成が崩れてしまいますので、難しいのだとは思いますけれども。
・ルートDouble
ルートA終了直後からのお話で、夏彦が隊長達と協力し皆の暴走のきっかけを取り除き、正気に戻していくお話です。今作のグランドルート的な展開で、最終シナリオとなります。
登場人物全員の過去や伏線が明らかとなり、9名全員でラボから脱出する展開としてはとても面白く、かなり読ませる内容ではあったものの、RAMシステムが余計にシナリオの中だるみを加速させてしまったのが残念でしょうか。
伏線を回収する為に過去の出来事を見る必要はあるのですが、もう少しテンポを上げることは可能だったと思います。特に二回目のRAMなんて全く必要なかったんじゃないかと。1回目に纏めるなりなんなりでよかったと思うんですけれども。
また、悪意に染まった隊長のこともあるのでしょうけれども、学生達がこの状況になっても一歩引いて接しているのが納得いかなかったです。元々勝手に巻き込まれてそれで文句言ってるんですからね。シリウス達は皆を助けようと身を挺する覚悟で接しているのですから、もう少し身を寄せ合ってくれても良かったです。イマイチ協力している感が伝わってこなかった、と言えるでしょう。
以上となります。まあ今作のピークはルートA止まりでしょうかね。ルートB以降は夏彦中心となってしまったのが大きな不満点として残ってしまったのでしょう。
不満たらたら書いてはいますが、シナリオそのものに関してはかなり面白くやめ時が分からない程度には今作にのめり込みました。もう少し中だるみを減らし、夏彦達学生側を魅力溢れるキャラとして描いていれば、もうプラス10点はあったかもしれませんね。
つまり夏彦のせいです、はい。
②キャラクタ・声優 ≪73点≫
順位:先生>風見>悠里>洵>サリュ>ましろ
・橘風見 CV:佐藤利奈 ≪83点≫
シリウスの副隊長で、頭が良く冷静なので大変頼りになるお人です。恋愛話は苦手のようです。
過去隊長と付き合っていたみたいで、案外デレた時は可愛かったり。彼女に消火器を持たせるのは危険なのでやめておきましょう。
女性とは思えない行動力と体力でルートAの中盤辺りまでは最もよさげなヒロインでしたね。実際隊長には最も似合っているとは思います。まあ暴走時は結構唐突ではあるもののその理由が他とは少々違うところも力入ってるキャラなんだなぁと思いました。凪沙と最も近い位置にいた彼女ですので、当然と言えば当然でしょう。
かっこいい
ハグハグ
このBAD割と好きです
あわててる彼女ってのも良いですね
・守部洵 CV:友永朱音 ≪75点≫
我らがゆかりに似た声の人です。ニラ色ですが、大分マシな部類のニラですね。
風見を姉のように慕っており、新米ながらもその行動力でかなり好感が持てるキャラです。しかしながら暴走時は最もキチってるので、ある意味一番目立ったヒロインなのかもしれません。
序盤こそ隊長に良い印象を抱いていないせいで、少々鼻につくキャラではありましたが、徐々に皆と打ち解けていくと中々に可愛らしい一面を見せてくれます。ルートAのムードメーカー的な役割を持っている子ですね。
そして一旦暴走するとカッター振り回してヒャッハーする人に変貌します。この時点の彼女は御免こうむりたいですが、悪意というその凶悪さをうまく表現してくれたと考えればある意味良かったのかもしれませんね。
これが伏線になるとは…
新米ながらもやる時はやります
どうもえっちです
兄さんでお願いします
・椿山恵那 CV:豊口めぐみ ≪90点≫
高校の教師をやってる人です。眼鏡ですが、大体の場面で眼鏡を外しているので無問題です。
その実保安六課の刑事さんで、丁度ラボを強制捜査しようとしたところで事件に巻き込まれてしまう可哀想な人です。
ルートAのヒロインの中では唯一暴走しなかったところが大いに好感度が上がった要因と言えるでしょう。一時的に隊長を疑ってしまうことがあったものの、基本的には信頼しており、隊長を助ける為にうまく立ち回ってくれます。
ヒロインとしては風見が最も合っているかもしれませんが、個人的には彼女と引っ付いて欲しくはありましたね。
出会いはインパクト強いです
さすが先生です
おっぱい
唯一の心の拠り所
かわいすぎた
・琴乃悠里 CV:名塚佳織 ≪80点≫
謎多き要救助者の一人で、夏彦達の古くからの友人です。常に寡黙で周りに怯えている為、自分を上手く出せない内気な子ですね。
その実、過去の火災事故で死亡として処理されていましたが、ずっとラボの地下深くに幽閉され、実験に協力していた女の子です。
こういった内気な子というのは大して好みでもないのですが、見た目や彼女の過去を考えるとそれなりに評価は上がりますね。常に夏彦を信じ、助言を与えてくれるその姿は中々に頼りになります。まあ夏彦なんかよりも隊長と一緒に行動してる時の方が好きと言えば好きですかね。
むしろ役得
このシーン、BADも好きです
可愛い
なんかやたらえろい
・鳥羽ましろ CV:今井麻美 ≪55点≫
んあーさんに似た声の人です。正直声が合っていないと思います。夏彦の幼馴染の子です。
悠里の幻影を見ていた夏彦をずっと昔から支えていた健気な子でもあります。後結構オタ入ってます。
彼女の過去を考えるととても献身的で大変素晴らしいのかもしれませんが、総じて大して好みでもないです。
夏彦達がラボの爆発事件に巻き込まれる原因が彼女のわがままのせいだったりするので、その点がかなり響いているのかなと。
ヒロインとしてなら最も完璧に近いのかもしれませんが、個人的な好みからは結構かけ離れていますね。
料理は得意です。
さーいえっさー
・三ノ宮ルイーズ優衣 CV:真堂圭 ≪57点≫
外国人と日本人のハーフで、基本的には無口です。身体能力は高く、隊長に次ぐ強さを有している子ですね。
その実コミュニケーターAの娘であり、悠里やNと共に過去ラボの地下にて実験につき合わされていたという中々に壮絶な過去を持っていたりします。
見た目や性格は比較的好みの部類ではあるものの、終始隊長に心を開かず敵視していたのはちょっと納得がいかないですかね。
確かに悪意に染まってましろを撃ったのは隊長なのかもしれませんが、もう少し歩み寄ってくれても良かったのではないかなと。
彼女が必要以上に隊長を敵視しているせいで、9名全員が一丸となって協力している、といった感じが出ませんでした。
どうせなら彼女と隊長との会話や交流をもっと増やすことによってわだかまりが解けてもっと面白さが増したと思うのですけれども。せめてエピローグで少しでもその点に触れていてくれれば、とも思ったのですが残念ながらありませんでした。
中々かっこいい
ここは可愛い
三ノ宮スープレックスで
悪くない告白
続いてサブキャラや男性キャラの紹介を。
まずは我らがシリウスの隊長である渡瀬から。
ルートAの主人公であり、最も身を挺して皆を救う為に尽力してくれたヒーローのようなお人です。記憶を失っても取り戻してからも皆を助けるという志は変わっておらず、レスキュー隊の鏡のような人ですね。
髪の毛に一房白髪があるのですが、かなりシュールでイマイチ意味が分かりませんね。
最も彼が活躍しているにも関わらず、学生達からは大して好感を得られない、というのも仕方ないのかもしれませんが、可哀想と言えるでしょう。
ラストシーンの対峙は結構好きです
最高のタイミングでのプロポーズ
続いて夏彦。
ルートBの主人公であり、適正度Sのコミュニケーターです。ルートDでは彼の能力を用いて皆の過去を垣間見るお話が中心となります。隊長とは違い、これっぽっちも好きになれない主人公と言えるでしょうか。
確かに彼がいなければ全ての謎は分からずじまいで全員脱出も不可能なのは分かってはいるのですが、その常に人を見下すような言動や態度がかなり気に食わないですね。隊長をアゴで使うその姿勢が気に食わないです。
隊長のような熱血漢として描いてくれていれば、ここまで苦手意識を持たずにすんだかなぁといったところです。
これがぶっつけ本番でできる辺り身体能力は割と高め
続いておっさんこと宇喜多。
見た目は50歳くらいなんですけれども、実は35歳らしいですね。びっくりしました。
ルートAこそ真っ先に周りを疑い、暴走し始めた彼だったので、悪い意味で目立ったものですが、ルートB以降はどちらかというと脇役に徹する形となってしまいました。ですので彼に対してはさほど良い印象は抱いてないです。
続いて被検体Nもとい凪沙。
過去の爆破事故の際、死亡として処理され、実際はラボの地下で半ば強制的に実験に参加させられ、その結果身も心も廃人と化してしまった風見の妹です。今作一番の被害者であり、同時に加害者とも言えるでしょう。
半径約6m以内に近づいた人間の脳を対象に自分のコピーを植え付け、記憶を改変させて悪意を増幅させてしまうというえげつない能力を持っています。彼女の想いの強さが如実に現れている能力と呼べるでしょう。
彼女が登場する段階では既に死亡してしまっているのですが、彼女が生存しており、救いを与えるといったルートがあっても良かったかなぁと思います。それだとその後の展開に齟齬が出たりしますし、少々ご都合主義過ぎる点もありますが、個人的に言えば欲しかったですね。
これが…
こうなります
最後は亘。
隊長の姉であり、病院の火災事故から隊長を救う際に死亡してしまったお人です。貴重な姉キャラなだけに、非常に勿体無いですね。彼女は死ぬべくして死んだので生きていて欲しかったとは思わないですが、もう少しお姉ちゃんしている彼女を見たいとは思いましたね。
見せ場がここだけなのは残念
③CG・演出 ≪70点≫
CGは比較的綺麗で、複数絵師ではあるもののほとんど違和感なくプレイできました。みけおう絵は若干特徴的ではあるものの、こうして見れば結構かわいいですね、やっぱり。
要所に入る演出そのもの自体は悪くないのですが、いかんせん頻度が多い上にクリックで飛ばせない等、今作の冗長さを更に加速させてくれます。せめてエンドクレジットくらいはクリックで飛ばせても良い設計にしておいて欲しかったですね。
また、私の環境依存の可能性もありますが、炎のエフェクトやその他部分的になんですけれども、若干ながら処理が重くなりました。公式を見てもスペックは足りているのでそれ以外の要因だとは思うのですが、かなり気になった部分ですので。
後極々稀ですが、フリーズして応答無しになった時が何回か見受けられましたね。理由は分かりませんけれども、こういったところもテストプレイ不足と言えるのかもしれません。
④システム ≪70点≫
設定部分は最低限の機能はあるものの、若干不足がちでしょうか。使い勝手は結構悪いかと思います。特にシーンジャンプはかなりの罠で、場面及びセンシズ選択画面では止まりますが、未読を全部すっ飛ばしてしまうので、かなり使いずらかったですね。その分スキップがそれなりに早いので、そちらで十分代用は聞きますけれどもね。
後は自動でQSしてくれたりQLが100個くらい使えるのは大変便利と言えるでしょうか。
さて、今作の目玉でもあるセンシズシステムとRAMシステムの感想を。
まずはセンシズシステムですが、面倒臭さを度外視するのであれば大変面白いシステムだと思います。今作のキーでもあるセンシズを選択肢の代わりとして選ばせることにより、物語と密接にリンクし更に深くまでのめりこむことができました。センシズの重要度によって色が変わるのも大変面白いシステムですね。
とはいってもセンシズ分岐自体は最大4種類程度ですので、見た目ほど反応が変化するわけでもありませんし、ルートクリア後はAnserシステムの開放で回収が結構楽になります。
ただまあやはり面倒臭さが表に出てきてしまうので、もう少し頻度を落とすなりシステム自体を改良するなりしてくれた方が良かったのかもしれませんね。
続いてRAMシステムという名のただのミニシナリオ一覧です。基本的に悪意に感染した人の過去を追体験し、その原因を取り除いて浄化する、といったものなのですが、これが特に面倒臭かったですね。
やってることは結局センシズですから、イマイチこのシステムの存在理由が分からないですね。加えて頻度が多く、無駄に演出過多で長いだけですので、イマイチと言えるでしょうか。
RAMシステム自体もシナリオと密接に関係していますので、その点を考えれば悪くは無いんですけれどもね。
■まとめ
シナリオの良さをシステムや演出が引っ張っている、といった形と呼べるでしょうか。個人的には無駄なところを極力省き、冗長さを減らせば文句無い出来になるだけに、惜しいといったところでしょうか。
9月発売のPS3版ではそういった部分が見直され、修正されているようなので、また違った評価になってくるのだとは思います。追加シナリオも魅力的ですしね。だからと言ってPS3買ってまでやるかと問われればやらないですけれども。
ですのでこれからプレイする方はPS3版を待つかそれのPC移植版を待つかした方が良いかと思いますね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.28 | Category ⇒ ゲーム | Comments (0) | Trackbacks (0)
『神咒神威神楽 曙之光』レビュー
タイトル:神咒神威神楽 曙之光(リンクはVita版のものになります)
ブランド:light
評価:82点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
神様シリーズの最新作である神咒神威神楽の全年齢版です。
新規シナリオや新規立ち絵・一枚絵等の追加要素が数多くあります。
昨日攻略完了致しましたので、早速ではありますがレビューを書いていこうと思います。
※この記事には本作品及び他作品のネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
夜都賀波岐に救いがあって良かった
18禁版だとDies勢、つまり夜都賀波岐は東征軍に全てを託すところで出番が終わってしまったのですが、
今作では追加のアフターシナリオできっちりと救いが描かれていたのでとても気持ち良い読了感に浸れました。
18禁版では夜都賀波岐の扱いにあまり納得がいかなかったのですが、この追加シナリオのおかげで評価は180度変わりましたね。
また、アフターシナリオ以外にも追加シナリオがいくつかあり、そのどれもが読ませる内容でとても面白かったです。特に夜都賀波岐の本来の姿が見れたのはとても嬉しかったですね。
演出面は変わらず力が入っており、臨場感溢れる戦闘シーンで大いに熱くなれました。
また、18禁版だと初回では解除できなかった謎文字音声が最初から解除できるのは大変嬉しかったです。
①シナリオ・テキスト ≪90点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
神様シリーズの最新作でDies iraeの世界の英雄達が、マリィアフターの遠い未来で起きた第六天波旬との決戦において敗北してしまい、座がマリィから波旬へと代わってしまった世界でのお話です。
神様シリーズにおける本来の正史はDies先輩ルートとなりますが、今後神様シリーズを続けるのであれば神咒神威神楽ルートを採用するとのことらしいです。どちらが正史か混同してしまう方が多いので、一応注釈を。
今作では大きく分けて3つのシナリオに分かれています。以下に各シナリオの感想を記載します。
・神咒神威神楽
東征軍の出会いから波旬を倒すまでの1年間を描いたメインシナリオです。
総評としてはやはりどうしても夜都賀波岐に感情移入してしまい、東征軍がただの侵略者にしか見えませんね。まあ刑士朗や龍明等、一部のDiesキャラは特に問題はないのですが、神咒キャラはイライラが先行してしまいます。
まあ物語後半はそれも緩和され、さほど気にはならなくなるのですが、なんとも言えない気分になります。
追加シナリオに関してはどれも大変面白かったですね。
宗次郎と咲耶のギスギスとした関係が修繕された理由や、龍水ちゃんの頑張り物語、そして獣殿ループからのあの三柱VS波旬を描いた絵巻シーンはゾクリと来ましたね。18禁版では描かれなかった細々とした伏線の回収がなされており、楽しませてもらいました。
追加部分以外はほとんど18禁版と同じですかね。まあ龍水ちゃんの死姦騎乗位太極はどう描くのか気になったのですが、簡単な踊りで済ませてしまったのでちょっと物足りないかなと。
ラストの波旬戦も結局変わらず一撃で終わってしまいましたね。ここは加筆あるかなぁとひそかに期待してはいましたが、残念ながらありませんでした。まああそこは一撃で終わらせる以外に描きようがありませんので仕方がないのかもしれませんが。
やはり若干のボリューム不足感は否めませんが、シナリオは止め時が無いくらいに濃厚で、名作と呼べる作品だと思います。
・最後之修羅
エレオノーレこと龍明視点で夜都賀波岐から龍明が脱退するまでを描いたシナリオです。
黄金がいなくなってしまったこの世界でどう生きていくのか、といった葛藤や、夜都賀波岐を脱退した本当の理由が描かれており、伏線がきっちりと回収されております。最後之修羅というタイトルは、龍明にぴったりだと思います。
何よりもこのシナリオでは夜都賀波岐の本来の姿が見れたのが嬉しかったですね。とりあえずマキナには皆驚くんじゃないかなと。
・曙之光
本編から約130年後の現代を舞台としたアフターシナリオです。追加シナリオで一番良かったですかね。
波旬の法の下で死亡した旧世界の英雄達ですが、八百万の働きにより新しい世界へ転生し、平和な生活を送っている、というものです。18禁版だとこのシナリオはありませんでしたので、夜都賀波岐に救いが欲しいとは思いましたが、きっちり描いてくれて大変嬉しかったですね。
そしてまたもや先輩勝利と、彼女はDiesでも神咒でも練炭の隣を掻っ攫っていきました。まあさすがにこの世界でも黄昏や黄金、水銀が転生することはありえませんので、当然の結果と言えるでしょうか。
少々可哀想だなぁと個人的に思ったのがシュライバーでしょうか。確かに神咒では女性面が爾子に転生していたので仕方がないのですが、せめて犬っころではなく人に転生してあげれば良かったのに、と思いました。まあ楽しそうで何よりなのですが。
Dies先輩ルートでも神咒神威神楽ルートでも同じような世界に帰結したのは見事と言えるでしょう。まあ少々Diesから立ち絵や背景を流用しすぎている感は否めませんが、ハッピーエンドで終わってくれて良かったですね。
感想は以上ですかね。やはり神様シリーズは世界観がしっかりと描かれており、大変面白いですね。まあ正田郷が今後神様シリーズの続編を書くことは無いと発言してはいるのですが、是非作って欲しいです。第一天や第二天も描いて欲しいですが、やはりナラカとの最終決戦である第九天を心待ちにしたいところです。
②キャラクタ・声優 ≪75点≫
順位:咲耶>龍水ちゃん>竜胆>紫織
全キャラ総合順位:夜刀>常世>奴奈比売>咲耶>龍水ちゃん>刑士郎>龍明>竜胆>夜行>悪路>母禮>宿儺>大獄>紅葉>覇吐>宗次郎>丁禮>爾子>紫織>冷泉>>>[無量大数の壁]>>>波旬
※点数を付けるのは上の4人のみです。まあ女性より男性の方が映える作品ですので、付けたくなりました。
・久雅竜胆 CV:波奈束風景 ≪70点≫
東征軍の総大将であるお姫さんであり、覇吐の自滅因子だったりします。なので覇吐がいる限り何度でも生き返ります。
加えて覇道の資質を有しており、ロンギヌスを使えたり旧世界の言葉を理解し、口にできたりと、かなりのチートっぷりです。
まあ彼女がロンギヌスを使えることについては納得がいかないのですが、まあシナリオ上必須なので仕方ありませんね。
見た目や性格はどちらかというと好みの部類なのですが、ヒロインとしての魅力に欠けるかなぁと。まあ立ち位置のせいで結構苦手な点が目立ってしまった、としか言い用が無いのですがね。
照れたところはかわいいです
着替えシーンはツボった
18禁版だとハメハメのシーンです
弓構えてるとカッコいいです
・凶月咲耶 CV:有栖川みや美 ≪90点≫
ヤンデレ成分大量の刑士郎の妹であり、転生前はベイの姉であり母でもあったヘルガ・エーレンブルグその人です。
禍憑きという大分チート入っている運気操作が可能ですが、その代償は計り知れなかったりします。
私にもこんな一途な妹が欲しいですね。というかあれほど誘われてるのに据え膳食わない刑士郎の鋼の精神力に感服致しました。
まあ覚醒しきったベイやヘルガを見たかったと思うのは私だけでしょうか?
追加シナリオのこのシーンは良かったです
可愛い
Diesでもあった名セリフ
私服姿もダントツでかわいいです
・玖錠紫織 CV:柚木かなめ ≪55点≫
肉弾戦を得意とするモンクタイプのお姉さんです。色々と言動がむかつくので、あんまり好きではないです。
並行世界の自分の可能性を出現させ、多角同時攻撃を得意とします。正直序盤のキャラの中では最もチート性能してると思います。
まあこの並行世界云々ももしかしたら水銀が座に付いた時に多次元宇宙を同時掌握したおかげなのかもしれませんけれども。
彼女以外にも言えることなのですが、夜都賀波岐に対して何も知らないのに無茶苦茶言うのは見ていてイライラしますね。まあ何も知らないが故、当然ではあるのですが、特に彼女はそれが顕著だったので。
二人の戦闘シーンが彼女の見所ですかね
・御門龍水 CV:美月 ≪85点≫
今作のロリ枠です。龍明の義理の娘やってます。とても努力家ちゃんです。夜行さんこしらえた実は凄い子です。あとまな板です。
18禁版で披露してくれた死姦騎乗位がなくなっていたのは残念ですが、追加イベントが増えたことにより、以前にも増して魅力溢れる良い子になっています。
こういう序盤は力になれずにみんなの足を引っ張ってしまいがちな子が、努力次第で強くなるというのは見ていて応援したくなりますね。とりあえず夜行さんがうらやましいです、はい。
怒ってもかわいいです
この一途さ
騎乗位がただの踊りに
親子での共同作業
さてここからは他の東征軍キャラの紹介を軽く。
まずは覇吐。通称パシリさん。波旬の奇形脳腫で、実は全ての元凶だったりします。まあ彼が悪いわけでは無いのですが、それが原因でマリィが……と考えるとなんとも言えないですね。
能力は単純に説明すると受けた技を倍返しにする、というものですね。渇望も単純なだけに強く、欠点が見当たらないです。
この構図良いわー
次は刑士郎。まあ中身はベイですね。吸血鬼に返り咲くことを拒み、人間として生きていくことを決めた、かっこいいお人です。
個人的には司狼との戦闘時に返り咲いてくれてもそれはそれで面白そうなので良かったのですが、結構以外な展開と言えますかね。
まあ求道型の死森の薔薇騎士が見れただけでも満足ですね。
恋人よ、枯れ落ちろ 死骸を晒せ
人間としての意地
続いて宗次郎。最強の剣士です。しかしながら少々性格に難ありですかね。まあそんな彼も紫織の前では形無しですが。
戦闘シーン等は大変かっこよく輝いてはいるのですが、紫織と同じく少々鼻につく言動が目立ち、どうしても好きになれないキャラの一人と言えるでしょう。
屑兄さんとの戦闘は良かったです
次は夜行さん。変態です。水銀とかなり見た目も中身も似てたりしますが、全くの別人です。龍水ちゃんを妻とする、大分危ないロリコン野郎です。
しかし単純な能力であれば東征軍最強の力を有しており、大事な場面で活躍してくれます。
彼が過去の座達と触れあいながら波旬の元へと潜っていくところは本編では一番の見所と言えるでしょう。まあ三柱VS波旬のシーンは憤死しそうなのでもう見たくはないのですけれどもね。
どう見ても最強臭
総スカン
次は龍明。中身は大隊長の一人でもあるエレオノーレです。Dies時代からは性格も大変丸くなっており、全然違ったキャラとなっております。それでも黄金の忠は揺るがず、愚直に愛し続けているお人です。そのせいで未だに処女だったり。
追加シナリオの過半数が彼女に関するシナリオで、一気に株が上がりました。素晴らしい母親像の一つと言えるでしょう。
やはり水銀は嫌われる運命のようです
このシーン最高ですね
髪の色が黒に染まるシーンはカッコいいですね
感動の再会
最後は丁禮と爾子。それぞれシュライバーの男性面と女性面の魂が宿っています。犬っころ扱いされてます。
龍明と同じく物語の中盤で退場を余儀なくされてしまうのですが、その時の相手がベイではなくルサルカという点がとてもよかったですね。まあベイには司狼がおりますし、マリィルートの後の話であれば、ルサルカとの因縁の方が根強いのでしょう。
個人的にはもう少しあの覚醒モードで活躍をして欲しくはありましたかね。
シュライバーの本来の渇望ですね
特典でしか見ることの出来なかった人間verの爾子ですね。可愛い
続いて夜都賀波岐もといDiesキャラの紹介を…とも思ったのですが、SS張りつつ軽く感想を述べる程度に留めようかなと。
やはり練炭が主人公
練炭に首切られたままなのでマキナは首から上がありません
DiesCS版のラストで司狼の銃弾が獣殿や水銀に効いた伏線がここですね
町娘ルサルカの可愛さ
マリィルート後と考えれば二人は因縁がありますね
この一枚絵は涙が出そうでした
またもや先輩の一人勝ち
③CG・演出 ≪90点≫
CGは安定のGユウスケですね。和風チックな絵が作風に大変マッチしております。というか彼以外ではこの味を出すのは難しいんじゃないかなと。
演出は過去作からクオリティが更に上がっており、戦闘シーンなどは終始熱くなりっぱなしですね。どのBGMも良く、更に今作の魅力を引き立てています。
夜都賀波岐勢の音声加工も化外らしさが良く表現できており、個人的には良かった点と言えるでしょうか。しかしながらキャラによっては元々小さめの声が加工によって更に聞き取りにくい、という状況に多々陥りました。
まあBGM下げたり何なりすれば良いのですが、それはそれで手間ですので。
④システム ≪75点≫
縦書きという人を選ぶUIではありますが、慣れるとさほど気にはなりませんかね。まあウィンドウ枠が右へ左へと行ったりきたりが多かったので、少々せわしない印象を抱きましたが。
スキップ等は高速を選ぶとかなり早いので、その点は快適にプレイできるかなと。スキップが早いので夜都賀波岐のイベントが一瞬で終わってしまい、一抹の寂しさを感じたりするのですが、まあそれとこれとは別ですので。
謎文字・謎音声の解禁が初回からできるのは大変嬉しいですね。18禁版だとコンプ後しか解禁されなかったので。まあ解読しながらプレイした私としては、それはそれで面白くはあったのですが。
微妙に気になった点としては、セーブやロード、スキップをするのにわざわざメニューを開かないとできない点でしょうか。ショートカットキーが用意されておりますので、そちらを利用すれば問題はないのですが、若干煩わしかったので。
まあ縦読みUIの関係上、そういったボタン系を置くところがなかったのが原因かと思われます。
■まとめ
diesのCS版もそうですが、毎回追加要素が素晴らしいですね。まあ18禁版の時点で放り込んでおけよとは思わなくも無いですが、やはり好きな作品がこうして加筆されて再リリースされるというのは嬉しいものですね。
Dies勢が救われた点は多少ご都合主義であるものの、綺麗な形で終わっているのでこれはこれで私としてはとても好きな終わり方ですね。まあ多少Diesを推し過ぎている感は否めないですが、そもそもFDのようなものですので当然と言えば当然でしょう。
Diesが好きな方や神咒プレイ済みの方にも是非プレイしていただきたい作品ですね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.04 | Category ⇒ ゲーム | Comments (0) | Trackbacks (0)
『釈迦堂さんの純愛ロード』をプレイしてみた
タイトル:釈迦堂さんの純愛ロード
ブランド:みなとそふと
みなとそふとのエイプリルフールネタがやってくれました。まじこいに登場する釈迦堂さんをネタにしたゲームですね。さくっとプレイしてみましたので、適当に感想でも書いてみようと思います。
■感想
とても短いですね、10分から15分程でクリアできるミニシナリオですので、さくっとプレイできます。
花屋で出会ったさくらちゃんといちゃいちゃするだけの簡単なお話です。一応山場と呼べるようなものがほんの少しございますが、そこは釈迦堂さんなのですぐに解決させてしまいますね。
また、今作品は全年齢なので残念ながらえっちシーンはありません。
登場人物も数人しか出ていないのですが、それでもまじこいの面白さが全く薄れていないのはさすがだなぁと思いました。
この為だけに新キャラクタやゲームまでをも製作したという、みなとそふとのエイプリルフールにおける素晴らしい意気込みを感じさせますね。
パロネタはボリュームゆえに少なかったですが、どれも笑わせてもらいました。なぜかやたらと古臭いのが印象に残っておりますね。
元ネタは寅さんですね。
スーパードクターKは知ってる人多いかもしれないですね。
何よりもさくらちゃんが可愛いですね、母性溢れる良い子ちゃんです。パロネタが古臭いのは基本的に彼女のせいですね。
個人的にはどことなく燕先輩に似た印象を抱きました。燕先輩とも結構気が合いそうですね。まじこいAでの登場にも大いに期待したいところですね。
ネーミングセンスはダメダメだったりします。
釈迦堂さん相手にも物怖じしない子です。
このままだとさくらちゃんを紹介しただけでこの記事が終わってしまうので、他の登場キャラクタのことも画像を交えながら軽くコメントをしていこうかなと思います。
無職だけどやっぱり強い釈迦堂さんです。これでも全盛期と比べると多少なまっているようですね。
本編でもワン子相手には確かに調子を狂わされている場面が多かったですね。もしかしたら惹かれていたのかもしれません。とりあえずワン子可愛いです。
大村さんって結構強かったんですね。あまり印象に残っていませんでした。通常時はマスクをして強さを隠しているらしいですね。
安定のハゲ。
システム面も短い作品なのに大変しっかりとしておりますので、いつも通り安心してプレイに集中できますね。
まあUIがピンク色というのは若干見にくい印象を受けたのですが、このネタ作品に不満をぶつけるのはお門違いでしょう。
また、終了時イベントは数パターンあり、愛ちゃんが登場するものがあります。残念ながら声だけですがね。
辻堂さんのバージンロードが楽しみですね。
ちなみに、ED曲の「だって真剣恋だもん 釈迦堂ver」は必聴ですので、是非プレイしてみてください。CD化希望!
また、余談ですがこの作品をプレイしたおかげで釈迦堂から釈迦堂"さん"へと呼称が変化してしまいました。
■まとめ
プレイした直後に適当にゴリゴリと本能のままに書き殴ったので、大変記事が見にくいかとは思いますがご了承いただけたらと思います。
エイプリルフールネタの中だと群を抜いて素晴らしい出来だと思います。みなとそふとにはこれからも頑張って欲しくなる良いネタだと思いました。
ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.01 | Category ⇒ ゲーム | Comments (0) | Trackbacks (0)
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