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月あかりランチの感想
タイトル:月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.
ブランド:EX-ONE
先ほど月あかりランチを攻略しましたので、軽く感想でも垂れ流そうと思います。
ガチレビュー書こうかなーとも思ったのですが、そこまでのモチベは得られず…。まあ後がつかえてますからね。
■感想
プレイ時間は共通3時間、個別3~4時間程度でしょうか。15時間ほどあればコンプできるボリュームだと思います。
今作は共通シナリオが終了した後に各ヒロインシナリオを選択して進行するタイプですので、選択肢はほとんどありません。ゆえに攻略で迷う点は無いかと思われます。
続いてシナリオの感想について。
プレイしていただくとすぐ分かると思いますが、雰囲気がとても幻想的ですね。世界観や設定もしっかりと練られており、うまく描けていると思います。プロローグ終了時からのOPの入り方はとても好きです。
プロローグがとてもよかったので、個別にも結構期待はしたのですが、ここでボリューム不足が結構目立ってしまいました。
シナリオ自体は多少各ルート間に差があるもののどれも悪くないのですが、いかんせん描写不足で、展開がかなり駆け足であり、感情移入するまでに至れなかったのが大きな原因と言えるでしょう。
加えて各ヒロイン達と密接に関係している魔女勢の掘り下げも甘く、もう少ししっかりと順序立てて書いてくれていれば、もっと良くなった作品なだけに、とても勿体無いなぁと。
余計な描写が少ない分、中だるみも少ないという利点もありはするのですが、それにしても終盤の展開が急すぎた気はします。
ぱっと見酷評しているように見えますが、雰囲気や世界観、そしてシナリオそのものは十分に面白いと言える作品ですので、個人的には悪くは無かったです。
続いて各ヒロイン達の感想を。
・水際フユ
戦争ばかりおきている世界からきた寡黙でクールな女の子ですね。単純な身体能力なら多分劇中最強。
その生い立ちのせいか、冷たい言動や合理的な行動ばかりする子ですが、一旦デレが入ると強いです。
こういったタイプの子はデレた時の変化が激しいので、攻略そのものが楽しかったです。
個別シナリオの展開はいささか強引さがあったものの、彼女らしいシナリオだったと言えるでしょう。最初にやったせいか、かなり印象に残っています。また、彼女のルートを最初にやると、それ以降の内容がすんなりと頭に入ってくると思いますので、個人的にはオススメです。まあ少しでも謎は後に回したいという方は最後の方がいいでしょうが。
出会いは唐突に
パジャマ姿の可愛さ
このシーン好き
彼女特有の言い回し良いです
棒
・皇夏乃
機械が管理する世界からきた少々うるさい金髪ロリです。なんかやたら頭いいです。
こういうタイプのヒロインは苦手なので、大して好みでもないです。苗字が皇っていうのをこの記事書きながら知りました。
元の世界からのギャップでこの世界だと情報量が多すぎてそのうち眠りから覚めなくなるという謎理論全開のシナリオで、ちょっと首を傾げる部分も多かったかなと。フユやアブリルのような殺伐とした展開も無い為、それなりに退屈でしたかね。まあ彼女のルートはアズマさんのデレを楽しむものなので、その点で見れば十分良かったのですが。
ネーミングセンスは悪くない
日本語でおk
自身の立たされている状況に気付いていたのはかなり意外でした
・アブリル=ポワッソン
ファンタジー世界からきたお姫様らしいです。フランス語でアブリルは春って意味らしいですね。べんきょーになるね!
ポワッソンは偽名ですけど、あまり偽名設定に意味はありません。
彼女の世界に魔物をばらまいた張本人北山さんとの確執がメインのお話、だったのですが、気付いたら仲良くなっていました。
劇中もちょこっと二人のバトル展開がありはしたのですが、北山さんのイケメン披露会だったので。まあ北山さん本人ものほほんとしていますし、アブリル自身もそこまで根に持つタイプでもありませんので、必然こういう結果になったのかなと。まあ辺に厨ニ展開より作風を優先したのでしょう。
えろい
触手×主人公はよ
背景の桜がいい味出してます
・アキ
主人公と同じく記憶を失っている女の子です。彼女だけシナリオロックがかかっているので、ラスト固定です。
グランドルート的な位置付けですので、必然他ルートよりも力の入れようが異なります。
主人公との関係が気になる彼女でしたが、概ね予想通りでしたね。多少ビター寄りな終わり方ではありますが、変なご都合主義の強引な大団円などではなかったので、個人的には満足です。
ただまあせっかくのグランドルートなのに、後半の展開が駆け足過ぎたのもなんだかなーといった感じです。もう少しゆっくりと彼女の心情や過去、世界の謎などを描き、プレイヤーに感情移入を促すような書き方であれば、文句は無かったのですが。
しちゃいます
( ´∀`)bグッ!
この一枚絵すごくいい
卒業からの結婚式って展開はとても良かったですね
ヒロインルートの感想は以上です。
続いて魔女勢の感想を。
まずは西野さん。
自称最古の魔女であり人形使いです。ロリロリしてます。やたらエロくて滅茶苦茶な行動をするお人です。
フユと密接にリンクしており、戦争世界の原因を作った人らしいですが、そんなに悪そうに見えないですね。
フユルート終盤ではまさかの全殺しというぶっ飛んだ行動に出ますが、彼女にしかできない行動と言えます。性格とのギャップだったり彼女自身の覚悟や心情だったりが上手く描かれていたのではないかなと。
こういう気さくなところが好きです
この表情良い
続いてアズマさん。
寡黙でツンツンしてる何考えてるかよくわかんない人です。でも結構世話好き。彼女のデレはとても貴重です。
夏乃の機械世界を作った張本人です。西野さんとの関係も意外で、いい百合が見れました。まああそこのシーンはあっさり流しすぎな感じもしましたが。
夏乃や主人公をしっかりと気にかけてくれていたり、何かと裏で暗躍してくれていたりと、あまり魔女らしいとは言えない行動が目立ちますが、同時にそういうところが彼女の魅力たる所以でしょう。
見た目や性格も私好みですので、全ヒロインの中で一番好みかなぁと。踏まれたり睨まれたりしたいです。
もっと罵ってください!
かっこいい
デレもそうだが服がえろい
最後はミナミさん。
おっぱい大きいおしとやかな副担任さんです。あと理事長もやってます。えろいことには耐性が無いようです。
主人公とアキの世界の未来人で、この学園を作った張本人という、かなりキーパーソンしてる人ですが、肩書きほど目立ちはしないです。というかぶっちゃけ理事長モードの時の彼女は見た目が全然好みではないです。
あと、彼女以外の魔女は各ヒロイン達の世界との関連性が比較的大きいのですが、彼女だけは未来人という立ち位置だけですので、繋がりがちょっと弱いかなぁと思いました。まあ滅びの原因を作っているらしいですけれども、例のごとく大半スルーされてしまったので。
オトすのは楽そうなミナミさん
うーん、理事長モードはやはりイマイチ
とりあえず以上ですかね。再三記載してはいますが、過去や生い立ち、心情の変化やシナリオの展開等、ところどころで掘り下げが甘く、描写不足のせいでシナリオだけではなく、各ヒロインの魅力も下げているのはとても残念と言えるでしょう。
システム面は特にストレスを感じる部分はありませんでした。設定もそれなりに細かいですし、動作や演出が重いということもありませんでした。ただ、タイトルバーのframe表示は消したかったですね。アレ結構目立つので。
えっちシーンに関しては、各ヒロイン5枠ずつ、魔女勢2枠ずつと、シナリオ重視のエロゲにしては十分な枠数を誇っています。加えてどのシーンもそれなりに力が入っており、実用性は結構高めです。まあ抜き重視の絵柄ではないので、私は使えませんでしたが。
あとコスプレえっちをしっかりと描いてくれたのも良かったです。卑語表現が無かったのは少々物足りないですが、まあそこは仕方が無いのかなと。
■まとめ
なんかやたらと掘り下げに関しての酷評が目立ちますが、作品の完成度そのものは非常に高く、十二分に良作と呼べる部類でしょう
メインヒロイン勢が多少魔女勢に喰われている感がありますが、双方とも違った魅力を有していますので、個人的にはそこまで気にならなかったです。
とりあえずFDがかなり欲しい作品ですね。過去だったりアフターだったりIFだったり、世界観をグッと拡張してくれるそんなFDだったらとても満足するのですが。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
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