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探し屋トーコをやってみた
タイトル:探し屋トーコ
ブランド:COF*Works
初のフリゲ感想記事です。新作までの暇潰しです。感想というか紹介に近いかもしれません。
面白いと評判の作品で、良い機会だったので思い切ってプレイしてみました。
■感想
プレイ時間は全6話構成+エピローグ4話分、1話辺り1時間~2時間ほどで終わりますので、10時間ほどで攻略可能でしょうか。フリゲADVの中ではかなりボリュームがある方らしいです。
あらすじは探偵に憧れている高校生の慎吾が、間宮探偵事務所へと見学に行くところからお話が始まります。
ぐーたらで自分勝手な探偵であるトーコに振り回されつつも探偵助手として依頼をこなして彼女をサポートする、といったお話です。
今作には主人公的役割のキャラが3人います。探偵であるトーコ、探偵助手である慎吾、そしてお手伝いとして事務所に居候することとなったレッテ、以上の3人です。チャート画面で彼女達の視点を切り替えながらシナリオを進めていく形式です。
また、視点によってUIが変化します。慎吾はメッセージボックス形式のADV、レッテはノベル形式と文章を読むだけですが、トーコには簡単な捜査パートが用意されており、移動先や調べたい場所、使いたい道具等を駆使して依頼を解決に導きます。
慎吾視点の場合だと慣れ親しんだADV形式です。
レッテ視点はノベル形式です。フリゲの場合だとこちらの形式の方が多いですかね。
あらすじやシステムの説明に関してはこの辺りにして、次はシナリオの感想を。
絶賛されているだけありましたね。どのシナリオも読み応えがあり、とても面白かったです。
簡単な遺失物の捜索からトーコ達を取巻く人物全てを巻き込んだ大きな事件まで、その依頼内容には幅がありますが、解決に至るまでの過程や依頼人の背景、事件の真相等がとても綿密に練られており、後半は毎回涙腺が緩みました。
毎回それなりに推理をしながらお話を読み進めていましたが、まさかと呼べるような展開ばかりでしたので、先の展開が読めて萎える、なんてことにはならないと思います。仮に展開を予想できたとしてもその背景やドラマ性まで読み解くことは困難なので、毎回驚きを隠せませんでした。
救われない展開や取り返しのつかない鬱展開等も多々見受けられましたが、最終的には結構綺麗な形で纏まりましたので、そういったシナリオが苦手な方にも問題なくオススメすることができますね。というかやってほしいです。ラストの一文がとても素晴らしいです。
グラフィックに関してはかなりクセが強く人を選ぶ可能性が高いですが、そのうちすぐに慣れると思いますので、絵で敬遠してる方はとても勿体無いと思います。
システム面そのものに関してはNScripterでの開発ですので、特にストレスを感じることはありませんでした。
■まとめ
今までプレイしたフリゲADVはキナナキノ森、悪の教科書、そして探し屋トーコとこれで3本になりましたが、フリゲってやっぱり舐めてたらダメだなと思いました。システム面では多少劣るかもしれませんが、シナリオ面は商業に匹敵するレベルのものもあり、正直フリゲだけで数ヶ月は時間つぶせるんじゃないかと思ってたりします。
まだいくつかツイッターの方でオススメされているフリゲがありますので、暇を見つけてプレイしていければ良いなと思います。必然新作発売までの合間や暇な時に限られてはくるのですけれども。
今回はイノセントバレットが届くまでの暇つぶしとしてプレイ致しましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。新作そっちのけでフリゲ漁りってのも悪くないかなと思いますが、まあさすがにそれは新作優先しますかね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
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