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『ナマイキデレーション』レビュー
タイトル:ナマイキデレーション
ブランド:まどそふと
評価:69点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
新規ブランドであるまどそふとの記念すべき第一作目ですね。
昨日攻略完了致しましたので、レビューを書いていこうと思います。
■前置き
萌えゲーとしては優秀だが、ナマイキとは若干違う
タイトルの名が示すとおり、最初はナマイキなヒロインが徐々にデレていくといったナマデレを体感できる今作ではあるのですが、イマイチそのナマイキさ、といったものが伝わってこなかったですね。
唯一みさきちゃんだけは若干ながらナマイキさを感じることが出来はしたのですが、それもどちらかというとツンデレ寄りの言動ですし、その他のヒロインからは全くと言っていいほどナマイキからはかけ離れていました。
しかしながら、キャラゲーや萌えゲーとして今作を見るのであれば十二分に通用する出来ですし、シナリオもそれを邪魔することなく良い感じに描かれておりストレス無くプレイすることができました。
若干ながらボリューム不足感は否めませんが、その分えっちシーンや一枚絵が多めですのでその点は問題ないかと。まあ一枚絵は大半えっちCGになってしまっているのは多少残念ではありますが。
①シナリオ・テキスト ≪60点≫
主人公が文化祭の実行委員に任命されてしまい、メンバー集めをするところからお話は始まります。ヒロイン4人が実行委員に入りますよってやつですね。選択肢も大半が中外選択肢ですので、まず攻略で迷うことはないかと思います。
シナリオゲーではありませんのでやはり並レベルではあるものの、キャラゲーの良さを上手く引き出せていて悪くはなかったです。みさきちゃんだけは構成も良くて意外と読ませる内容だったので、中々に嬉しかったです。恐らく実妹設定そのものが面白いシナリオを比較的作りやすいからだとは思いますけれどもね。
共通と個別のバランスもさほど偏っているわけでもなく、双方とも笑わせてくれるテキストばかりでプレイしている間は大いに楽しめました。ボリューム不足がちではありますが、何も考えずにサクッと読めますので、キャラゲーとしては十分かなと。
日常でのギャグシーンやパロネタ・メタネタ等、しつこくない程度の文章量でしたので特に気にはなりませんでした。地味にモブキャラが個性豊かなセリフ回しをしたりもするので、結構笑いどころは多かったですね。
②キャラクタ・声優 ≪73点≫
順位:みさきちゃん>(真ちゃん)>(先生)>(部長)>渚>汐里>メイ>(会長)
・西村汐里 CV:小倉結衣 ≪65点≫
主人公の幼馴染で、最初から好感度MAXな子ですね。乳は恐らく全ヒロインの中で一番大きいかなぁ。
若干ふとましい見た目かもしれませんが、実は文武両道で水泳が得意だったりします。基本的に欠点が無かったりしますが、主人公のことになるとかなり暴走し出して周りが見えなくなる少々困った女の子です。
彼女はナマデレというよりも終始ただのデレデレだったので、一番正妻っぽい雰囲気を出しているにも関わらず最もコンセプトから遠いヒロインだったのが少々残念かなぁと。
基本的にこういったヒロインは他ルートに入っても色々とチャチャを入れてくるので多少ウザかったりするものなのですが、彼女の場合はそれがどちらかというとギャグへと発展してしまうので言動ほど煩わしさは感じなかったですかね。
個別に関しては彼女のしっかりとした一面を見れたのは嬉しかったのですが、イマイチ幼馴染っぽさがあまり伝わってこなかったです。もう少し過去の出来事や思い出などを回想で振り返る等して詳しく描いてくれていたのであれば評価は多少上がったかもしれません。
長い
呼んでない
サムゲ荘
直球
お化けは苦手なようです
大人びると可愛い
・夏島みさき CV:みる ≪95点≫
安定のみるです。加えて実妹+敬語+兄さんという妹三種の神器を備えている完璧な妹だったりします。
この3点セットがあるだけで点数は跳ね上がりますので、必然的にこの順位に。
彼女が最もナマイキさを上手く表現できていたかとは思います。それでもやはりツンデレ要素の方が強くはありますけれども。
主人公を好いているが故にきつく当たってしまうという所謂愛情の裏返しというものは見ていてニヤニヤできますね。
シナリオに関しても彼女のルートが最も面白かったですね。実妹だと思っていたら義妹でした。そしてやっぱり実妹だったという展開は結構驚かされました。義妹なのかーとテンションが若干落ちていたところ、救いの手を差し伸べられて大いに嬉しかったですね。
母親の手紙や台本の伏線等、張り方は結構悪くなかったんじゃないでしょうか。舞台ラストのアドリブも王道ではありますが、良い感じの展開ではありましたので。
残念なところはなぜか彼女だけ成長した姿が見れなかったところでしょうか。みさきちゃんを一番楽しみにしていなのに……。
ぞんびーくんキーホルダー
にゃんっ
残り湯飲みたい
デレると強い
このシーンは良かった
こんなん言われたら惚れてまう
・新開渚 CV:鈴谷まや ≪75点≫
空手の道場を開いており、身体能力がかなり高い少々暴力的な女の子です。
実は漫画家になりたいという夢を抱いていたりと、とても可愛らしい一面もあったり。
勘違いや少々頭にくることがあるとすぐ手が出てしまう性格でナマイキっぽさを出したかったのでしょうが、どちらかというとツンツンですかねぇ。
ただ立ち絵通りの性格ですので、キャラとしては比較的完成度が高いのではないかと思います。デレはじめてからも若干ツンを残しつつのデレだったので、中々可愛らしかったです。
空手家と漫画家という全く真逆の選択肢というのも良い感じにギャップを出せておりましたし、シナリオもしっかりと見どころを押さえていましたので悪くはなかったですね。
可愛すぎた
こういうところが良いですね
きゅんきゅん
ここ笑いました
悪くないシーンです
成長すると一番えろい
・メイア・クロイゼルング・白鳳 CV:金田まひる ≪60点≫
愛称はメイです。その天才さ故に国から身を守られているロリロリの女の子です。その反面レトロゲーが好きだったりと庶民っぽさも合わさっていたり。
唯一主人公以外でスパティーを好むみたいですね。どんな味なのか一回飲んでみたいです。後唯一アナルがあります。
比較的おっぱいキャラが目立つ中、数少ない貧乳枠での参戦ですね。どうやら飛び級で学園に入学してきたみたいですが、実際の年齢が気になります。少なくとも18歳以上なのでなんら問題はありません。
作中でも色々とおっちょこちょいですがその天才っぷりで数多くの発明品を披露してくれます。ネタに富んだものばかりで、いい感じに笑わせて貰いました。彼女もナマイキさはある程度出ていたかなと思います。
シナリオに関しては天才さ故の孤独感などのお話がメインで、そのテーマ自体は悪くなかったのですが、文化祭の鬼ごっこ内でそれを完結させてしまったのは少々勿体ないかなぁと。
みさきちゃんのようなシリアス中心の舞台劇等であれば問題はなかったのかもしれませんが、あの鬼ごっこ自体が大半ネタ中心でしたので、そこでシリアスシーンをぶち込まれてもなんだかなーと言った感じです。
もう少しシリアスを入れる場面を真面目なシーンへと変更していれば評価は多少上がったかもしれませんね。まあそれだとキャラゲーにシリアスを入れることになってしまうので、バランス取りが難しくなってくるのですけれども。
ま"っ
ぱんつ
ぱんつその2
告白されるのって良いです
良いシーンなんですけれどもねー
この時のメイとえっちしたい
続いてサブヒロインの紹介を。約1名を除いて皆攻略したいキャラばかりで、FDに期待をしてしまいます。
まずは真ちゃんから。
来ましたね、安定の男の娘です。まどそふとよ、よくやってくれた。
やはり見た目女の子なのに実は……というキャラクタは最高ですね。性格も明るく活発で反応も可愛らしいので、良い男の娘キャラだと思います。
どうやら人気投票で上位を獲得したおかげか、真ちゃんの追加エッチシーンシナリオが配信されるみたいですね。
恐らくパッチ形式のような形を取るのだと思いますが、かなり待ち遠しいです。
可愛いいいいいいいいいいいい
見せてください!
続いて先生。
BLゲーや乙女ゲーをこよなく愛する、大分クズ入ってる担任の先生です。しかし見た目がとても可愛らしい。
こういった見た目美人、中身クズなキャラは比較的評価が上がりやすいです。必然的にギャップも生まれますからね。
婚期を逃しているという説明文から年齢は恐らく20代後半辺りでしょうが、全然許容範囲内ですね。先生と一緒にエロゲーしたいです。
腐ってやがる
続いて部長。
みさきちゃんルートで結構場面が多いですね。ちなみに本名は不明です。
見た目と中身が完全に一致している、かなりパーフェクトっぽいお人ですね。どう考えても欠点が見当たらそうにないです。
故に彼女に関しては現状ナマイキさが皆無ですので、FDで攻略可能になったとしてもどうやってその要素を表に出してくるかがかなり気になっています。
まあ別に全くナマイキじゃなくても全然問題無いくらいには可愛いのですけれども。
さすがです部長
最後に会長。
生徒会長やってますけど、まあ眼鏡なのでどうでもいいっちゃーどうでもいいです。
まあ性格は比較的良い方だと思うので、眼鏡を外してくれるのであれば無くもないです。その点は劇中でもネタにされていますけれどもね。
よく分かってるじゃないか
③CG・演出 ≪75点≫
萌えゲーに合っている絵と塗りで、どのヒロイン達もとても可愛らしく描けていると思います。
SD絵も数は少ないものの作風とマッチしておりました。
若干ながら乳の形状やバランス、各一枚絵の表情の描き方等、違和感があった部分もありますが、それを差し引いても十二分に素晴らしい出来ですね。
第二のクロシェットとしてどんどんと技術を磨いていって欲しいと思います。
演出面に関してですが、表情が台詞に合わせてコロコロと変わるのは見ていて楽しかったです。
文章を跳ばしても特に乱れることなくスムーズに進められたのはとても良かったですね。後はコレに目パチや口パクが増えれば言うことはないでしょう。
④システム ≪65点≫
設定面は機能がとても豊富で、十分かなぁと。システムボイスやえっちシーンでのUI変更等、大体の機能は搭載してあります。
気になった点としては、まあ恒例なのですがスキップがかなり遅いですね。前の選択肢へジャンプはあるのに、次の選択肢へジャンプが無いので結構手間だったりします。
一枚絵の部分ではさほど気にならない速度にはなりますが、立ち絵シーンでかなりまったりな速度に落ちてしまいます。選択肢自体は少ないですが、間隔は比較的空いているので。
恐らく表情がコロコロと切り替わる為、それの影響が出ているのだとは思います。
⑤えっちシーン ≪75点≫
シーン回想枠数
汐里 6枠
みさきちゃん 7枠
渚 6枠
メイ 6枠
以上となります。抜きゲーほどでは無いですが、萌えゲーとして見れば十二分な数が揃っており、シチュエーションが大変豊富な上尺も十分にありますので実用性は高いかと思います。
またメイだけではありますが、アナルもあったので満足ですね。というかえっち二回目でよくアナル貫通させたなと思いました。
コスプレエッチもいくつか見受けられたのですが、大体は私服か制服の二択でしたね。何故かみさきちゃんの猫耳メイドえっちがなかったのは残念でした。一枚絵があるだけにとても勿体ないですね。げっちゅの特典ドラマCDに猫耳メイドを元にしたシチュがありますので、それで飢えを凌ぎましょう。
気になった点というかとても惜しい点なのですが、卑語が比較的多めなのにも関わらず、ピー音消しがかなり長くて台詞によってはかなり聞き取りにくいです。
かぐや消しなり消音消しなりしてくれていれば問題がなかっただけに、かなり残念でした。おピーちんはきつい。
■まとめ
ブランド処女作と考えたならば及第点なのではないでしょうか。タイトル負けしていたりいくつか粗は見受けられるものの、私個人としては十分楽しめた作品ですからね。
ヒロインの順位を見ていただければ分かる通り、今作は非常にサブヒロインに魅力的な子が多く、早く攻略したい気持ちでいっぱいです。
真ちゃんに関しては前述の通り近いうちに追加なりなんなりあるでしょうが、その他のキャラに関してはFDを心待ちにするのみですね。
まあ見た目通りのキャラゲーという評価で間違ってはいないので、絵やヒロインに魅力を感じた方には是非プレイしていただきたい作品と言えるでしょう。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.31 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『ルートダブル -Before Crime * After Days-』レビュー
タイトル:ルートダブル -Before Crime * After Days- (現在はPS3版のリンクです)
ブランド:イエティ
評価:73点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
コンシューマからPCへと移植された、SF作品ですね。発売日には今作を購入してはいたのですが、色々と踏ん切りがつかずに今までずっと積みっぱなしでした。良い感じで新作までに時間が空いたので、思い切ってプレイしてみました。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
間違いなく名作だが、無駄な冗長さが目立つ
今作のプレイ時間は非常に長く、30時間以上は間違いなくかかるかなと思います。シナリオの展開や構成、散りばめられた伏線の回収方法等、見事と呼べる部分は多々あり、大変面白くはあったのですが、いかんせん中だるみが激しく、もう少しテンポ良く纏められたのではないかな、といった感じです。
また、センシズシステム及びRAMシステムについてですが、今作のコンセプトである為絶対に外せないシステムではあるものの、正直プレイしていて面倒くさいといった印象しか出てこなかったですね。センシズの頻度やRAMの冗長さをもう少し緩和できていれば文句はなかったのですが、なまじシナリオが自体が長い上、このシステムでも時間が取られてしまい、後半は特に面倒臭かったです。
①シナリオ・テキスト ≪80点≫
ラボにて原因不明の爆発が起こり、9名が閉じ込められてしまいます。謎の現象や殺人事件等が多々怒ってしまう中、9名全員がラボから脱出できるよう模索するお話です。
今作は大きく分けて4つのシナリオに分かれております。選択肢といったものは存在せず、全てセンシズシステムという特殊な方法を用いてシナリオが分岐していきます。以下に各シナリオの感想を記載したいと思います。
・ルートAfter
主人公はラボの爆発事件の為派遣されたレスキュー隊「シリウス」の隊長である渡瀬です。彼がラボにて「怪物」を目撃してしまい、それによって記憶喪失をしてしまうところからお話が始まります。物語の序章的なお話で、多数の謎を残したままエンディングを迎える形となります。
正直中だるみがまだ少ない分、最も面白かったシナリオと言えるかもしれません。何よりも主人公である隊長がとてもかっこよく描かれており、大変好感を持てたというのが面白かった一つの要因かと思います。
要救助者を助ける為に記憶喪失の身であるにも拘らず身を挺して皆を守る姿、周りが疑心暗鬼に囚われて暴走してしまってもそれをどうにかしようと模索する姿がとてもかっこよく描かれておりました。
先の分からない緊迫感や事故による汚染の恐怖等、そういったサスペンス的な要素が最も如実に現れていたシナリオだと思います。
・ルートBefore
主人公は鹿鳴学園の高校生である夏彦です。ラボの爆発事件が起こる6日間の出来事を描いた物語で、平和な日常から徐々に展開が加速していくシナリオです。
面白くはあったのですが、Aルートとの落差を考えると盛り上がらない部分が目立ち、個人的には今ひとつでした。特に夏彦の鼻につく言動がかなりイライラを誘発し、隊長と比較するとどうしても好きになれない主人公だったのも残念でした。
過去と現在を行ったりきたりさせる構成もイマイチですかね。個人的には地続きで見せてくれた方が良かったと言えるでしょうか。
またBADENDがAルートとは少々趣が違う為、描く必要自体が無かったんじゃないかなと思いました、まあループ物に見せかけるミスリードとしては必要あるBADだったのかなと。
・ルートCurrent
Aルートの隊長視点を夏彦の視点で再度描いたシナリオで、今までの復習とルートDへの橋渡しのようなお話です。故に最も短いシナリオですね。まああの幻聴が夏彦というのは早い段階で気づいていましたし、Aルートを再度見せられてもなんだかなーといった感じですね。
そもそもルートCとして分ける必要があまりないんですよね。BないしはDに統合する形でも良かったのかなと思います。まあそれだとシナリオの構成が崩れてしまいますので、難しいのだとは思いますけれども。
・ルートDouble
ルートA終了直後からのお話で、夏彦が隊長達と協力し皆の暴走のきっかけを取り除き、正気に戻していくお話です。今作のグランドルート的な展開で、最終シナリオとなります。
登場人物全員の過去や伏線が明らかとなり、9名全員でラボから脱出する展開としてはとても面白く、かなり読ませる内容ではあったものの、RAMシステムが余計にシナリオの中だるみを加速させてしまったのが残念でしょうか。
伏線を回収する為に過去の出来事を見る必要はあるのですが、もう少しテンポを上げることは可能だったと思います。特に二回目のRAMなんて全く必要なかったんじゃないかと。1回目に纏めるなりなんなりでよかったと思うんですけれども。
また、悪意に染まった隊長のこともあるのでしょうけれども、学生達がこの状況になっても一歩引いて接しているのが納得いかなかったです。元々勝手に巻き込まれてそれで文句言ってるんですからね。シリウス達は皆を助けようと身を挺する覚悟で接しているのですから、もう少し身を寄せ合ってくれても良かったです。イマイチ協力している感が伝わってこなかった、と言えるでしょう。
以上となります。まあ今作のピークはルートA止まりでしょうかね。ルートB以降は夏彦中心となってしまったのが大きな不満点として残ってしまったのでしょう。
不満たらたら書いてはいますが、シナリオそのものに関してはかなり面白くやめ時が分からない程度には今作にのめり込みました。もう少し中だるみを減らし、夏彦達学生側を魅力溢れるキャラとして描いていれば、もうプラス10点はあったかもしれませんね。
つまり夏彦のせいです、はい。
②キャラクタ・声優 ≪73点≫
順位:先生>風見>悠里>洵>サリュ>ましろ
・橘風見 CV:佐藤利奈 ≪83点≫
シリウスの副隊長で、頭が良く冷静なので大変頼りになるお人です。恋愛話は苦手のようです。
過去隊長と付き合っていたみたいで、案外デレた時は可愛かったり。彼女に消火器を持たせるのは危険なのでやめておきましょう。
女性とは思えない行動力と体力でルートAの中盤辺りまでは最もよさげなヒロインでしたね。実際隊長には最も似合っているとは思います。まあ暴走時は結構唐突ではあるもののその理由が他とは少々違うところも力入ってるキャラなんだなぁと思いました。凪沙と最も近い位置にいた彼女ですので、当然と言えば当然でしょう。
かっこいい
ハグハグ
このBAD割と好きです
あわててる彼女ってのも良いですね
・守部洵 CV:友永朱音 ≪75点≫
我らがゆかりに似た声の人です。ニラ色ですが、大分マシな部類のニラですね。
風見を姉のように慕っており、新米ながらもその行動力でかなり好感が持てるキャラです。しかしながら暴走時は最もキチってるので、ある意味一番目立ったヒロインなのかもしれません。
序盤こそ隊長に良い印象を抱いていないせいで、少々鼻につくキャラではありましたが、徐々に皆と打ち解けていくと中々に可愛らしい一面を見せてくれます。ルートAのムードメーカー的な役割を持っている子ですね。
そして一旦暴走するとカッター振り回してヒャッハーする人に変貌します。この時点の彼女は御免こうむりたいですが、悪意というその凶悪さをうまく表現してくれたと考えればある意味良かったのかもしれませんね。
これが伏線になるとは…
新米ながらもやる時はやります
どうもえっちです
兄さんでお願いします
・椿山恵那 CV:豊口めぐみ ≪90点≫
高校の教師をやってる人です。眼鏡ですが、大体の場面で眼鏡を外しているので無問題です。
その実保安六課の刑事さんで、丁度ラボを強制捜査しようとしたところで事件に巻き込まれてしまう可哀想な人です。
ルートAのヒロインの中では唯一暴走しなかったところが大いに好感度が上がった要因と言えるでしょう。一時的に隊長を疑ってしまうことがあったものの、基本的には信頼しており、隊長を助ける為にうまく立ち回ってくれます。
ヒロインとしては風見が最も合っているかもしれませんが、個人的には彼女と引っ付いて欲しくはありましたね。
出会いはインパクト強いです
さすが先生です
おっぱい
唯一の心の拠り所
かわいすぎた
・琴乃悠里 CV:名塚佳織 ≪80点≫
謎多き要救助者の一人で、夏彦達の古くからの友人です。常に寡黙で周りに怯えている為、自分を上手く出せない内気な子ですね。
その実、過去の火災事故で死亡として処理されていましたが、ずっとラボの地下深くに幽閉され、実験に協力していた女の子です。
こういった内気な子というのは大して好みでもないのですが、見た目や彼女の過去を考えるとそれなりに評価は上がりますね。常に夏彦を信じ、助言を与えてくれるその姿は中々に頼りになります。まあ夏彦なんかよりも隊長と一緒に行動してる時の方が好きと言えば好きですかね。
むしろ役得
このシーン、BADも好きです
可愛い
なんかやたらえろい
・鳥羽ましろ CV:今井麻美 ≪55点≫
んあーさんに似た声の人です。正直声が合っていないと思います。夏彦の幼馴染の子です。
悠里の幻影を見ていた夏彦をずっと昔から支えていた健気な子でもあります。後結構オタ入ってます。
彼女の過去を考えるととても献身的で大変素晴らしいのかもしれませんが、総じて大して好みでもないです。
夏彦達がラボの爆発事件に巻き込まれる原因が彼女のわがままのせいだったりするので、その点がかなり響いているのかなと。
ヒロインとしてなら最も完璧に近いのかもしれませんが、個人的な好みからは結構かけ離れていますね。
料理は得意です。
さーいえっさー
・三ノ宮ルイーズ優衣 CV:真堂圭 ≪57点≫
外国人と日本人のハーフで、基本的には無口です。身体能力は高く、隊長に次ぐ強さを有している子ですね。
その実コミュニケーターAの娘であり、悠里やNと共に過去ラボの地下にて実験につき合わされていたという中々に壮絶な過去を持っていたりします。
見た目や性格は比較的好みの部類ではあるものの、終始隊長に心を開かず敵視していたのはちょっと納得がいかないですかね。
確かに悪意に染まってましろを撃ったのは隊長なのかもしれませんが、もう少し歩み寄ってくれても良かったのではないかなと。
彼女が必要以上に隊長を敵視しているせいで、9名全員が一丸となって協力している、といった感じが出ませんでした。
どうせなら彼女と隊長との会話や交流をもっと増やすことによってわだかまりが解けてもっと面白さが増したと思うのですけれども。せめてエピローグで少しでもその点に触れていてくれれば、とも思ったのですが残念ながらありませんでした。
中々かっこいい
ここは可愛い
三ノ宮スープレックスで
悪くない告白
続いてサブキャラや男性キャラの紹介を。
まずは我らがシリウスの隊長である渡瀬から。
ルートAの主人公であり、最も身を挺して皆を救う為に尽力してくれたヒーローのようなお人です。記憶を失っても取り戻してからも皆を助けるという志は変わっておらず、レスキュー隊の鏡のような人ですね。
髪の毛に一房白髪があるのですが、かなりシュールでイマイチ意味が分かりませんね。
最も彼が活躍しているにも関わらず、学生達からは大して好感を得られない、というのも仕方ないのかもしれませんが、可哀想と言えるでしょう。
ラストシーンの対峙は結構好きです
最高のタイミングでのプロポーズ
続いて夏彦。
ルートBの主人公であり、適正度Sのコミュニケーターです。ルートDでは彼の能力を用いて皆の過去を垣間見るお話が中心となります。隊長とは違い、これっぽっちも好きになれない主人公と言えるでしょうか。
確かに彼がいなければ全ての謎は分からずじまいで全員脱出も不可能なのは分かってはいるのですが、その常に人を見下すような言動や態度がかなり気に食わないですね。隊長をアゴで使うその姿勢が気に食わないです。
隊長のような熱血漢として描いてくれていれば、ここまで苦手意識を持たずにすんだかなぁといったところです。
これがぶっつけ本番でできる辺り身体能力は割と高め
続いておっさんこと宇喜多。
見た目は50歳くらいなんですけれども、実は35歳らしいですね。びっくりしました。
ルートAこそ真っ先に周りを疑い、暴走し始めた彼だったので、悪い意味で目立ったものですが、ルートB以降はどちらかというと脇役に徹する形となってしまいました。ですので彼に対してはさほど良い印象は抱いてないです。
続いて被検体Nもとい凪沙。
過去の爆破事故の際、死亡として処理され、実際はラボの地下で半ば強制的に実験に参加させられ、その結果身も心も廃人と化してしまった風見の妹です。今作一番の被害者であり、同時に加害者とも言えるでしょう。
半径約6m以内に近づいた人間の脳を対象に自分のコピーを植え付け、記憶を改変させて悪意を増幅させてしまうというえげつない能力を持っています。彼女の想いの強さが如実に現れている能力と呼べるでしょう。
彼女が登場する段階では既に死亡してしまっているのですが、彼女が生存しており、救いを与えるといったルートがあっても良かったかなぁと思います。それだとその後の展開に齟齬が出たりしますし、少々ご都合主義過ぎる点もありますが、個人的に言えば欲しかったですね。
これが…
こうなります
最後は亘。
隊長の姉であり、病院の火災事故から隊長を救う際に死亡してしまったお人です。貴重な姉キャラなだけに、非常に勿体無いですね。彼女は死ぬべくして死んだので生きていて欲しかったとは思わないですが、もう少しお姉ちゃんしている彼女を見たいとは思いましたね。
見せ場がここだけなのは残念
③CG・演出 ≪70点≫
CGは比較的綺麗で、複数絵師ではあるもののほとんど違和感なくプレイできました。みけおう絵は若干特徴的ではあるものの、こうして見れば結構かわいいですね、やっぱり。
要所に入る演出そのもの自体は悪くないのですが、いかんせん頻度が多い上にクリックで飛ばせない等、今作の冗長さを更に加速させてくれます。せめてエンドクレジットくらいはクリックで飛ばせても良い設計にしておいて欲しかったですね。
また、私の環境依存の可能性もありますが、炎のエフェクトやその他部分的になんですけれども、若干ながら処理が重くなりました。公式を見てもスペックは足りているのでそれ以外の要因だとは思うのですが、かなり気になった部分ですので。
後極々稀ですが、フリーズして応答無しになった時が何回か見受けられましたね。理由は分かりませんけれども、こういったところもテストプレイ不足と言えるのかもしれません。
④システム ≪70点≫
設定部分は最低限の機能はあるものの、若干不足がちでしょうか。使い勝手は結構悪いかと思います。特にシーンジャンプはかなりの罠で、場面及びセンシズ選択画面では止まりますが、未読を全部すっ飛ばしてしまうので、かなり使いずらかったですね。その分スキップがそれなりに早いので、そちらで十分代用は聞きますけれどもね。
後は自動でQSしてくれたりQLが100個くらい使えるのは大変便利と言えるでしょうか。
さて、今作の目玉でもあるセンシズシステムとRAMシステムの感想を。
まずはセンシズシステムですが、面倒臭さを度外視するのであれば大変面白いシステムだと思います。今作のキーでもあるセンシズを選択肢の代わりとして選ばせることにより、物語と密接にリンクし更に深くまでのめりこむことができました。センシズの重要度によって色が変わるのも大変面白いシステムですね。
とはいってもセンシズ分岐自体は最大4種類程度ですので、見た目ほど反応が変化するわけでもありませんし、ルートクリア後はAnserシステムの開放で回収が結構楽になります。
ただまあやはり面倒臭さが表に出てきてしまうので、もう少し頻度を落とすなりシステム自体を改良するなりしてくれた方が良かったのかもしれませんね。
続いてRAMシステムという名のただのミニシナリオ一覧です。基本的に悪意に感染した人の過去を追体験し、その原因を取り除いて浄化する、といったものなのですが、これが特に面倒臭かったですね。
やってることは結局センシズですから、イマイチこのシステムの存在理由が分からないですね。加えて頻度が多く、無駄に演出過多で長いだけですので、イマイチと言えるでしょうか。
RAMシステム自体もシナリオと密接に関係していますので、その点を考えれば悪くは無いんですけれどもね。
■まとめ
シナリオの良さをシステムや演出が引っ張っている、といった形と呼べるでしょうか。個人的には無駄なところを極力省き、冗長さを減らせば文句無い出来になるだけに、惜しいといったところでしょうか。
9月発売のPS3版ではそういった部分が見直され、修正されているようなので、また違った評価になってくるのだとは思います。追加シナリオも魅力的ですしね。だからと言ってPS3買ってまでやるかと問われればやらないですけれども。
ですのでこれからプレイする方はPS3版を待つかそれのPC移植版を待つかした方が良いかと思いますね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.28 | Category ⇒ ゲーム | Comments (0) | Trackbacks (0)
今月のエロゲ購入報告
本来ならもっと早くに投下する予定だったのですが、今朝は酔って帰ってきちゃったのでこの時間にずれました。
さて、購入した作品は、
・乙女理論とその周辺-Ecole de Paris-
・天色*アイルノーツ
・ナマイキデレーション
以上の3本です。
乙りろはつり乙のBADENDからの続編で、舞台が日本からパリに変わります。正直新キャラは色々と弱いのですが、りそなちゃんが攻略できるってだけで期待大です。
また、つり乙の朝日ちゃんボイス追加アペンドやアフターシナリオ、エイプリルフールネタ等、LE版はかなり嬉しい特典がついてますね。
アイルノーツはまあゆずなので買いました。前作の尻梓のようなダークホースが今作にも出てきて欲しいとは思いますね。店舗特典が愛莉ちゃん不遇すぎるのはどうにかならなかったのでしょうか。
ナマデレはクロシェットと似たような雰囲気を醸し出しているので、よさげだなーと思って購入しました。
まあみさきが可愛すぎますよね。公式も結構推しているようなので、期待してます。
今作がブランド処女作のようですが、こういった新規ブランドはどんどん伸びていって欲しいものです。
今月はこの3本ですが、後何本か様子見の作品がありますね。
とりあえずグリムガーデンやギャングスタは評価待ちですし、聖娼女やたまはじ等、抜きゲ枠も中々よさげな作品がそろっています。機会を見て購入しようとは思います。
プレイする順序ですが、 ナマデレ→乙りろ→アイルノーツ を予定しています。とはいってもまだ今プレイ中のルートダブルが終わっていないので、もう少し後になるかと。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
さて、購入した作品は、
・乙女理論とその周辺-Ecole de Paris-
・天色*アイルノーツ
・ナマイキデレーション
以上の3本です。
乙りろはつり乙のBADENDからの続編で、舞台が日本からパリに変わります。正直新キャラは色々と弱いのですが、りそなちゃんが攻略できるってだけで期待大です。
また、つり乙の朝日ちゃんボイス追加アペンドやアフターシナリオ、エイプリルフールネタ等、LE版はかなり嬉しい特典がついてますね。
アイルノーツはまあゆずなので買いました。前作の
ナマデレはクロシェットと似たような雰囲気を醸し出しているので、よさげだなーと思って購入しました。
まあみさきが可愛すぎますよね。公式も結構推しているようなので、期待してます。
今作がブランド処女作のようですが、こういった新規ブランドはどんどん伸びていって欲しいものです。
今月はこの3本ですが、後何本か様子見の作品がありますね。
とりあえずグリムガーデンやギャングスタは評価待ちですし、聖娼女やたまはじ等、抜きゲ枠も中々よさげな作品がそろっています。機会を見て購入しようとは思います。
プレイする順序ですが、 ナマデレ→乙りろ→アイルノーツ を予定しています。とはいってもまだ今プレイ中のルートダブルが終わっていないので、もう少し後になるかと。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.27 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
メタルCD4枚届く
注文したCDが先日届きましたので軽く報告を。
・Colony / In Flames
・Slaughter Of The Soul / At The Gates
・The Spectral Sorrows / Edge of Sanity
・Purgatory Afterglow / Edge of Sanity
以上の4枚です。今回はメロデス好きとしては外せない名盤ばかりです。メロデス好きなのに何で今更買ったんだって感じですが、まあ優先度が比較的低かったからですね。
In Flamesの4thアルバムですね。チルボド・アチエネ・ダートラと肩を並べるメロデスの帝王です。大勢のメロデスバンドに影響を与えている大御所バンドと言えるでしょう。
個人的には言うほど好みでもなかったりするのですが、何度聴いてもこのアルバムだけは別格だなぁと。
とりあえずメタル聴かない人もデスボイス苦手な人もこの曲は聴いておいて損はないでしょう。逆にこの曲がダメだったらメロデス自体が合わないかと思います。
続いてAt The Gatesの5thアルバム。CarcassやEOSと並んでよくメロデスの始祖と呼ばれるバンドだったりします。しかしバンドの傾向としてはどちらかというとメロデスラッシュ寄りだとは思います。
実質2分半程の短い曲の中にメロデスの全てが詰まってる名曲ですね。メロデスとは何ぞや?と問われたらこの曲を挙げる方が多かったり。
最後はEdge of Sanityの3rdと4th。先に挙げた通り、このバンドもメロデスの発展に大いに貢献しています。メロデスバンドに分類されてはいますが、活動形態がかなり特殊なので他のバンドとはいろんな意味で一線を画していると思います。
モロデスメタルな重いリフから始まりますが、すぐにメロデスしますのでご安心を。デスメタルとメロデスの違い、というものがよく分かる曲なんじゃないかなと。
約8分という長い曲ですが、メロディは凄い好きですね。クリーンとデスの対比もさすがと言えるでしょう。
この曲はデス成分が無い為ただのメタルに分類されますが、一応紹介しておこうかなと。ETOSやHSBがカバーしたことで有名ですね。
さて、とりあえず今回はこの辺りですかね。ではまた、次回投下時に。
・Colony / In Flames
・Slaughter Of The Soul / At The Gates
・The Spectral Sorrows / Edge of Sanity
・Purgatory Afterglow / Edge of Sanity
以上の4枚です。今回はメロデス好きとしては外せない名盤ばかりです。メロデス好きなのに何で今更買ったんだって感じですが、まあ優先度が比較的低かったからですね。
In Flamesの4thアルバムですね。チルボド・アチエネ・ダートラと肩を並べるメロデスの帝王です。大勢のメロデスバンドに影響を与えている大御所バンドと言えるでしょう。
個人的には言うほど好みでもなかったりするのですが、何度聴いてもこのアルバムだけは別格だなぁと。
とりあえずメタル聴かない人もデスボイス苦手な人もこの曲は聴いておいて損はないでしょう。逆にこの曲がダメだったらメロデス自体が合わないかと思います。
続いてAt The Gatesの5thアルバム。CarcassやEOSと並んでよくメロデスの始祖と呼ばれるバンドだったりします。しかしバンドの傾向としてはどちらかというとメロデスラッシュ寄りだとは思います。
実質2分半程の短い曲の中にメロデスの全てが詰まってる名曲ですね。メロデスとは何ぞや?と問われたらこの曲を挙げる方が多かったり。
最後はEdge of Sanityの3rdと4th。先に挙げた通り、このバンドもメロデスの発展に大いに貢献しています。メロデスバンドに分類されてはいますが、活動形態がかなり特殊なので他のバンドとはいろんな意味で一線を画していると思います。
モロデスメタルな重いリフから始まりますが、すぐにメロデスしますのでご安心を。デスメタルとメロデスの違い、というものがよく分かる曲なんじゃないかなと。
約8分という長い曲ですが、メロディは凄い好きですね。クリーンとデスの対比もさすがと言えるでしょう。
この曲はデス成分が無い為ただのメタルに分類されますが、一応紹介しておこうかなと。ETOSやHSBがカバーしたことで有名ですね。
さて、とりあえず今回はこの辺りですかね。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.24 | Category ⇒ メタル | Comments (0) | Trackbacks (0)
『LOVELY×CATION2』レビュー
タイトル:LOVELY×CATION2
ブランド:hibiki works
評価:84点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
名前を呼んでくれる、ヘタな抜きゲより抜けると噂のLOVELY×CATIONシリーズの第2作目です。ちなみに1は未プレイです。システム面で若干敬遠していたのですが、良い機会ですのでプレイしてみました。
■前置き
名前を呼ばれるのってとても良いもの
目を引くのはやはり今作の目玉でもあるラブリーコールシステムですね。恋仲になったヒロインに名前を呼ばれると、こう色々とクルものがあります。名前を音声付きで呼んでくれるというシステム自体は真新しいものではないですが、採用している作品はとても少ないですからね。まあ手間を考えると採用するのは難しいのでしょうけれども。
また噂されている通り、えっちシーンがとても濃厚で枠数も非常に多く、実用性はここ最近の作品の中では最も高いのではないかと。パラメータボーナスによりヒロインの反応が変わるのもとても素晴らしいと思います。久々にプレイしながら枯れそうになった作品です。
今作は数多くのアイテム収集し、主人公のパラメータアップやイベントに用いてヒロインとの好感度を深めていく作品です。序盤こそ取っ付きにくく面倒な印象を抱きましたが、一旦慣れてしまうととても面白いシステムでした。
テキストをしっかり読むことで、どのアイテムが必要なのか、どのパラメータを伸ばせばいいのかは自ずと分かりますので、言う程難易度は高くないかと思われます。
①シナリオ・テキスト ≪65点≫
主人公がヒロインとの仲を深め、いちゃいちゃするお話です。
今作にはシナリオというものがほぼ皆無ですので、自ずとテキスト中心の評価となります。
一応共通ルートというものがありはするのですが、早々に個別へと入ってしまう為、同時攻略は不可能です。攻略自体も目当てのヒロインを選択肢やマップ選択で選んでいけばいいだけなので、ヒロインの攻略要素自体はありません。
一旦恋仲になるとそこからEDまでずっといちゃいちゃしっぱなしの甘々ストーリーが展開され、いい感じにぶひれた作品です。一応物語終盤で若干のシリアス要素がありはするのですが、とって付けた程度のものですね。
今作においてはそういった要素を極力省いたことにより、蛇足感が無くなった為、かえって評価はあがりました。キャラゲーにシナリオはいらない、というアレです。
シナリオ要素が無い反面、取得したアイテムによりヒロインとの会話イベントが追加されたり、パロネタやギャグシーンではテキストの真価を発揮してくれます。中だるみというものがありませんので、サクサク読むことができました。
若干シナリオ量が短く、物足りない印象を抱きましたが、今後のアペンドでどんどん追加されていく予定ですので、その点を加味すれば問題はありませんね。
②キャラクタ・声優 ≪84点≫
順位:和琴先輩>姫>=日向ちゃん>星音
・成川姫 CV:夏野こおり ≪90点≫
我らがこおりさんです。アルバイトでウェイトレスをしています。性格は明るく気さくで、誰とでも仲良くやっていけそうな女の子です。えっちなことには多少抵抗があるようですが、唯一アナルがある子です。
他のヒロインとは多少趣が違い、えっちシーンでの近藤さん使用があったり、若干ながら嫌がる素振りを見せます。リアルっぽいと言えば聞こえはいいのですが、個人的には抵抗なく積極的にいちゃいちゃしてくれる方が見ていてにやにやできるので、この性格設定は若干違うかなぁと思いました。
とは言っても一旦えっちが始まると積極的になりますし、その反動なのかアナル解禁しますので、帳消しにはなるでしょう。
シナリオに関しては良くあるバイトよりも主人公を取っちゃって云々ってやつですね。まあこの程度のことで喧嘩に発展するのもどうなのかとは思いましたが、何かしら山場を作らないといけないですからね。
彼女に関しては性格で多少損をしている分、見た目と声と尻補正でブーストかかってる感じですかね。何だかんだで好きなキャラではあります。
イケてます
かなりのゲーマーだったり
おっぱい
こういう発言がえろいです
これ絶対バレるよね
あーん
・韮崎日向 CV:遠野そよぎ ≪85点≫
ピンクですが、素晴らしいピンクです。スポーツ万能で、身体能力は全国レベルの猛者だったりします。
主人公と同じマンションに住んでいる後輩ちゃんで、慕ってくれている大変可愛らしい子です。特殊ラブリーコールでお兄ちゃんと呼ばせることが可能だったり。
彼女に関して一言物申したいです。なぜ敬語をやめたし。これに限ります。
序盤や他ルートだと敬語を使ってくれるのですが、一旦恋仲になると普通の口調になってしまいます。彼女にはこちらの方が合ってはいるのかもしれませんが、個人的には敬語モードのままで良かったですね。
せめて選択肢で分岐なりなんなりして欲しかったです。そよぎさんの労力が倍加するので、難しいのかもしれませんけれどもね。
敬語モード限定なら姫を凌ぐ可愛らしさを有しているだけに、そこだけが残念と言えるでしょう。
しかしながらその後輩らしさは健在であり、守ってあげたくなるような可愛らしい後輩っぷりを披露してくれます。ロリロリしい体型も相まって、色々と捗りました。
ひんにゅ
んにゅっ
クールになれ!
考えてました
メリーゴーランド
これツボった
・吉野谷星音 CV:門葡蘭子 ≪65点≫
寡黙で何考えてるか分からない金髪の人です。動物が好きみたいで、ダイゴロウといつもいちゃいちゃしてます。
恋仲になるまではあまりパッとしないかもしれませんが、一旦デレると本領を発揮します。
どうしても感情を表に出さない性格上、彼女本来の姿を掴みにくい為、他ヒロインよりかは劣るかなと。十分に可愛らしいのですけれども、個人的な好みから考えると若干外れているかな、といった感じですね。
また、彼女だけEDが二種類あり、終盤のえっちシーンで妊娠させるか否かで分岐します。ノーマルとグッドENDのような関係ですので、後味が酷く悪くなるといったことは無いのでご安心を。
どうせならボテ腹えっちとかも見たくはありましたが、残念ながらありませんでした。アペンドに期待したいところです。
名前通りの牛丼好き
てれてれってってってー
ママの味
TASさんはょぅι゛ょ
えろい
b
・出水和琴 CV:さくらはづき ≪97点≫
学園のアイドル的な存在の先輩です。巫女さんやってます。あのじーさんの孫だとは思わなかったですね。
えっちにも積極的でかなりS寄りですので、個人的にドストライクでした。若干世間一般からズレている部分もありますが、文武両道、料理もできる素晴らしい先輩です。
難攻不落な先輩キャラってやはり良いものですね。まあもう少し周りからの妨害や横槍で恋人になるまでのスパンを伸ばしてくれても良かったかなぁとは思います。
彼女のルートでは杜若を育てるイベントや読んだ本の数ではなく種類でのテキスト分岐、特殊なラブリーショット等、システム面で最も力が入ってる印象を抱きました。
他キャラにも所持アイテムによってのえっちシーンやテキスト分岐程度ならあるのですが、こういう凝った特殊なイベントが彼女には多く、攻略自体が中々に楽しめました。
えっちシーンではその性格通り、基本的に主導権を握られてしまいます。踏まれたい私にとっては最高のシチュばかりでした。その反面、最も枠数が少ないのは残念の一言でしょう。
巫女服可愛い
ネクタイ姿すごい好きです
お弁当食べさせて貰いたい
さすがに常時ストッキングを持ち歩いていると不審がられます
怒ると怖い
かっぱよくやった
③CG・演出 ≪90点≫
CGに関しては塗りや身体付きの描き方がとても上手いと思いました。目パチでコロコロと表情が変わる為、可愛らしさも上手く表現出来ていたと思います。一枚絵の数も十分ありますので、存分に楽しめましたね。
どれを演出面として評価するかは悩んだのですが、とりあえずウォーキングトークはコチラかなと。
ヒロインが隣を一緒に歩いてくれます。ヌルヌルとアニメーションするのが最高ですね。横顔の描き方もとても上手いので、違和感が全くありませんでした。
まあ普段の立ち絵やえっちシーンでもこれくらいにヌルヌルと動いてくれれば言うことはないのですが、それはさすがに高望みでしょう。
また、ヒロインの服装がとても豊富で見ていて飽きさせない工夫が見られます。時期や状況によって結構頻繁に服装が変わるので、かなり力を入れているなぁと。
アペンド分でも服装がどんどんと追加されていくので、水着や浴衣、サンタコスなどもこの先大いに期待できそうですね。
ラブリーコール、ラブリーショット、その他は下記のシステム評価として記載したいと思います。
④システム ≪90点≫
設定面はこれまた細かいところまで手が届く為、とても充実しております。UIやタイトル画面を変更できるのも地味に嬉しかったりします。
さて、今作には多種多様なシステムが盛り込んでありますが、一つずつ感想を書いていこうと思います。
まずはアイテム収集やパラメータアップ要素。今作のメインとも呼べるシステムですね。
マップ選択画面で目当ての場所を選び、欲しいアイテムを取得することが出来ます。そのアイテムにより+されるパラメータが変わり、ヒロインによって伸ばすべきステータスを変えていく必要があります。
例)先輩なら知力・感性・書籍 日向ちゃんなら体力・スポーツ 等
体力と器用だけは全ヒロインえっちシーンでのボーナス獲得に必須ですので、必然上げていく必要があります。また、知力と感性は一定値毎にパラメータボーナスが入るようになっており、これを利用することにより効率よく上げることが出来たりします。
魅力を伸ばすことにより好感度も上げることが可能ですが、わざわざこの項目を上げずとも趣味に合わせたパラメータを伸ばしているだけで勝手に上がっていくので、今作においては魅力は大して重要な項目ではないかと思います。
多少困惑するシステムかもしれませんが、イージーモードもありますので難易度はさほど高くないかと。一応ノーマルで全ボーナスを発生させつつ重要イベントをこなすことは可能みたいです。
選んだアイテムや行き先により様々なイベントが発生するのも今作の魅力の一つと呼べるでしょう。
続いてラブリーコールシステム。まあ音声付きで名前呼んでくれるアレです。
やはり自分の名前を呼んでくれるのはとても嬉しいですし、ぶひり度合いも格段にアップします。残念ながら苗字は呼んでくれませんが、これはもう仕方が無いでしょう。数が膨大になる上、声優さんの負担が半端無いですからね。
次はラブリーショットシステム。一枚絵などをQRコードで読み込んで携帯の壁紙に出来たりします。
正直このシステムだけはいらなかったかなと。まああっても良いんですけれども、わざわざ撮影終了のボタンを押さなければ次へ進まない上、スキップも中断されてしまい、若干ながら煩わしいです。
写真を撮ると後々イベントに関わる、ということもほぼありませんでしたので、個人的にはイマイチかなと。
各種ボーナスについての説明はえっちシーンの項目で行いたいと思います。
⑤えっちシーン≪95点≫
シーン回想枠数
姫 11枠
日向ちゃん 10枠
星音 11枠
和琴先輩 9枠
以上となります。枠数や尺は十二分にあり、BGVや服装も多数あるので実用性はかなり高いものとなっております。アペンド分でこの先も更に増えていく予定です。
また今作はパラメータによってえっちシーンで各種ボーナスが発生し、ヒロインの反応がえろっちく変化したりします。
体力ボーナスが付くと単純に射精量が増えますね。全身べたべたにすることができるので、とてもえろえろになります。
器用ボーナスが付くとヒロインがやたらと感じ始めます。トロ顔や舌などがとても素晴らしく、枯れ果てますね。
ラブリーボーナスが付くと中外選択肢が出現し、中出ししたりごっくんをしてくれるようになります。ヒロインとの親密度が手に取るように分かるのはとても良いシステムだと思います。
ボーナスを発生させるまでが大変かもしれませんが、それに見合う以上の価値はありますし、やはりありとなしではえろっちさが全然違いますね。回想でボーナスを使用するには本編で発生させておく必要がありますのでご注意を。
今作のえっちシーンに関しては不満点がほぼありません。強いて挙げるとすれば卑語がほとんど無い点と尻が姫以外に無かった点くらいですので。
それも実用性の前では大した問題では無くなってきますので、久々にここまでえろい作品に出会えました。私はプレイ中にはあまり使わずにコンプ後に回想を使うことが多いのですが、コンプするまでに5、6回は使った記憶があります。枯れました。それくらい文句が出ないえっちシーンばかりで、大いに満足しております。
とりあえず、ヘタな抜きゲするならラブリケをしよう。むしろラブリケが抜きゲ。
■まとめ
シナリオの平凡さをしっかりと他の項目でカバーできている作品です。そりゃまあ後ろ3項目90点前後をマークしていれば当然こういう点数にはなるでしょう。
逆にこのタイプのエロゲでシナリオ点をこれ以上上げることは難しいかもしれません。シナリオを良くするということはえっちシーンとの兼ね合いもありますし、蛇足感というものが出てきてしまいますからね。
先日プレイしたフレラバでも思いましたが、私には結構こういったイチャラブ特化ゲーというものと相性が良いのかもしれません。個人的にはシナリオゲーの方が好みだったりするのですけれどもね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.21 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
まじこいA-2をプレイしたよ
タイトル:真剣で私に恋しなさい! A-2
ブランド:みなとそふと
まじこいAシリーズの第二作目です。小出しのミニFDのような形式ですので、点数はつけずに軽い感想を書いていこうと思います。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■感想
プレイ時間は各々それほど長くなく、通して6,7時間前後で終わるでしょうか。A-1同様、短いながらも結構綿密な内容となっている上、安定のまじこいクオリティですので楽しみながらプレイできました。
今作は清楚ちゃんもとい覇王様のお話、クッキー4の亜種であるアイエスのお話、そして紋様アフターの3つのシナリオから構成されております。ゲーム開始時に各々のシナリオを選択する形ですね。
では各シナリオの感想を画像を交えつつプレイ順に記載していこうと思います。
・紋様アフターシナリオ
Sの紋様シナリオからの後日談で、結婚してから約1年間のお話です。当然スポットは九鬼に当たっております。
まあアフターシナリオである所以なのか、基本的にはずっといちゃいちゃしっぱなし、要所にギャグシーンやネタが挟まる程度で、シナリオとしての面白さは他二つに大きく劣るかなぁと。
とは言うもののやはり紋様は大変可愛らしく素晴らしいロリロリな上、新規キャラの帝がいい感じの立ち位置を演じてくれているので、アフターとしては悪くはないかと。
選択肢次第でエピローグにて大きくなった紋様を拝見できるのですが、えっちシーンだけではなく立ち絵も欲しかったかなと。まあロリコニアの住人達にはある意味衝撃的だったのかもしれませんが、個人的には揚羽様にかなり似てきており、良い紋様だったと思います。
和式の結婚式というのがいいですね
エプロン姿可愛い
たまに関西弁になる所が好きです
おっきしました
サンタコスはやばい
まさかのマープル。踏まれたい。
・クッキー4ISシナリオ
A-2のダークホースと呼べるのでしょうか、3シナリオの中では一番面白かったですね。
プレイ前こそクッキー4ではなくなぜ新規キャラのアイエスなのか、と疑問に思い落胆したものですが、蓋を開ければギャグとシリアスがうまく住み分けされた、大変面白いシナリオで満足致しました。
序盤こそ少々鼻につくアイエスでしたが、一旦デレ始めるとクッキー4と変わらない可愛い一面を見せてくれますし、物語終盤の記憶を消さないといけない場面は若干ながら涙腺が緩みましたね。
当然アイエスだけではなくクッキー4にもスポットが当たるのですが、残念ながらえっちシーンが無いのが悔やまれます。あれだけ同時攻略的な雰囲気を出しているにもかかわらず、3Pはなく、お風呂止まりだったのは本当に惜しいですね。
まあクッキー4とえっちをしてしまうと他の形態との関係が難しくなるのでしょうね。……私もクッキー3だけは声的にかなりきついですが。
かなりいいカラダしてます
可愛い
ダブルピース
この表情好き
浴衣似合ってます
ここから3Pに進展が良かった
・覇王/清楚シナリオ
清楚ちゃんもとい覇王様シナリオで、項羽である覇王様の部分が予定より早く出てきてしまうシナリオですね。Sのグランドルートとは関係がありません。基本的には覇王様メインでシナリオが進行していく為、必然戦闘が多く熱いシナリオとなっております。演出面でも他シナリオとは力の入れ具合が違ったように感じました。配置図は分かりやすくて大変重宝しますね。
覇王様のその傲慢さ故に一時は孤立してしまうものの、考えを改め再度信頼を得て模擬戦を突破していく姿は中々にかっこよかったです。どうせならラストで百代との一騎打ちも描いて欲しくはありましたが、シナリオの特性上双方どちらも負かせるわけにはいかなかったのであえて切ったのかなと。
その反面、清楚ちゃん部分は余り表に出てこなかったのは多少ながら残念でしょうか。個人的には覇王様の方が好みですので問題は無いのですが、もう少し二人で協力している感じを出して欲しくはありましたかね。
何だかんだで百代とタイマン張れる強さ
かっこよすぎる
ふともも
杏仁豆腐食べたい
この服清楚ちゃんが着ると似合っていますが、覇王様が着ると……
水着!
シナリオの感想は以上です。個別に見るとA-1のあずみさんルートには及ばないとは思いますが、総合だとA-2の方が好みかもしれないです。まあA-1の場合、あずみさんが良すぎるので他二つが霞んでしまっているだけなのですが。
システム面は従来通りの戯画エンジンで、文句はありません。過去作から設定をインポートできるので、弄る手間もかかりませんので。
えっちシーンは一人3枠ずつですので、数としては問題ないかなと。大和の性格上臀部やアナル成分が多めなのは褒めたい点ではありますが、どうしてもギャグに走る傾向があるので、使いにくいの一言でしょうか。十分えろいんですけれども、この点は無印からずっと変わらない評価でしょう。
手間な点はやはり掛け合いを埋める作業でしょうか。無印やSほどの数がありませんので、実際数分で終わる作業ではありますが、起動を繰り返すのはやっぱり手間ですね。しかし掛け合いそのものはパロやネタに飛んでいるので、大いに楽しめました。
この掛け合い埋め、パケ版だと5作全部入る予定になるので、手間が半端無くかかりそうですよね。まあ何かしらパケ版特典が無い限り購入の予定は無いのですが。
気になった点としてはやはりまゆっちの声優変更でしょう。原因はゴットゥーザ様の体調不良ですし、代役が悪いわけではないのですが、やはり慣れてしまっている以上どうしても違和感は拭えません。
どのタイミングで復帰するのかは分かりませんが、出来るだけ早い段階で戻ってきて欲しいとは思いますね。
■まとめ
やはり安定してまじこいは面白いですね。分割商法でモロに搾取されているのは重々承知してはおりますが、シリーズ通して好きなので仕方が無いですね。タカヒロがまじこいに頼りすぎている感は否めませんが、ほぼ全ての女性キャラをとことん攻略させようとする姿勢だけは褒めるべき点だと思います。シナリオの出来不出来はあるものの、攻略出来ない等の不満は無くなりますからね。
姉しよから考えると相当長続きしているタカヒロワールドですが、やはり好きなライターの一人ですのでとことんまで付き合おうかなと。……まあ今作にも太陽の子ネタがひっそりと出ていたので、そろそろそちらにも着手して欲しくはあるのですが。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.15 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『Trample on "Schatten!!" ~かげふみのうた~』レビュー
タイトル:Trample on "Schatten!!" ~かげふみのうた~
ブランド:TAIL WIND(解散)
評価:72点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
今は無きTAIL WINDから発売されたヒーロー物のエロゲですね。
昨日コンプリート致しましたので、早速レビューを書いていこうと思います。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
ヒーロー物の良さを変に凝った設定や展開が邪魔をしている
シナリオは決して悪くは無く、伏線の回収やまさかと呼べるような場面がいくつもあり、中々に面白くはあったのですが、ヒーロ物の醍醐味である「燃え」要素との相性が良くなかったと言えるでしょうか。
ヒーロー物というのは王道シナリオ、主人公は熱血、敵はテンプレで何も考えずに暴れ回り、クサい台詞と熱い展開で頭空っぽにしてプレイできる作品だと思います。
序盤こそ今作にもそういった構成であり大変ワクワクしたのですが、物語が進むにつれてかなり重いシナリオ展開、回避不可能な味方の死亡や陵辱が表に出てきてしまい、個人的には今一つと言ったところでしょうか。
演出面に関してはかなり素晴らしく、要所に入るエフェクトやテンションが上がるBGM、どこかで聞いたことのあるようなSE等、戦闘を大いに盛り上げてくれました。
しかしながら立ち絵の差分が非常に少なく、横のフェイスウィンドウでしか表情の変化が見れないのは残念でしょうか。
作品の性質上立ち絵が動き回ってしまうので、正直かなりシュールな場面も見受けられました。立ち絵の差分がしっかりとしていれば、この点には文句は無いのですが。
また、11eyesのクロスビジョンシステムのようなフローチャートを採用しており、これにより時系列が大変分かりやすくなっております。いくつか荒が見受けられるものの、かなり便利ではありましたね。
①シナリオ・テキスト ≪70点≫
主人公や仲間たちと、謎の黒い影であるシャッテンを打ち滅ぼす為に壮絶な戦いを繰り広げる、ヒーロー物作品です。
今作は大筋であるメインシナリオと、そこから枝分かれする形で派生する個別シナリオがあります。所謂G線方式ですね。選択肢一つで分岐するので、攻略に関しては迷うことはほぼ無いかと思われます。
感想は概ね前置きで記載した通りの評価ですね。無駄なシリアス展開が足を引っ張っている印象です。
もちろんそれに至るまでの伏線がかなりしっかりとしており、回収は見事と言わざるを得ませんが、戦闘シーンの熱血っぷりとのギャップがかなり激しく、どうしても今作には合わない要素だなと。
ヒーロー物に合わない重い展開がダメなだけであり、もう少し展開を緩和するなり、何なりやり様はあったかなと。後半の味方の死にまくり展開や回避不可な陵辱展開はどうしても納得がいかないです。
しかしながらヒーロー物という部分を度外視するのであればかなり綿密に考えられたシナリオですので、面白い部分も多々ありますね。
少々メイン以外の個別がおざなりだったのは残念ではありますが、メイン以外はあくまでIFと考えるのであれば当然と言えるでしょう。
フローチャートのおかげでその場面の別視点というものが見れますので、シナリオの理解度が深まります。
テキスト面は多少稚拙な印象を受けたものの、戦闘時のクサい台詞回しやギャグシーンでのパロディ要素など、悪くは無かったですね。
気になった点としては所謂擬音をテキストで表現しているのですが、それが少々邪魔で、テンポを若干落としているかなぁと。まあ慣れれば問題は無いです。
シナリオは比較的酷評が目立ちますが、総合的には良作と呼べる部類でしょう。あくまでヒーロー物には合っていないというだけで、双方を個別に見れば大変面白い構成だと思います。
とりあえずダーツがやりたくなる作品ですね。
②キャラクタ・声優 ≪70点≫
順位:キザイア>巡きゅん>美衣奈>芹果>由貴>ふうり>(早枝ちゃん)
・キザイア・緋乃神 CV:かわしまりの ≪90点≫
踏まれたい金髪のお姫様です。性格はかなり傲慢で熱血なので、結構振り回されたりします。
しかし一旦デレるとかなり可愛らしく、愚直なまでに愛してくれます。やはりデレ時のギャップはとても大事な要素ですね。
戦闘時の啖呵は彼女が一番かっこいいと思います。まりのさんはハマリ役だなぁと。
彼女の伏線周りがもっとも見事と言えるでしょう。シュレミールの正体が彼女だと分かった場面は正直かなり驚きました。
どう考えても親父だとばかり思っていたので。まあ一番のメインヒロインを殺したままにする、という展開は許せなかったのでしょう。
多少ご都合主義名部分もあり、殺しておいた方がシナリオとしては纏まっているかとは思いますが、この展開で問題はなかったですね。
かっこいい
この表情好きです
にゃああああ
謎のネーミングセンス
これでいいのだ
愛なら仕方ない
・恩田芹果 CV:上田朱音 ≪65点≫
主人公の幼馴染であり、かなり明るい性格で、仲間達のムードメーカー的な役割を持っています。
ヒーローショーのMCやってる彼女は可愛いと思います。
シナリオに関してはかなり可哀想な位置付けと言えるでしょう。長年想っていた主人公はキザイアの元へ行ってしまい、自分は触手に処女奪われちゃったり(厳密には奪われていない)と散々ですね。
今作はキザイア以外のヒロインの扱いがかなり酷いので、ヒーロー物としては致命的かなぁと。一応個別で救われてはいるのですが、その個別もおざなりですので、なんとも言えませんね。
彼女が暴走すると毎回面白いです
MC姿可愛い
こう見るとやっぱ乳でかい
・璃国美衣奈 CV:中家志穂 ≪75点≫
教会の養護施設で子供たちの面倒を見ている人で、かなり母性に溢れています。少々天然ボケな部分もプラス要素ですね。
彼女はシャッテンの出現を頭痛として感知することが可能であり、自分の身体を犠牲にしてまで街を守るために貢献しています。
今作で最も救われないヒロインと言えるでしょう。幼少期は強盗にレイプされ、シャッテン出現の度に苦痛にさいなまれ、挙句の果てにシャッテンに触手レイプされ、心臓を握りつぶされて絶命するという壮絶な幕引きをします。
彼女に対しての救いも何もありません。一応個別で救われてはいますが、それもどうなのかなと。メインシナリオは本当に救えない展開ばかりです。
その死亡時も、どうやっても助けることが不可能な状態だったわけでもなく、シナリオに不要なので退場させたという印象しかありません。もう少し彼女に救いが欲しくはありました。
にゃーん
やる時はやります
・紺野由貴 CV:杉原茉莉 ≪60点≫
かなりきつい性格をしており、キザイア達を敵視していますが、一度打ち解けると大変頼り強い仲間となってくれます。かわいい物には目が無い乙女チックな一面もあったり。どうやら二進法が好きみたいです。
彼女は比較的救われた部類に入るヒロインでしょうか。幼少期に父親に犯され、学園ではずっといじめられていたという過去を持つ彼女ではありますが、最終的には舜二と良い感じになったりと幸せそうですね。舜二は完璧超人過ぎます。
ひどいネーミングセンス
こっちはかっこいいんですけれども
お前が可愛い
このネギネタは懐かしすぎました
・弥栄ふうり CV:青葉りんご ≪55点≫
おとなしく暗めな性格の『ふうり』と、明るくうるさめな性格の『風理』との二人の人格が共存し、基本的には非影装時にふうり、影装時に風理が出てくる形となります。まあ正直二重人格設定は由貴と被っておりますので、二人もいらなかったかなぁと。
とは言っても彼女に関してはその二重人格がシナリオの主軸となっておりますので、由貴とは若干趣が違いますね。
人格間の気持ちや考え方の齟齬が広がり、最終的にはシャッテンへと成り果ててしまう、これまた可哀想な子ですが、正直キャラとしては大して好みでもないので、どうでもいいですね。
まあ主人公と巡きゅん共々同化する、といった形ですので、比較的マシな部類かなぁと。シナリオ終盤でも若干見所があったり。
個別に関しては展開がかなり強引な印象を受けましたね。無理矢理主人公と関係を持たせたような感じで、少々難ありでしょうか。
はい、よろしく
・嵯王子巡 CV:榎津まお ≪80点≫
そして我らが巡きゅんです。ショタッ子ですね、可愛いです。二人のふうりを双方共同じく愛しており、彼女を守る為なら無敵の騎士となる、大変熱く、カッコいい子ですね。インペリアル・ガーディアンさん見習って欲しいです、はい。
シナリオ面に関してはふうりと密接に関係しておりますので割愛ですかね。個人的にはふうりとじゃなくて主人公とえっちして欲しくはありましたね。フェラまでしてくれたのでこれはもしや、と思ったのですが、残念です。
可愛い
③CG・演出 ≪80点≫
CGの塗りですが、所謂アニメ塗りを採用しており、多少古臭さが残るもののエロゲでは大変珍しい形ですので、かなり新鮮な印象を抱きましたね。ヒーロー物というジャンルを考えればかなり合っているかと思います。
戦闘シーンの演出はかなり熱く、燃えさせてもらいましたね。やはりバトルシーンのある作品と考えればこれくらいの演出は欲しいと思いますからね。
しかしながら今作は立ち絵のせいで演出の質がかなり落ちてしまっているなぁと。せっかくエフェクトやSE、縦横無尽に動き回る立ち絵と力を入れているにも関わらず、立ち絵の差分がほぼ無い為、違和感を通り越してシュールですね。
一応横のフェイスウィンドウのみ表情の変化があるのですが、その差分が多いだけに勿体無いなぁと。ここさえしっかりと作ってくれていれば演出面に関しては文句は無かったのですが、残念と言うほかありませんね。
④システム ≪65点≫
設定面に関しては最低限必要な項目のみ、といった形でしょうか。えっちシーンの男性ボイスカットは地味に嬉しいですが。
また、今作はゲーム終了時に自動でセーブされる使用となっており、セーブをする必要が少なかったりします。楽と言えば楽ですが、かなり特殊なシステムの為、少々戸惑いましたかね。
今作の肝とも呼べる、マルチサイトビジュアルシステムについて説明を。
まあ簡単に言うと時系列毎のイベントが一目で確認でき、自由にそのポイントへと遷移できる、所謂フローチャートで、11eyesのクロスビジョンシステムと非常に似通った機能と言えるでしょう。操作方法に関してはチュートリアルもある上、大変シンプルですので戸惑うことはないかなと。
また、環境依存もあるかもしれませんが、遷移時に飛ぶ先によってロード時間の差が結構ありました。すぐ遷移できるものもあれば、2,30秒ほどフリーズしたような形で待たされることもあり、かなり戸惑いました。
また、CGやサウンドモードはあるのですが、回想モードがなかったりします。回想を見るためにはフローチャートからわざわざ選択するしか方法が無いので、少々不便ですかね。
⑤えっちシーン ≪75点≫
シーン回想枠数
全25枠
フローチャートのピンク玉の数を数えました。それぞれの枠数を数えるのは面倒でした。まあ一人大体4,5枠くらいはあるかとは思います。基本的にアニメ調の塗りで、各シチュも悪くないので、実用性はある方ですかね。
加えて今作には着衣えっちに異常なこだわりがあるのか、ほぼ全てのえっちシーンで服の有無が選べます。基本的には服を着ているほうがえろっちいですが、中には全裸の方が映えるシーンもあったりなかったり。
また、本編のえっちシーン以外に、IFシナリオのえっちシーンがあります。まあ単純にもしこの状況でこういう行動を取っていたら……といった形のもので、陵辱が気持ち多めでしょうか。シナリオの侵攻を妨げる形で唐突にフローチャートに現れるので初見は面食らいましたが、総じて本編のえっちシーンよりえろっちいシチュが多く、個人的にはIFえっちシーンの方が好みだったりします。
■まとめ
普通のヒーロー物だと思って手に取ると多少痛い目を見るかもしれませんが、戦闘シーンや台詞回し等、十分見所のある箇所もありますので、燃えゲー・厨ニゲーが好みの方にはオススメしたい作品と言えるでしょうか。
また今作はメーカー元・移管先共に解散しておりますので、手に入れる場合は中古回収もしくは北米版のDL販売を利用するしかありません。北米版に関してですが、正直無修正という響きには大きな魅力を感じますが、やはりモザイクは男のロマンであり夢ですので、あった方が断然えろいかなぁと。サンプルを見るとなんともいえない気分になります。
シナリオやシステム面での変化は無いそうなので、好みの方をプレイすればいいかとは思います。まあ北米版をプレイした人の感想を聞きたいなぁと思ったり思わなかったり。
とりあえず今回はこの辺りでしょうか。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.13 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『フレラバ ~Friend to Lover~』レビュー
タイトル:フレラバ ~Friend to Lover~
ブランド:SMEE
評価:74点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
いちゃラブゲーブランドであるSMEEの最新作ですね。
昨日コンプリート致しましたので、レビューを書いていこうと思います。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
いちゃラブすぎてニヤニヤが止まらない
今作で評価すべき点はやはりヒロインとのいちゃいちゃでしょう。
どのヒロインも個性豊かで可愛らしく、各々違った魅力に溢れております。
Friendパートではヒロインと会話しながら好感度を高めていきます。
まあ多少作業感はあるものの、会話の豊富さに結構驚かされました。各々同じような質問でも違った反応を示すので、さほど苦もなく進められます。
そして告白イベントを経てLoverパートからが今作の本領発揮です。これでもかと言うほどのいちゃラブ連続で、ニヤニヤしっぱなしです。
脇役キャラもラブラブル同様ぶっ飛んでいるキャラばかりで、大いに笑わせて貰いました。
とりあえずモチョッピィは卑怯です。
①シナリオ・テキスト ≪70点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
彼女いない暦=年齢の主人公が、この夏こそは彼女を作ろうと奮起するお話です。まあ正直こんなコミュ力あるのなら普通に彼女作れただろ、とは思いました。
まあ従来通りのキチってる主人公で今作も安心致しました。
今作はヒロインと選択肢式で会話し、好感度を高めていくFriendパートと、存分にいちゃラブが味わえるLoverパートの二つから成り立っております。
前者は共通、後者は個別のようなものですね。共通と言っても同時攻略は恐らく二人くらいが限界なので、初めからお目当てのヒロインのみを選んでいく形となります。
では下記にFriendパートとLoverパートの感想を軽く書いていきます。
・Friendパート
4人のヒロインから交流を深めたいヒロインを1人選択すると、選択肢式の会話イベントへと移ります。
選んだ会話の話題や返答によって、会話イベント後のヒロインの反応が変わり、それによって好感度の上昇率が変化します。恐らく大成功・成功・普通・失敗の4種類でしょうか。MF思い出しますね。
好感度上昇率の変化と言っても、恐らく下がることはなく、適当に選んでもまず期日までに告白イベントへ入ることができると思います。多分告白が可能になるまでのタイミングが好感度によって変化する程度かなと。
逆にあえて良くない組み合わせを多めに選んでいった方が告白イベントが後ろ倒しになり、未読の回収もできると思います。
評価すべき点はやはりその話題内容の豊富さにあり、雑談から真面目なもの、ちょっとえっちなものからネタ重視のものまで、多岐に渡ります。
全ての会話を回収するのは結構骨が折れるかもしれませんね。実際私も面倒なので未読の回収までは行っておりません。
故にどうしても途中から作業感が出てきてしまい。多少煩わしくなってしまうのは残念ではありますが、さほどFriendパートが長いわけでもなく、特に考えて選ぶ必要もない為、思ったほどストレスは感じませんでしたね。ヒロインの反応もイベントが進めばどんどんデレデレになっていくので、可愛らしくで悶えます。
Friendパートが終盤に差し掛かると告白イベントの選択肢が発生し、そこで『告白する』を選ぶことによりLoverパートへ進むことができます。
・Loverパート
さてここからいちゃラブ全開します。Friendパートからのギャップが大変素晴らしく、所謂ギャップ萌えが大いに楽しめます。主人公のことを一途に想い、愛してくれているのが良く伝わってきますね。
一応ちょっとしたイベントなどが用意されてはいますが、大体はデートとかいちゃいちゃとかえっちばかりでしょうか。
極力余計な要素を省き、いちゃラブ特化させたことにより何も考えずにブヒれるので、かえって良い結果になったかと。
まあこのタイプのエロゲに凝ったシナリオは不要かと思います。
本来ならこちらで髪型や服装の変化についても記載しようかと思ったのですが、どちらかというと演出の項目だと思うのでそちらに記載します。
以上ですかね、とりあえず何も考えずにブヒろうぜってゲームですね。
まあ点数はテキスト補正が強いですかね。いちゃラブもそうですけれど、ギャグパートがかなり面白く、笑いっぱなしでした。まあそれもぶっ飛んでるキャラ設定のおかげ、とも言えるのですが、その面白さをテキストが最大限に引き出してくれています。
②キャラクタ・声優 ≪83点≫
順位:理奈>先輩>ゆずゆ>陽茉莉
・皆原陽茉莉 CV:東かりん ≪65点≫
主人公とは子供の頃の幼馴染ですね。ぱっと見ぽわぽわしていますが、結構真面目で、怒った時はかなり怖いです。
料理が下手ですけど、努力で上手くなります。あとニンジンが嫌いみたいです。
見た目や性格は大変可愛らしく、嫌いではないのですが、今作ではヒロインの中で一番合わなかったですね。
まあラブラブルの千夏もそうですが、SMEEの金髪ヒロインとは私は相性が悪いのかもしれません。……いやでもらぶでれの千歳は可愛かったような。
とはいってもちょっと弄った時の怒った反応や、えっちな話題を振った時のあたふたとした表情は見ていて大変可愛らしかったですね。
なん……だと……
どうもうんちです
レイプ目の強さ
おこなの?
笑顔が怖い
見ててください
むくむくっ♂
・望月理奈 CV:あじ秋刀魚 ≪97点≫
主人公とは長年同じ学園・同じクラス・隣の席という腐れ縁です。文武両道で家事もできるので完璧に近いです。どうやら泳ぎが苦手のようです。重度の音ゲーマーで、オタ知識にも結構富んでたりします。あとおっぱいはE寄りのDです。
正直プレイ前やFriendパート序盤だとさほど好みでもなかったヒロインなのですが、Loverパートに入るやいなやデレデレ全開で4人の中では一番良かったです。
主人公がいないとダメ、主人公の為なら何でもする、というその一途っぽさ、盲目さが良く伝わってきましたね。
また、ほぼ無いに等しいシナリオも、理奈に関しては終盤の展開が中々に良かったです。
久々にエロゲやってて惚れたと言えるヒロインかもしれません。
結構平然と言います
bitch
スケスケ
浮輪可愛い
可愛すぎてやばい
こんなこと言われたら泊まるしかない
雷も苦手だったり
ここ中々良いシーンですよね
このメールが最も好きですね
・柊ゆずゆ CV:秋野花 ≪80点≫
ピンクですが、良ピンクでした。口調はかなり荒々しく、誰ともつるみたくないという一匹狼ですね。
水泳が大の得意で、全国区レベルだったりします。
Friendパートでは何だこのウザいピンクは。らぶでれの再来か?と思ったのですが、その性格の反動なのか、Loverパートで素晴らしいギャップを披露してくれました。
今作はいちゃラブがメインではあるのですが、やはりギャップを楽しむゲームだと思いますので。まあ普段の言動は少々やりすぎかな、とも思いましたけれども。
フリですね分かります
日常のイベントでもデレてると変化があります
ふぇんふぇん
こういうまっすぐな告白好きです
かみまみた
いくらでも
お姉ちゃんシチュは最高でした
初めの言動からは考えられないセリフ
・沢渡岬 CV:水邑琴音 ≪90点≫
謎多き3年の先輩です。えらいさんとこのお嬢様や、将来を期待されている高嶺の花など、尾ひれつきまくった噂で持ちきりですが、その実八百屋の娘という至って普通の子です。
あまり感情を表に出さない内気な子ですね。八百屋の娘なので野菜の知識が豊富です。はんぺんシールド!
Friendパートではダントツの可愛さを有していますね。主人公とのやり取りが結構面白く、どこか抜けている言動が大きな魅力となっています。
その分Loverパートでのギャップが少なめでしたね。まあそれを打ち消すレベルには見た目や性格がどツボですね。
また、彼女のLoverパートにだけ、若干ながらラブラブルネタがあったのは嬉しかったですね。サケクマとかなつかしいです。
ペン回しCG欲しかった
低体温症なら仕方がない
あーんはいいものです
はんぺんシールド!!
ある意味スポーツ
先輩ぱわーちゃーじしたい
そのシャツは桃にぴったりだと思うんだ
恒例の
続いてサブキャラの紹介を。
まずは智美。
陽茉莉の親友ですね。大分言動がキチってるので、よく陽茉莉が振り回されています。
性格は明るく、物事を短絡的に考える節がありますかね。まあモロサブキャラっていう雰囲気を出してる人です。
あ、レイプ目はすごい好きです、はい。
次はまひろ。
こちらは理奈の親友ですね。頭がいいので結構頼りになったりするのですが、眼鏡なので残念ですね。
智美と対になったようなキャラで、二人が同時に出てくると結構面白かったりします。
続いて真子ちゃん。
ゆずゆに憧れて水泳部に入った後輩ちゃんです。唯一の後輩キャラと言えなくも無いですが、残念ながらサブです。
無邪気な子で、守ってあげたくなる子です。しかし結構黒い面もあったりなかったり。
さて男性キャラ一番手は元気。
モテない男丸出しの暑苦しい野郎です。金を無心して返さないクズだったりします。
男性キャラのインパクトとしては出てくる回数を考慮するとちょっとが弱いかなぁと。
まあ桃が強すぎるんですけれどもね。
続いて桃。
まさかのリザードマンフェチというぶっ飛んだ性癖をお持ちの、大分危ないトカゲ野郎です。
また、一度キレると口調が大きく変わり、罵詈雑言を浴びせてくるようになります。通称ブラック桃。
女の子よりリザードマンが好きで、どうにかして良さを伝えようとしているものの、空回りしています。
リザードマンの産卵シーンに画像があったのは笑いを堪えられませんでした。
最後はジャスティス。
正義という名前というだけでジャスティスって安直なあだ名を付けられてしまう、少々可愛そうな先生。あとうるさいです。しかしながら主人公を影ながら応援し、結構頼りになるまともな人だったり。
ラブラブルの店長ポジかなぁとは思ったのですが、彼ほどのインパクトはなかったりします。まあ桃が強(ry
とりあえず一ヶ月の小遣い2000円はさすがに同情します。10倍しても少ないですからね。
おまけ。彼は主役級だと思うんだ。
③CG・演出 ≪75点≫
CGに関しては少々クセがあるものの、個人的にはかなり好みの絵柄ですね。立ち絵よりも一枚絵の方が良いものが多いです。どちらかと言うと塗りが好きですかね。一枚絵の枚数も結構あり、存分に楽しめました。
演出面ですが、Loverパートに入るとラブラブルからの伝統?である髪型の変更や服装の変更等が出来るので、自分好みの見た目にすることができます。
まあ先輩は服装だけ、他の3人は髪型だけだったのは少々残念でしょうか。どうせなら髪型と服装どちらも変更できれば尚良かったですかね。
後はヒロインとのメールのやり取りも面白いですね。ヒロインによって絵文字の多用や文章量等、細かい差が見られます。
④システム ≪70点≫
設定面は大変細かなところまで自分好みに設定できるので、十分すぎるほどです。
設定中もリアルタイムで文字の速度やウィンドウ濃度を確認できるのはとても便利な機能だと思います。
気になった点としては、まあこれはラブラブルでもそうなのですが、CGや回想、サウンドテスト等を一画面に抑えようとしているので、結構画面内がごちゃごちゃしていて分かりにくかったりします。とりあえずCGと回想を間違えそうです。せめてサウンドだけでも別に分ければ、もう少し余裕が生まれるとは思うのですが。
あとはそうですね、デートの後に二人で一緒に帰るあの横顔のシーンですが、どうやら立ち絵扱いのようでCGには登録されていませんでした。
ああいった限定的な場面での立ち絵ですし、CG回想には追加して欲しかったです。それかいっそのこと立ち絵鑑賞を実装してくれれば文句はありませんね。
また、Friendパートの会話イベントはシナリオ点にするかシステム点にするか悩みはしたのですが、よく考えるとただの選択肢群ですし、どちらかというとシナリオ側に関わっているので、今回はシナリオ点として評価致しました。
⑤えっちシーン ≪75点≫
シーン回想枠数
陽茉莉 4枠
理奈 5枠
ゆずゆ 4枠
先輩 3枠
以上となります。先輩だけ格差社会です。理奈のみ5枠ありますが、最初の1枠は中断する形なので、実質4枠ですかね。しかしながらシーン毎の尺や内容はかなり濃密で、実用性もかなりある方だと思います。
乳首がむくむくと大きくなるのはとても良かったですね。臀部も強いのがいくつかあったので最高でした。しかし残念ながらアナルはありません。
気になった点というより個人的な希望としては、同棲ラブラブルには卑語やレイプ目などの描写があったのですが、今作にはどちらもありませんでした。
まあ後者に関してはまあ無くても構わないのですが、前者は欲しかったかなぁと。
日常ではチンコと、修正無しで発言している部分があったので、これはもしかして期待できるかなぁとも思ったのですが、えっちシーンではなぜかぼかされてました。
一回だけ陽茉莉が日常でおちんちんって言ってたんですけれども、どうしてえっちシーンには無いのか……。
まあ同棲ラブラブルの場合、レイプ目に関してはFDでの一種の挑戦、ということでしたので、今作もFDに期待をしておきましょうか。
■まとめ
いちゃラブゲーやキャラゲーとしてはかなりのレベルになるかと思います。シナリオもネタ重視ですので難しく考える必要はありません。
Friendパートはもう少し上手くできたんじゃないかなぁとは思いますが、変に凝ったりシナリオともっと絡めようとするとそれこそ蛇足になりかねませんので、難しいところですね。
やはりどうしてもラブラブルと比較してしまいがちになりますが、総合的にはどちらもそんなに差はないかと思います。
どちらもレベルの高いいちゃラブを味わえましたし、双方違った魅力もありますので。
いちゃいちゃしたい方やブヒりたい方には大いにオススメできる作品ですね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.09 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
成コミが届いてた
先日注文していた成コミが届いていました。
・黒白Lovers / 桂井よしあき
・はめぺろ / 八尋ぽち
上記の2冊ですが、黒白Loversは2冊セットなので実質3冊ですね。
下の画像は黒白Loversの中身とドラマCDです。結構声優強いです。
一応数日前にとらのあなで買おうと思って寄ったんですけれど、はめぺろはありましたが黒白Loversがものの見事に売り切れでした。
いくつか店を回ったんですが、どこも売り切れだったので、ダメ元でアマゾンを見たら在庫があったので仕方なくそちらで購入した次第です。
黒白Loversは純愛中心である白と、陵辱中心である黒の2冊セットで、結構豪華だったりします。
まあ桂井よしあきの画風を考えると陵辱の方がよさげでしょうか。白ももちろん好きですけれど。
そういえば抱き枕の通販が開始していますね。欲しいと言えば欲しいですが、買うかどうかは分からないです。ライクトロンで13000円って若干割高ですかね。
はめぺろは和姦中心ですかね。体の描き方がやたらめったらえろくて最高ですね。
ハードな描写は少ないですが、安定して実用性はあるかと思います。
また、本来ならばごばんの乳色吐息も購入する予定だったのですが、見本を見るとなぜか陰部が全部白塗り修正されていたので、かなり悩んだのですが、とりあえず見送りました。まあ出版社がコアマガジンだったので色々と察しました。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた次回投下時に。
・黒白Lovers / 桂井よしあき
・はめぺろ / 八尋ぽち
上記の2冊ですが、黒白Loversは2冊セットなので実質3冊ですね。
下の画像は黒白Loversの中身とドラマCDです。結構声優強いです。
一応数日前にとらのあなで買おうと思って寄ったんですけれど、はめぺろはありましたが黒白Loversがものの見事に売り切れでした。
いくつか店を回ったんですが、どこも売り切れだったので、ダメ元でアマゾンを見たら在庫があったので仕方なくそちらで購入した次第です。
黒白Loversは純愛中心である白と、陵辱中心である黒の2冊セットで、結構豪華だったりします。
まあ桂井よしあきの画風を考えると陵辱の方がよさげでしょうか。白ももちろん好きですけれど。
そういえば抱き枕の通販が開始していますね。欲しいと言えば欲しいですが、買うかどうかは分からないです。ライクトロンで13000円って若干割高ですかね。
はめぺろは和姦中心ですかね。体の描き方がやたらめったらえろくて最高ですね。
ハードな描写は少ないですが、安定して実用性はあるかと思います。
また、本来ならばごばんの乳色吐息も購入する予定だったのですが、見本を見るとなぜか陰部が全部白塗り修正されていたので、かなり悩んだのですが、とりあえず見送りました。まあ出版社がコアマガジンだったので色々と察しました。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.05 | Category ⇒ 成コミ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『神咒神威神楽 曙之光』レビュー
タイトル:神咒神威神楽 曙之光(リンクはVita版のものになります)
ブランド:light
評価:82点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
神様シリーズの最新作である神咒神威神楽の全年齢版です。
新規シナリオや新規立ち絵・一枚絵等の追加要素が数多くあります。
昨日攻略完了致しましたので、早速ではありますがレビューを書いていこうと思います。
※この記事には本作品及び他作品のネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
夜都賀波岐に救いがあって良かった
18禁版だとDies勢、つまり夜都賀波岐は東征軍に全てを託すところで出番が終わってしまったのですが、
今作では追加のアフターシナリオできっちりと救いが描かれていたのでとても気持ち良い読了感に浸れました。
18禁版では夜都賀波岐の扱いにあまり納得がいかなかったのですが、この追加シナリオのおかげで評価は180度変わりましたね。
また、アフターシナリオ以外にも追加シナリオがいくつかあり、そのどれもが読ませる内容でとても面白かったです。特に夜都賀波岐の本来の姿が見れたのはとても嬉しかったですね。
演出面は変わらず力が入っており、臨場感溢れる戦闘シーンで大いに熱くなれました。
また、18禁版だと初回では解除できなかった謎文字音声が最初から解除できるのは大変嬉しかったです。
①シナリオ・テキスト ≪90点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
神様シリーズの最新作でDies iraeの世界の英雄達が、マリィアフターの遠い未来で起きた第六天波旬との決戦において敗北してしまい、座がマリィから波旬へと代わってしまった世界でのお話です。
神様シリーズにおける本来の正史はDies先輩ルートとなりますが、今後神様シリーズを続けるのであれば神咒神威神楽ルートを採用するとのことらしいです。どちらが正史か混同してしまう方が多いので、一応注釈を。
今作では大きく分けて3つのシナリオに分かれています。以下に各シナリオの感想を記載します。
・神咒神威神楽
東征軍の出会いから波旬を倒すまでの1年間を描いたメインシナリオです。
総評としてはやはりどうしても夜都賀波岐に感情移入してしまい、東征軍がただの侵略者にしか見えませんね。まあ刑士朗や龍明等、一部のDiesキャラは特に問題はないのですが、神咒キャラはイライラが先行してしまいます。
まあ物語後半はそれも緩和され、さほど気にはならなくなるのですが、なんとも言えない気分になります。
追加シナリオに関してはどれも大変面白かったですね。
宗次郎と咲耶のギスギスとした関係が修繕された理由や、龍水ちゃんの頑張り物語、そして獣殿ループからのあの三柱VS波旬を描いた絵巻シーンはゾクリと来ましたね。18禁版では描かれなかった細々とした伏線の回収がなされており、楽しませてもらいました。
追加部分以外はほとんど18禁版と同じですかね。まあ龍水ちゃんの死姦騎乗位太極はどう描くのか気になったのですが、簡単な踊りで済ませてしまったのでちょっと物足りないかなと。
ラストの波旬戦も結局変わらず一撃で終わってしまいましたね。ここは加筆あるかなぁとひそかに期待してはいましたが、残念ながらありませんでした。まああそこは一撃で終わらせる以外に描きようがありませんので仕方がないのかもしれませんが。
やはり若干のボリューム不足感は否めませんが、シナリオは止め時が無いくらいに濃厚で、名作と呼べる作品だと思います。
・最後之修羅
エレオノーレこと龍明視点で夜都賀波岐から龍明が脱退するまでを描いたシナリオです。
黄金がいなくなってしまったこの世界でどう生きていくのか、といった葛藤や、夜都賀波岐を脱退した本当の理由が描かれており、伏線がきっちりと回収されております。最後之修羅というタイトルは、龍明にぴったりだと思います。
何よりもこのシナリオでは夜都賀波岐の本来の姿が見れたのが嬉しかったですね。とりあえずマキナには皆驚くんじゃないかなと。
・曙之光
本編から約130年後の現代を舞台としたアフターシナリオです。追加シナリオで一番良かったですかね。
波旬の法の下で死亡した旧世界の英雄達ですが、八百万の働きにより新しい世界へ転生し、平和な生活を送っている、というものです。18禁版だとこのシナリオはありませんでしたので、夜都賀波岐に救いが欲しいとは思いましたが、きっちり描いてくれて大変嬉しかったですね。
そしてまたもや先輩勝利と、彼女はDiesでも神咒でも練炭の隣を掻っ攫っていきました。まあさすがにこの世界でも黄昏や黄金、水銀が転生することはありえませんので、当然の結果と言えるでしょうか。
少々可哀想だなぁと個人的に思ったのがシュライバーでしょうか。確かに神咒では女性面が爾子に転生していたので仕方がないのですが、せめて犬っころではなく人に転生してあげれば良かったのに、と思いました。まあ楽しそうで何よりなのですが。
Dies先輩ルートでも神咒神威神楽ルートでも同じような世界に帰結したのは見事と言えるでしょう。まあ少々Diesから立ち絵や背景を流用しすぎている感は否めませんが、ハッピーエンドで終わってくれて良かったですね。
感想は以上ですかね。やはり神様シリーズは世界観がしっかりと描かれており、大変面白いですね。まあ正田郷が今後神様シリーズの続編を書くことは無いと発言してはいるのですが、是非作って欲しいです。第一天や第二天も描いて欲しいですが、やはりナラカとの最終決戦である第九天を心待ちにしたいところです。
②キャラクタ・声優 ≪75点≫
順位:咲耶>龍水ちゃん>竜胆>紫織
全キャラ総合順位:夜刀>常世>奴奈比売>咲耶>龍水ちゃん>刑士郎>龍明>竜胆>夜行>悪路>母禮>宿儺>大獄>紅葉>覇吐>宗次郎>丁禮>爾子>紫織>冷泉>>>[無量大数の壁]>>>波旬
※点数を付けるのは上の4人のみです。まあ女性より男性の方が映える作品ですので、付けたくなりました。
・久雅竜胆 CV:波奈束風景 ≪70点≫
東征軍の総大将であるお姫さんであり、覇吐の自滅因子だったりします。なので覇吐がいる限り何度でも生き返ります。
加えて覇道の資質を有しており、ロンギヌスを使えたり旧世界の言葉を理解し、口にできたりと、かなりのチートっぷりです。
まあ彼女がロンギヌスを使えることについては納得がいかないのですが、まあシナリオ上必須なので仕方ありませんね。
見た目や性格はどちらかというと好みの部類なのですが、ヒロインとしての魅力に欠けるかなぁと。まあ立ち位置のせいで結構苦手な点が目立ってしまった、としか言い用が無いのですがね。
照れたところはかわいいです
着替えシーンはツボった
18禁版だとハメハメのシーンです
弓構えてるとカッコいいです
・凶月咲耶 CV:有栖川みや美 ≪90点≫
ヤンデレ成分大量の刑士郎の妹であり、転生前はベイの姉であり母でもあったヘルガ・エーレンブルグその人です。
禍憑きという大分チート入っている運気操作が可能ですが、その代償は計り知れなかったりします。
私にもこんな一途な妹が欲しいですね。というかあれほど誘われてるのに据え膳食わない刑士郎の鋼の精神力に感服致しました。
まあ覚醒しきったベイやヘルガを見たかったと思うのは私だけでしょうか?
追加シナリオのこのシーンは良かったです
可愛い
Diesでもあった名セリフ
私服姿もダントツでかわいいです
・玖錠紫織 CV:柚木かなめ ≪55点≫
肉弾戦を得意とするモンクタイプのお姉さんです。色々と言動がむかつくので、あんまり好きではないです。
並行世界の自分の可能性を出現させ、多角同時攻撃を得意とします。正直序盤のキャラの中では最もチート性能してると思います。
まあこの並行世界云々ももしかしたら水銀が座に付いた時に多次元宇宙を同時掌握したおかげなのかもしれませんけれども。
彼女以外にも言えることなのですが、夜都賀波岐に対して何も知らないのに無茶苦茶言うのは見ていてイライラしますね。まあ何も知らないが故、当然ではあるのですが、特に彼女はそれが顕著だったので。
二人の戦闘シーンが彼女の見所ですかね
・御門龍水 CV:美月 ≪85点≫
今作のロリ枠です。龍明の義理の娘やってます。とても努力家ちゃんです。夜行さんこしらえた実は凄い子です。あとまな板です。
18禁版で披露してくれた死姦騎乗位がなくなっていたのは残念ですが、追加イベントが増えたことにより、以前にも増して魅力溢れる良い子になっています。
こういう序盤は力になれずにみんなの足を引っ張ってしまいがちな子が、努力次第で強くなるというのは見ていて応援したくなりますね。とりあえず夜行さんがうらやましいです、はい。
怒ってもかわいいです
この一途さ
騎乗位がただの踊りに
親子での共同作業
さてここからは他の東征軍キャラの紹介を軽く。
まずは覇吐。通称パシリさん。波旬の奇形脳腫で、実は全ての元凶だったりします。まあ彼が悪いわけでは無いのですが、それが原因でマリィが……と考えるとなんとも言えないですね。
能力は単純に説明すると受けた技を倍返しにする、というものですね。渇望も単純なだけに強く、欠点が見当たらないです。
この構図良いわー
次は刑士郎。まあ中身はベイですね。吸血鬼に返り咲くことを拒み、人間として生きていくことを決めた、かっこいいお人です。
個人的には司狼との戦闘時に返り咲いてくれてもそれはそれで面白そうなので良かったのですが、結構以外な展開と言えますかね。
まあ求道型の死森の薔薇騎士が見れただけでも満足ですね。
恋人よ、枯れ落ちろ 死骸を晒せ
人間としての意地
続いて宗次郎。最強の剣士です。しかしながら少々性格に難ありですかね。まあそんな彼も紫織の前では形無しですが。
戦闘シーン等は大変かっこよく輝いてはいるのですが、紫織と同じく少々鼻につく言動が目立ち、どうしても好きになれないキャラの一人と言えるでしょう。
屑兄さんとの戦闘は良かったです
次は夜行さん。変態です。水銀とかなり見た目も中身も似てたりしますが、全くの別人です。龍水ちゃんを妻とする、大分危ないロリコン野郎です。
しかし単純な能力であれば東征軍最強の力を有しており、大事な場面で活躍してくれます。
彼が過去の座達と触れあいながら波旬の元へと潜っていくところは本編では一番の見所と言えるでしょう。まあ三柱VS波旬のシーンは憤死しそうなのでもう見たくはないのですけれどもね。
どう見ても最強臭
総スカン
次は龍明。中身は大隊長の一人でもあるエレオノーレです。Dies時代からは性格も大変丸くなっており、全然違ったキャラとなっております。それでも黄金の忠は揺るがず、愚直に愛し続けているお人です。そのせいで未だに処女だったり。
追加シナリオの過半数が彼女に関するシナリオで、一気に株が上がりました。素晴らしい母親像の一つと言えるでしょう。
やはり水銀は嫌われる運命のようです
このシーン最高ですね
髪の色が黒に染まるシーンはカッコいいですね
感動の再会
最後は丁禮と爾子。それぞれシュライバーの男性面と女性面の魂が宿っています。犬っころ扱いされてます。
龍明と同じく物語の中盤で退場を余儀なくされてしまうのですが、その時の相手がベイではなくルサルカという点がとてもよかったですね。まあベイには司狼がおりますし、マリィルートの後の話であれば、ルサルカとの因縁の方が根強いのでしょう。
個人的にはもう少しあの覚醒モードで活躍をして欲しくはありましたかね。
シュライバーの本来の渇望ですね
特典でしか見ることの出来なかった人間verの爾子ですね。可愛い
続いて夜都賀波岐もといDiesキャラの紹介を…とも思ったのですが、SS張りつつ軽く感想を述べる程度に留めようかなと。
やはり練炭が主人公
練炭に首切られたままなのでマキナは首から上がありません
DiesCS版のラストで司狼の銃弾が獣殿や水銀に効いた伏線がここですね
町娘ルサルカの可愛さ
マリィルート後と考えれば二人は因縁がありますね
この一枚絵は涙が出そうでした
またもや先輩の一人勝ち
③CG・演出 ≪90点≫
CGは安定のGユウスケですね。和風チックな絵が作風に大変マッチしております。というか彼以外ではこの味を出すのは難しいんじゃないかなと。
演出は過去作からクオリティが更に上がっており、戦闘シーンなどは終始熱くなりっぱなしですね。どのBGMも良く、更に今作の魅力を引き立てています。
夜都賀波岐勢の音声加工も化外らしさが良く表現できており、個人的には良かった点と言えるでしょうか。しかしながらキャラによっては元々小さめの声が加工によって更に聞き取りにくい、という状況に多々陥りました。
まあBGM下げたり何なりすれば良いのですが、それはそれで手間ですので。
④システム ≪75点≫
縦書きという人を選ぶUIではありますが、慣れるとさほど気にはなりませんかね。まあウィンドウ枠が右へ左へと行ったりきたりが多かったので、少々せわしない印象を抱きましたが。
スキップ等は高速を選ぶとかなり早いので、その点は快適にプレイできるかなと。スキップが早いので夜都賀波岐のイベントが一瞬で終わってしまい、一抹の寂しさを感じたりするのですが、まあそれとこれとは別ですので。
謎文字・謎音声の解禁が初回からできるのは大変嬉しいですね。18禁版だとコンプ後しか解禁されなかったので。まあ解読しながらプレイした私としては、それはそれで面白くはあったのですが。
微妙に気になった点としては、セーブやロード、スキップをするのにわざわざメニューを開かないとできない点でしょうか。ショートカットキーが用意されておりますので、そちらを利用すれば問題はないのですが、若干煩わしかったので。
まあ縦読みUIの関係上、そういったボタン系を置くところがなかったのが原因かと思われます。
■まとめ
diesのCS版もそうですが、毎回追加要素が素晴らしいですね。まあ18禁版の時点で放り込んでおけよとは思わなくも無いですが、やはり好きな作品がこうして加筆されて再リリースされるというのは嬉しいものですね。
Dies勢が救われた点は多少ご都合主義であるものの、綺麗な形で終わっているのでこれはこれで私としてはとても好きな終わり方ですね。まあ多少Diesを推し過ぎている感は否めないですが、そもそもFDのようなものですので当然と言えば当然でしょう。
Diesが好きな方や神咒プレイ済みの方にも是非プレイしていただきたい作品ですね。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.04 | Category ⇒ ゲーム | Comments (0) | Trackbacks (0)
Seventh Swamphonyが届いた
kalmahの新譜が届きましたので、軽い紹介を。
輸入版ですので紙ジャケットです。ジャケ絵は安定のじーさんです。
ぶっちゃけケースよりも紙の方が好みだったりします。
通して聴いてみたところ、さすがのkalmah節炸裂で、どの曲も良かったです。kalmahのイントロは他のバンドとは違った魅力を有していますね。
どの曲を紹介しようか悩んだのですが、3トラック目のPikemasterにしました。
一番はやはりタイトル曲でもあり、オープニングトラックでもあるSeventh Swamphonyなんですけれども、この記事の最後で紹介していますので。
さて、今回はこの辺りで。ではまた次回投下時に。
輸入版ですので紙ジャケットです。ジャケ絵は安定のじーさんです。
ぶっちゃけケースよりも紙の方が好みだったりします。
通して聴いてみたところ、さすがのkalmah節炸裂で、どの曲も良かったです。kalmahのイントロは他のバンドとは違った魅力を有していますね。
どの曲を紹介しようか悩んだのですが、3トラック目のPikemasterにしました。
一番はやはりタイトル曲でもあり、オープニングトラックでもあるSeventh Swamphonyなんですけれども、この記事の最後で紹介していますので。
さて、今回はこの辺りで。ではまた次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.07.03 | Category ⇒ メタル | Comments (0) | Trackbacks (0)