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一姫の水着ぺろぺろ
無駄にデカイAmazonのダンボールを空けると厚紙が入っていました。安定の過剰梱包ですね。
組み立て式でしたが、はめるだけなので製作時間は5秒ほどでした。
むしろエロゲタワーの中から果実と迷宮を探し出す方に時間がかかってしまいましたね。
とりあえず組み立てて適当なところに置いてみました。ちゃんとぴったり3本入る設計になってます。
というか楽園が出ないと中身が傾くので微妙ですね。
可愛すぎた。フラッシュのせいで若干黄色がかっておりますが、実際はもうちょっと薄い肌色をしてます。おっぱいも良いですが、何よりもお尻がえろっちいですね、ぺろぺろ。横や裏のマキナとかちるちるはどうでもいいです、はい。
まあただの厚紙と言うか製品版買えばただで引っ付いてくるものに1000円かけたのはどうなのかなと一瞬思ったのですが、一姫が可愛いので満足ですね。
どうやら通販開始されてから数十分ほどで売り切れてしまったようで、私は運が良かったみたいです。買えなかった人は
ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.28 | Category ⇒ エロゲ | Comments (1) | Trackbacks (0)
今月のエロゲ購入報告
購入した作品は
・魔導巧殻 闇の月女神は導国で詠う
・少女神域∽少女天獄 -The Garden of Fifth Zoa
・ひとつ飛ばし恋愛
以上の3本です。
魔導巧殻は久々にゲーム性の強い作品となります。ジャンルもSLGと私の好みですね。
追加特典ディスクのハイシェラ様が良い顔してますね。戦女神ZEROから100年後くらいの設定らしいです。
何時間ほどこれの攻略に時間がかかるかな、といったところです。
少女神域は3daysや11eyesで有名なlassの新作です。唐突にホームページが大幅更新され、あれよあれよと言う間にマスターアップした作品ですね。当分は発売しないであろうと思っていたので、嬉しい誤算ですね。
とりあえず祥那ちゃんが可愛すぎます。
ひとつ飛ばしは前作の恋0が中々面白かったので購入に踏み切りました。今作にも顔芸キャラがでているようですね、楽しみです。
プレイ順序は魔導巧殻→少女神域→ひとつ飛ばしを予定しております。3作とも攻略後に記事を書きますので、また目を通していただければと思います。
恐らく魔導巧殻のせいでブログの更新が滞るとは思いますが、合間合間にまた何かしら繋ぎの記事でも投下しようとは思っております。
今回は以上です、ではまた次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.27 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『シークレットゲーム CODE:Revise』レビュー
タイトル:シークレットゲーム CODE:Revise
ブランド:FLAT
評価:76点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
シークレットゲームシリーズの2作目ですね。前作同様、バトルロワイヤル形式のお話です。
先ほどクリア致しましたので、早速レビューを書いていこうと思います。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
メイドとチェーンソーが両方そなわり最強に見える
やはりあのインパクトのあるメイドさんは色々な意味で最高でした。
主人公の前では大変可愛らしい従順なメイド、それ以外の時はチェーンソーを振り回すシリアルキラーとなり、
見た目と相反する性格が大変素晴らしいキャラでしたね。
前作同様登場キャラクタは大変個性豊かな人物が勢ぞろいしており、前作以上のルールが登場したことでゲーム自体の面白さも大幅にアップしておりましたので、大変満足したと言えるでしょう。
懸念であったボリュームについてですが、確かに2エピソードというのは少ない印象を抱きました。
しかしながら両シナリオ共、しっかりとシナリオが書かれており、どちらも引き込まれる構成で大変面白かったですね。
不満点としてはほとんど活躍しなかったキャラの救済や、生存者の幅をもう少し広げるなどしてくれていたら、
文句無しの作品となっていたのではないでしょうか。
①シナリオ・テキスト ≪85点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
あらすじは前作同様、閉鎖空間でのバトルロワイヤル形式ですね。
今作では大きな2つのシナリオで構成されており、初回では1つのシナリオしかプレイできません。
1周クリア後にもう1つのシナリオが開放されるといった形ですので、プレイ順序は完全に固定されております。
両シナリオ間には多少ながら関連があり、双方の伏線を補完しあっている、といったシナリオの構成と言えるでしょう。
また前作以上に複雑となったルールがございますが、気になる方は公式サイトをご覧いただければと思います。
各シナリオの簡単な説明は下記の通りとなります。
・ALONE
初回は強制的にこちらのルートとなります。序盤での司の誘いを断るルートですね。
ヒロイン役は誰なのでしょうか。一番近いのははるなでしょうね。
このシナリオの見所は何といってもセカンドステージ直前のあのシーンでしょう。
間違いなくメインヒロインであった琴美が真っ先に死亡するという、これ以上にないくらいに良いシナリオ展開で大変驚かせていただきました。
琴美が死亡したことにより主人公が冷酷無比のダーク系なキャラへと変貌してしまったのも大変良かったですね。個人的にはこちらの主人公の方が好みだったりします。
また、黒幕ではないのですが裏で糸を引いていたのが大祐というのも中々に悪くない展開でしたね。消去法で大祐しかいないというのは気づいていたのですが、ある意味黒河よりも悪役たり得るキャラで、シナリオとマッチしておりました。
男性キャラが女性キャラを守る為に命を賭ける展開や最後のはるなとの一騎打ち、その後の特殊能力でのどんでん返しなど、二転三転するシナリオで、満足致しました。
・REBEL
2週目に開放されるシナリオです。こちらは司と手を組むルートですね。
ヒロイン役は琴美です。ALONEでは達成できなかった琴美とのいちゃいちゃが見れます。
総合的にはALONEの方が好みではあるのですが、単体でのインパクトはこちらも負けておりません。
初音の暴走や瞳と琴美の決闘シーンなど、こちらも先が読めない見事な構成と言えるでしょう。
琴美と主人公の競合した条件の解決方法に関しては若干無理がある気がしなくもないですが、個人的には悪くないかなと。
ALONEは比較的主人公にスポットが当たっていたのですが、REBELに関しては他キャラクタにスポットを当てたシナリオ構成と言えますね。似たようなシナリオにも関わらずめまぐるしく展開が変わり、全く飽きることなくプレイすることができました。
シナリオの総評としてはほぼ文句は無いのですが、もう少し両EPの生存者に変化が欲しかったかなと。まり子と玲はREBELで殺しておいても良かったのではないかなと。まあ伏線回収の都合上生かさないといけないのですけれども。
また、瞳や結衣、初音などにも救いが欲しいですね。ここはもうボリューム不足の欠点とも言えるでしょう。
今作のリメイク版がVitaで発売していますので、この点に関しては解消されていると思われますが。PC版が待ち遠しいですね。
また、AFTERシナリオもREBELだけではなくALONEにも欲しかったかなと思います。まあ成長したはるなが見たかっただけなんですけれどもね。
後はそうですね、もう少し前作との関連性が欲しかったですね。新規ユーザーが手に取りやすい形と考えればメリットと言えるのですが、もう少し前作キャラの名前や名残などがあっても良かったのではないかなと。
AFTERラストのペンダントに掘られた名前が一瞬前作の文香のことかなと思ったのですが、情報も少ないですし矛盾もありますので何とも言えませんね。
恒例の座談会も、ゲームに則った内容で、大変笑わせてもらいました。黒河や真島のギャップが良かったですね。NGボイス集が無かったのは残念と言えば残念でしょうかね。
私好みのお話で、満足いく読了感ですね。中だるみもなく先が気になるシナリオ構成、登場キャラの設定や立ち位置等、燃えと泣きがうまく調和された作品と言えるでしょう。個人的には名作と呼べる作品だと思います。前作キラークイーンとよく比較される今作ですが、圧倒的にこちらの方が好みですね。
本来なら90点を付けたいところですが、リメイクへの期待も込めて85点とします。
②キャラクタ・声優 ≪72点≫
順位:瞳>はるな>玲>悠奈>初音>結衣>琴美>まり子
・吹石琴美 CV:雪都さお梨 ≪55点≫
主人公の幼馴染で、ALONEでまさかまさかのご退場になる、ある意味最もインパクトのある子です。
常に主人公にべったりと張り付いており、嫉妬深く、いつまでも正妻ヅラしてる困ったヤツです。
良識があり、間違った行動を行いそうになるメンバーをしっかりと説得し、なだめる役割ですね。
見た目は悪くはないのですが、あまり性格が好みではない子ですね。と言うのも四六時中主人公のことばかりですので、さすがに幼馴染キャラだったとしても見ているこちらとしては少々面倒な子だなぁという印象を抱きました。
まあREBELの終盤では中々に良い活躍をしたりもするのですが、あのシーンはどう見ても瞳の引き立て役にしか見えませんし、内容も瞳中心でしたので、一応頑張ってはいたんですけれども、少々活躍が遅すぎたかなと。
しかしながらALONEでは主人公を覚醒?に導いた一番の功労者と言えるでしょうし、あのシーンは今作一番の名シーンですので、どちらにせよ彼女はこのゲームには必要不可欠な存在なのでしょうね。
良いシーンです
ロリ時代は強い
衝撃のシーンでした。ここはSSじゃ表現し切れないですね。
ここの啖呵はかっこよかったです。
・藤堂悠奈 CV:沢村かすみ ≪75点≫
銃の腕前に長けており、常に勝気で頼りになる女の子です。
結衣とは良いコンビではあるのですが、肝心の結衣がアレなので。
その実、彼女はリピーターであり、全員を生存させようと模索する健気な子です。
比較的身体能力が高いのですが、更に上のメイドがいますので、こと戦闘シーンにおいては半端な立ち位置だったかなぁと。
もう少し彼女の特技を生かして敵を翻弄するシーンなどが欲しくはありましたが、残念と言えば残念ですかね。
彼女はメインヒロインを張れるくらいの設定や性格をしているはずなのですが、なぜかどちらのエピソードでも残念な結果に。
しかしながら死亡シーンに関してはALONE、REBEL共に大変素晴らしく、涙溢れる展開でよかったですね。
まあリメイク版ではパッケージを飾っているので、彼女のこれからに期待しておきましょうか。
銃持ってるとやっぱりかっこいい
結局どちらのルートでも結衣はかわらず……
・萩原結衣 CV:香山いちご ≪60点≫
ぽっと出てぽっと死んだアホの子です。悠奈との百合シーンが一番の見所だったりします。
ALONEに関しては大祐にレイプされるという、悲壮感溢れるシーンを演出してくれたりもしたのですが、REBELに関しては黒河に口答えしてあっさりと殺され、その上初音にダシにされるという何とも不憫な展開に。
正直ファーストステージでは中々に好感の持てる子で、悠奈との接点を考えるともう少し頑張ってくれるかなとも思ったのですが、なぜか全く活躍せずに舞台から姿を消す、という残念な結果に。
彼女もリメイク版での活躍に期待致しましょうか。唯一、エクストラステージでの彼女は輝いておりました。
・阿刀田初音 CV:金田まひる ≪70点≫
見た目は可愛らしいアイドルのロリッ子。しかしながら大祐にレイプされたことにより、シリアルキラーへと変貌します。
ALONEではほとんど活躍しないのですが、REBELでの変貌っぷりは素晴らしかったですね。まさにキラークイーンの名に相応しいキャラクタと言えるでしょう。
最高峰の特殊能力であるQの能力が明かされた時はコイツ誰が勝てるんだとも思いました。しかしながら本人はただの少女なので意外とあっさりで、もう少し粘って欲しかったですね。個人的にはあそこで初音が全滅させるシナリオでも悪くは無かったと思います。
彼女が殺人を犯すシーンが少なめだったのが残念と言えば残念ですね。もっと無双してるシーンとか見たかったです。
konozama
ロリレイプ
厨ニ発病
・蒔岡玲 CV:あじ秋刀魚 ≪80点≫
剣術が特異なロリその2です、司とは良いコンビをしてると思います。
弟の敵を討つ為にこのゲームへと参加した経緯を持つ、健気な子だったりします。
彼女自体が活躍するシーンはあまりありませんでしたね。司を改心させるシーンなどは悪くなかったのですが、基本的に周りが彼女を守るために犠牲となる形が多かったので、どちらかと言うと引き立て役に近い立ち位置だと思います。
しかしながら戦闘シーンでは自身の技術を駆使し、瞳と中々の渡り合いをしてくれましたね。チェーンソー相手に刀で切り込むなど、実際にやったら大変なことになりますよね。まあそこはフィクションということで。
可愛い
ぱんつ
・上野まり子 CV:桜川未央 ≪45点≫
うざいBBAです。真島の引き立て役なだけの、ただの金魚の糞です。
まあ彼女のおかげ?で真島の死亡シーンはどちらも素晴らしい名シーンへと昇華致しますので、その点は評価できるでしょうか。
後は彼女のPDAが中々に有用なところくらいでしょうか。間接的ではありますが、REBELラストの琴美の窮地を救いましたので。
AFTERシナリオでは10年後の彼女が見れます。中々に深い立ち位置へとポジションチェンジをしているようですが、いかんせん本編での振る舞いがうざいの一言ですので、コレジャナイ感プンプンでしたね。
・細谷はるな CV:かわしまりの ≪90点≫
序盤ででてきたと思ったら長い間姿を消した、不思議っ子ちゃんです。
その実、主人公の実妹だったりします。お兄ちゃん大好きな子です。
正直ほとんどでてこなかったので、途中まで存在すら忘れてしまいましたが、ALONE終盤で彼女が再登場してからの展開は素晴らしかったですね。ラストで主人公を看取るシーンは涙腺が止まらなかったですね。
REBELでは大して活躍もせずに失意の元命を落としてしまうのですが、主人公と添い遂げるENDが無かったのは残念といえば残念でしょう。しかし彼女のシナリオはALONEで書ききっておりますので、次回作への望みも薄という、不憫といえば不憫な子と言えるでしょう。まあALONEのAFTER追加という可能性もあるので、期待はしておきましょうか。
謎パンチラ
ロリ時代は最強に近い
・粕谷瞳 CV:北都南 ≪95点≫
単体能力ではシリーズ通して最強キャラのメイドさんです。チェーンソーを愛用しています。初音が最凶であるのなら、彼女は最強、といったところでしょうか。盲目的に主人公に忠誠を誓っており、彼の為なら人殺しでも何でも行う、真性のシリアルキラーです。
まあこんな壊れた性格になってしまったのも、壮絶な過去のせいではあるのですが。REBELでの過去回想シーンや死亡直前の彼女の独白は今作屈指の名シーンと言えるでしょう。特に後者は涙腺崩壊モノでした。
残念ながら彼女は両シナリオ共に死亡してしまうのですが、個人的には最も救いの欲しいキャラと言えるでしょうか。彼女も悠奈と同じくメインヒロインの器を持っているキャラだと思います。
殺されたい
かっこいい
続いて男性キャラの感想を軽く。
まずは今作の主人公である、修平君から。
中々に主人公らしい主人公をしていたのではないでしょうか。REBELでは少々ヘタレな部分もありはしたのですが、ALONEではダークヒーロー的な位置付けのキャラへと変貌し、大変私好みの主人公を演じてくれました。
リーダー的な役割を持ち、メンバー全員を纏める若干のカリスマ性を有しております。前作主人公よりも彼の方が好みではありますね。
続いて大祐。よくいるチャラい友人ポジかと思っていたら真性のクズでした。
初音のシリアルキラー化の原因でもあり、結衣を無残に犯し殺してはるなちゃんをも犯そうとした救えないクズです。
そのくせ自分が死に瀕したら掌を返すこの小物っぷりが最高でしたね。REBELではセカンドのトリガーとなってしまいましたが、まあALONEであれだけ色々やらかしたのですから活躍としては十分でしょう。
次は司。きゅんを付けたい見た目と性格をしているのですが少々大人びておりますので私の範囲外の男の子です。
初見では多少鼻に付く嫌味なキャラかと思ったのですが、やる時はやるカッコいいやつです。
玲とのやり取りは見ていて飽きませんし、常に冷静なものの考え方は大変頼りになると思います。第二の主人公とも言えるでしょう。
次は真島。ボクサーです。素手限定なら最も強いのではないでしょうか。あの黒河や瞳相手に負傷しつつも立ち向かうその勇士は感銘を受けましたね。彼の死亡シーンは双方とも素晴らしい出来だと思います。
しかしながら選んだヒロインがまり子という、ちょっと女を見る目が無い残念な人だったりします。まあ年齢差を考慮すればおのずとまり子になるのでしょうけれどもね。
次は黒河。前作の手塚同様分かりやすい悪役です。中の人も同じです。しかしながら手塚のような好感は持てなかったですね。
躊躇なく人を殺そうとするその行動力は評価できる点なのですが、ただ手当たり次第に殺し奪うだけ、という中身の無い行動ですので、ただ単にうざいだけ、という印象ですね。リメイクで彼が活躍するシーンはあるのでしょうかね?
次は充。眼鏡です。もやしです。ジョーカー所持者です。彼はほとんど見所もなく気づいたら殺されているキャラなので何とも。特に悪いことはしていないので、可哀想と言えば可哀想なキャラなのですけれどもね。
結衣と同じくエクストラステージでは大活躍でしたね。
③CG・演出 ≪90点≫
戦闘時の演出やカットイン、絶望感や悲壮感などが大変上手く描かれており、素晴らしかったですね。2ndOPの入り方がこれ以上無いくらいに素晴らしく、クリア条件変更のシーンは背筋がゾクリとしてしまいました。
BGMも前作同様作風にマッチしたものが多く、閉鎖空間の絶望さを演出できていたと思います。
前作では場所が場所なだけに背景の変化が乏しかったですが、今作では森や川、廃村等背景の変化が多種多様で欠点がうまく改善されておりました。
シナリオコンプ後のタイトルに関してですが、正直まぶしすぎて何がなんだか分からないのが残念ではありますね。どうしてこんなにまぶしくしたのか、よく分かりません。
④システム ≪80点≫
前作とは開発エンジンが変わり、文句無いシステムへと進化致しましたね。設定画面に関しては全く問題ありません。
また全員のPDA所持者とクリア条件、死亡者が一覧で確認できるのは大変便利だと思いました。個人的にはそこで特殊能力も確認できればよかったのですが、なぜか特殊能力だけは確認できませんでした。文字数や枠の関係でしょうかね?
気になった点としてはCGや音楽モード一覧のスクロールが若干遅いのと、シーン回想でぱっと見どれがどれか分かりにくいといった点くらいでしょうかね。
⑤えっちシーン ≪55点≫
シーン回想枠数
まり子 1枠
瞳 1枠
琴美 1枠
玲 1枠
以上となります。少ないです、はい。まあ瞳のえっちシーンがあったのは嬉しい誤算ですけれどもね。まり子はいらない。
まあシナリオの展開上えっちシーンを付けにくいキャラは多いとは思うのですが、大祐のレイプシーンくらいはしっかりと描いても良かったのではないかなと思います。初音のちっぱいや結衣のえっちシーンを見たかったです。
と言うのもこのシリーズにおいては和姦よりも強姦の方が映えると思うのです。和姦に関しては結構唐突な印象を抱きましたし、無いよりはマシなのでしょうが、いくらなんでも出会って数日で和姦えっちというのは違和感があります。
逆に強姦であれば、場所が場所ですし展開的にも違和感無くえっちシーンを挟めますので。せっかくのレイプ目がこれでは勿体無いです。
ちなみに尺に関しては結構しっかりとしており、差分も割と多いほうですので、単体として見れば中々に有用なえっちシーンだと思います。絵に関してもまあ年代的なものもありますが前作よりかは使用できるのではないかなと。
■まとめ
前作同様、ちょっとした行動の違いでその後の運命が大きく変化するシナリオ構成は大変素晴らしかったですね。諸所にある名シーンや泣き所も多数あり、よくこのボリュームでここまで盛り込んだなと拍手を送りたいです。
まあ掘り下げ切れてないキャラが多数おり、消化不足というのもありはするのですが、そこはリメイク作に期待しておきましょうか。さすがにVitaを購入してまでプレイしたいとは思いませんが、PC版が発売されたら購入するのではないかと思います。
なぜか不満の声が多い今作ですが、個人的には久々に名作と呼べる作品に出会えました。個人的にボリューム不足というよりはサクサクプレイできる、という認識ですね。まあ平均出すと70点代止まりではあったりもするのですけれどもね。
過去作プレイ済みの方はもちろん、今作からプレイしていただいでも全然問題ありませんので、是非皆様に触っていただきたい作品ですね。
ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.26 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
死なずの姫君を購入しました。
右のクリアファイルはとらのあな特典ですね。ポストカードも付いてたのですが、撮るのを忘れました。
軽く読んでみたところ、安定のロリとモチ語満載で最高ですね、フンヌフンヌ。
残念ながら単発作品は収録されていません。まあ次回に期待ですね。
他にも何冊か成コミを買おうか悩みはしたのですが、荷物がかさばるのでとりあえず今回は見送りました。
直近の成コミ購入予定としては5月になぱた、6月に桂井よしあきですかね、とりあえず。
今回は以上です。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.23 | Category ⇒ 成コミ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『シークレットゲーム-KILLER QUEEN-DEPTH EDITION』レビュー
タイトル:シークレットゲーム-KILLER QUEEN-DEPTH EDITION
ブランド:FLAT
評価:68点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
シークレットゲームシリーズの1作目に当たり、今作は同人版であるキラークイーンのリメイク作品となります。
先ほど攻略完了致しましたので、早速ではありますがレビューを書きたいと思います。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
北都南の演じるロリキャラは至高の存在
EP4でようやくお目見えとなる優希ちゃんですが、大変可愛らしく守ってあげたくなるような女の子でした。
あの声でお兄ちゃんと呼ばれると誰でも一撃でノックアウトされるのではないでしょうか。
もちろん他キャラクタも個性豊かな人物が揃っており、この閉鎖的な空間においてどのような行動を起こすのかが
楽しみで仕方がありませんでしたね。
しかしながら同人版とは大きく展開が異なっており、正直EP4に関しては求めていた展開とはかけ離れておりました。
なによりも優希ちゃんがヒロインから降格という、彼女の為にプレイしてきた私にとっては大変不満の残る終わり方となってしまいました。シナリオの大幅改善や追加などは大変嬉しかったのですが、最終的に持っていく方向性を間違ったのかな、という印象ですね。
①シナリオ・テキスト ≪75点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
謎の組織に誘拐された主人公達13人が、自身の生存を賭けて殺し合いをする、といったお話です。まあバトルロワイヤルそのままの設定ですね。ジャンル的にはパニック系作品と言えるのでしょうか。
同人版では2本だったシナリオが、今作では4本と倍に追加されております。プレイ順序は決まっており、EP1から順番に選んで行くほぼ1本道の作品となります。
また各シナリオ同士の関連性は全くなく、完全なパラレルワールド同士のシナリオだと思ってもらって問題ございません。
また事細かなルールが設定されているのですが、気になる方は公式サイトをご覧下さい。
各シナリオの簡単な説明は下記の通りとなります。
・EP1
ヒロイン役は咲実で、実質序章のようなシナリオとなります。
謎については軽く触れてはいるのですが、それの解決までには至りません。また、全員のカードもこのエピソードだけでは把握することができませんし、エクストラゲームの発生もございません。
咲実を守りながらゲームを勝ち抜くといった最もオーソドックスなシナリオとなり、ある意味一番緊迫感のある物語と言えるかもしれませんね。
・EP2
ヒロイン役は麗佳です。ゲーム開始早々主人公のPDAが破壊されてしまうという一風変わった物語の始まり方をします。
またこのシナリオからエクストラゲームが登場します。物語序盤で麗佳と主人公が手錠で繋がれてしまうのですが、それを不利と見た黒幕側が二人に優遇措置、所謂エクストラゲームを持ちかけます。
手錠で繋がれた2人が48時間ずっと外さずに生存すれば、どちらか一方のPDAの解除条件で2つ首輪を外せる、といったものですね。同人版には無かった斬新なアイディアで、見ているこちらも大変面白いシナリオではありましたね。
・EP3
ヒロイン役は渚及びかりんです。このシナリオに限って選択肢が出現し、それによって渚ルートかかりんルートどちらかに分岐致します。2人分のシナリオのせいなのか、多少ボリュームが少ない印象を受けました。
渚ルートは主人公がこのゲームの黒幕であるカジノの存在に気づき、自身と渚の同時生還にかけるよう要求します。それの賭け金を渚の身請け金とする、という思い切った行動をします。個人的にはここの主人公が最もかっこよかったですね。シナリオ全体においても一番面白いお話だったと思います。
かりんルートに関してはまさかまさかの主人公死亡ENDという、大変鬱な終わり方で驚きました。
まあ1ルートくらいは主人公死亡というのもあっても良いとは思うのですが、少々かりんが可哀想かな、という印象を抱きました。
シナリオのみどころも終盤のみですので、もう一つといったところでしょうか。
・EP4
ヒロイン役は優希ちゃんだと思っていたら咲実でした。お前EP1でヒロイン張っただろってなりましたね。
今まで一度も姿を確認できなかった優希ちゃんが初登場します。またシナリオも全ての謎が解決するグランドルートとも呼べる展開で、中盤までは悪くはなかったです。
しかしながら終盤でイレギュラーである優希ちゃんを回収する為に兵隊がゲームに乱入する、と行った展開となり、参加者vs回収部隊というわけの分からない構図となってしまい、正直面白くなかったですね。このシナリオに関して言えば同人版の方が圧倒的に良かったですね。優希ちゃんとのえっちシーンも無く、なぜか咲実が割り込んだ形となり、ある意味NTRゲーにしか見えなかったです。
また、バトルロワイヤル形式にもかかわらず生存者が10名と異常に多いのも緊迫感が全くなく、兵隊さん達の無能っぷりが浮き出てるシナリオでしたね。
とまあラストシナリオであるEP4で失敗してしまったという、大変惜しい構成で残念でしたね。
同人版の優希ちゃんルートを主軸に多少変える程度で全然問題なかったのですが、どうしてここまで大幅に改編してしまったのか不明です。優希ちゃんの為にプレイしてきた私にとっては大変不満の残る終わり方となってしまいました。同人版の方が総じて評価が高い理由がよく分かりましたね。
しかしながらEP4以外のシナリオに関しては大変出来が良く、閉鎖的な緊迫感や各プレイヤーが壊れていく様子、別EPでのヒロインが死亡してしまった際の虚無感など、上手く描かれていたと思います。
また、全シナリオクリア後に開放される楽屋裏のようなおまけやNGボイス集は大変面白かったですね。
こういったネタ重視のおまけは個人的に大変好みではあります。
②キャラクタ・声優 ≪73点≫
順位:優希ちゃん>渚>(文香)>麗佳>かりん>咲実>(郷田)
・姫萩咲実 CV:遠藤沙哉 ≪55点≫
足手まといの若干内気な子です。EP1及びEP4でのヒロイン役です。見た目は好みではあるのですが、正直中身が苦手です。
主人公のカードがAですので、彼女が絡むシナリオはどういった方法で首輪を外すのかが楽しみで仕方がありませんでしたね。
EP2とEP3では序盤で殺されてしまう可哀想な子ではあります。EP1でヒロイン役をやっていましたので、EP2の衝撃度は計り知れないものがあるのではないでしょうか(私は同人版をプレイ済でしたので覚悟はできておりました)。
主人公のことをよく気にかけてくれる大変良い子ではあるのですが、いかんせんEP4での横槍具合が不快でした。あそこは優希ちゃんにヒロインを譲って欲しかったですね。
介抱シーンのこの表情は大変可愛らしいです。
ここの説得はかっこよろしい。
おまけシナリオでは黒い一面が。
・矢幡麗佳 CV:天神祭 ≪70点≫
勝気なツンデレちゃんです。見た目が某魔法少女っぽいのは気のせいです。EP2でのヒロイン役です。
EP1でのあの発狂具合から一転、彼女のシナリオでは大変良いデレっぷりを披露してくれました。
同人版では攻略できなかったキャラでしたので、彼女のシナリオが追加されたのは大変嬉しかったですね。
まあ個人的には発狂した黒麗佳もかなり好きではあるのですけれどもね。
良いツンデレ
この一枚絵若干ふとましい
・色条優希 CV:北都南 ≪90点≫
最高に可愛いロリッ子ですね。この物語のキーを握っている重要なキャラです。一応EP4でのヒロイン役です。
EP4以外ではほとんど姿を現すことなく、死んでしまう可哀想な子ですが、EP4でようやく立ち絵が披露されます。
主人公のことをお兄ちゃんと呼び、慕っている可愛らしい子です。
その実、カジノ側の責任者の娘だったりします。なので彼女のゲーム参戦はかなりイレギュラーな事態となっております。
その設定をうまく使ってくれると思ったのですが、もう一歩といったところでしょうね。
やはり彼女を攻略できなかったのは残念過ぎましたね。当然えっちシーンもなく、主人公と咲実の娘役のような立ち位置で、大変残念ではありました。まあ彼女を攻略したい方は同人版をプレイすることをオススメ致します。
可愛い
貞操観念は案外強いです
中々に黒かったりします。
・綺堂渚 CV:梨本悠里 ≪85点≫
終始のほほんとしたお姉さんです。案外歳は取っているようですね。EP3でのヒロイン役です。
どのシナリオにも多分に絡んできますので、大変見所のあるキャラクタと言えるでしょう。
その実、主人公達を誘拐した犯人サイドの人間で、このゲームのサブマスターを務めております。胸についているカメラでの撮影役を主としているようですね。
ですので本気を出した際の判断力や銃の使い方などは手塚や高山を凌ぐほどで、大変頼りがいのあるお姉さんです。
過去ゲームに参加した際に親友を殺してしまい、それ以来ずっとこのゲームに参加し続けているという中々に重い過去をお持ちの子です。この作品の設定が最も上手く生かせているキャラクタと言えるのではないでしょうか。
このウインクは強いです
永遠の18歳
やるときはやります
・北条かりん CV:紅月ことね ≪65点≫
明るくて活発な元気ッ子ですね。一応ロリ枠です。EP3でのヒロイン役です。
妹の治療費を稼ぐ為にゲームを勝ち抜こうとする健気な子で、妹の為なら何でも行おうとする強い意志を持っております。
EP2では発狂してしまいますが、その理由が理由なだけに、大変可哀想ではありましたね。
またEP3で攻略可能ではあるのですが、なぜか彼女のルートのみ主人公が死亡してしまうという残念なEDを迎えます。
主人公が死亡する直前のシーンはかなり見所がありますので、大変良かったのですが、もう少し彼女に救いを与えてあげても良かったのかなと思います。まあEP4で救われてはいますのでそこは良しと致しましょうか。
この表情で踏まれたい
正直妹→の方が可愛い
・陸島文香 CV:HARUKA
・郷田真弓 CV:里都 ※この二人のキャラクタはキャラクタ・声優の評価に含めません。
専用ルートが無いサブキャラクタ二人の説明を。
まずは文香です。
同人版ではたいした活躍もせず攻略もできずに終わってしまった彼女なので、リメイク版では攻略できるであろうと思っておりました。正直かりんを省いて文香を攻略できるようにするべきだと思いましたね。
まあ攻略はできませんが、EP4で大変活躍致します。その実、このゲームを根底から破壊する為のテロリストであり、カジノ側と相対するポジションの方です。同人版ではそういった設定が無かったので、今作で追加されたものでしょう。
当然銃火器の扱いに富んでおり、タイマン限定であれば一番強いのではないでしょうか。
しかしながら話が突発的であり、一応EP3辺りで伏線を張ってはいるのですが、かなり強引な方法だなと思いました。
もう少し丁寧に伏線を張り、何かしら暗躍している様子を上手く描いて欲しかったかなと思いました。
正直この設定を丸々無くして、ただの参加者として扱って欲しかったですかね。
次は郷田です。ニラ眼鏡のBBAなのでキャラとしてはどうでも良いです。
その実、このゲームを裏から全て操るゲームマスターと呼ばれるキャラクタです。
まあ同人版であれば全ての黒幕っぽい雰囲気を出しており、割とカリスマ性があったりもしたのですが、今作ではもっと上の存在が普通に出て来ますので、それに踊らされているだけのただのオバサン、と言ったイメージしかありませんでした。
ゲームマスターの割に生存できたのがEP2だけ、というのもヘタレ加速しているような気がします。
続いて男性キャラの説明を軽く。
まずは長沢から。典型的なゲーム脳のクソガキですね。殺人を犯すのを悪いとも何とも思っていない、正直かなりイカれたキャラと言えるでしょう。逆に言えばこの作品にマッチしたキャラともとれますね。
続いて手塚。彼は良い悪役と言えるでしょう。狡猾な頭脳を持っており、銃の腕前も素晴らしく、主人公に立ちふさがるライバルと言った感じで、見ていて大変好感の持てるキャラでした。男性キャラとしては最も良いキャラですね。
次は漆山。どのEPでも大体序盤に死んでしまうエロいおっさんです。見所も糞もないです。
次は葉月さん。良識のある優しいおじさんで、主人公の味方をしてくれます。
基本的にはぱっとしないキャラではあるのですが、時には命を張って主人公達を助けようとする大変勇敢なお方です。
手塚と真逆の位置にいるキャラクタと言えるでしょう。
最後は高山。元傭兵ですので、知識と経験が豊富です。場合によっては敵にも味方にも回る中立のようなキャラクタです。
敵に回ると厄介ですが、味方に回ると大変頼もしい主人公達の護衛役となってくれます。
彼の死に様はどれもかっこ良いものばかりですので、一見の価値があるでしょう。
③CG・演出 ≪70点≫
戦闘シーンなどの緊迫感などはうまく描かれており、演出面に関しては全く問題ないといえるでしょう。
またBGMは中々に良いものが揃っており、この作品の雰囲気にぴったり合っているのではないでしょうか。
また、シナリオ攻略後にタイトルが変わる演出は大変良かったですね。今までの苦労が報われる、大変良いタイトル画面だと思います。
また背景ですが、もう少し変化が欲しかったかなと。どの場面でも質素なコンクリートの壁というのは変化が少なく、見ているこちらは若干ながら飽きてしまいました。まあ閉鎖空間ではありますので、変化が少ないのは当然なのかもしれませんけれども。
④システム ≪65点≫
システムに関しても特に問題はないかなと。NScripterで製作されているようなので、過度なものは元々実装できませんね。
まあキャラによっては若干ボイスが小さい印象を受けましたね。特に咲実がかなり聞こえにくかったですね。
⑤えっちシーン ≪60点≫
シーン回想枠数
咲実 2枠
麗佳 1枠
渚 1枠
かりん 1枠
以上となります。まあ何が言いたいのかというと、優希ちゃんのえっちシーンはどこへいったのか、と言う点のみです。
正直えっちシーンに関してはとりあえずエロ回収目的のものが大半で、どちらかというとこの作品には不要だったりもするのですが、それにしては同人版にはあった優希ちゃんをばっさりと切ってしまうのはどうなのかなと。
まあえっちシーンのある無しではなく攻略できるか否かという点が重要だったりもするのですけれどもね。
文香のえっちシーンが無いのも不満ではありますね。彼女こそ設定を鑑みれば攻略するに足るキャラクタだとは思うのですが、シーン構成や攻略キャラに大変不満がありますね。
しかしながら麗佳や渚、かりん等同人版ではえっちシーンのなかったキャラクタがきちんと描かれている点に関しては評価できます。尺に関しても使う使わないは別として、十分あるのではないかなと。
まあかりんのえっちシーンに関してはかなり唐突で強引な印象を抱きはしましたけれども。
■まとめ
主人公がどのキャラクタと行動を共にするかによって大きく異なるシナリオ構成や、個性豊かなキャラクタ達との掛け合いや戦闘など、プレイしていて大変面白い作品でした。中だるみも少なく、1エピソードも数時間で終わるのですが、どのシナリオも内容が濃く、楽しませてもらいました。
同人版の方を先にプレイしていた私としては優希ちゃんが攻略できなかったのは大きな誤算ではありますが、おまけシナリオでごめんねと謝ってくれたのでそこは断腸の思いで良しとしましょうかね。
基本的にはバトルロワイヤルのオマージュそのままなのですが、こういったジャンルの作品は数が少なく、大変新鮮な気分でプレイすることが出来ました。一部でグロテスクな表現があり、作風も人を選ぶものかもしれませんが、パニック系のシナリオが好みの方には是非プレイしていただきたい作品ですね。
ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.22 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『暁の護衛~罪深き終末論~』レビュー
タイトル:暁の護衛~罪深き終末論~
ブランド:しゃんぐりら(現あかべぇそふとすりぃ)
評価:72点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
暁の護衛三部作のうちの最終作に当たり、禁止区域のお話にスポットを当てた作品となります。
昨日攻略完了致しましたので、レビューを書かさせていただきたいと思います。
※この記事にはネタバレやえっちな画像がございますので、ご注意下さい。
■前置き
薫の可愛さは異常
前作・前々作のお固いイメージとは180°変わり、大変乙女で純粋な女の子へと変貌を遂げております。女の子モードのデレ具合が大変素晴らしく、良いギャップ萌えを堪能させていただきました。
他キャラクタにも魅力溢れる子が多数おり、各キャラの掛け合いに関しては従来通りのクオリティで大変笑わせてもらいました。
しかしながらシナリオ構成や新規参入キャラクタの掘り下げ等、甘い部分もあり、後一歩といった惜しい作品とも言えるでしょう。
①シナリオ・テキスト ≪65点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
禁止区域強制撤去法を皮切りに、表と裏の人間を多いに巻き込むテロが勃発致します。
今作では大きく分けてシナリオがテロに巻き込まれたお嬢様達を救出するルート、テロそのものを防ぐ為に尽力するルート、そして海斗がテロ側に介入するルートの3種類ございます。
便宜上救出ルート、テロ防止ルート、禁止区域ルートとします。まあ救出ルートとテロ防止ルートは纏めても良いかもしれませんが、一応念のため。
シナリオの総評としては実に惜しいと言えるでしょう。大半共通である部分もそうなのですが、ここから面白くなりそうだ、といったところで唐突にEDを迎えてしまうパターンが多く、不完全燃焼が顕著でした。特に禁止区域ルートでそれが多数見受けられ、肩すかしを食らった気分でしたね。
各キャラクタの掘り下げも大変甘く、特に新規参入キャラクタに関しては魅力の半分ほどしか伝わらなかったのではないでしょうか。設定次第ではもっと面白く書けたはずなのですが。キャラクタが多い為シナリオとの照らし合わせが難しかったのかもしれませんが、それにしてはかなり投げやりな印象を抱きました。
さて不満ばかり書いても仕方が無いので、各シナリオの感想を。まずは共通ルートから。
今作は恐らく無印薫ルート後からのお話で、実家に戻った薫をボディガードの道へと連れ戻す為に薫の実家へと乗り込むところから始まります。
薫奪還のシナリオに関して言えば、大変面白かったですね。直人や龍など個性ある男性キャラとの交流や女の子になった薫の魅力などがしっかりと描かれており、楽しませて貰いました。
また裏では海斗がいないことをいいことに、好き勝手する亮のクズさ具合や、水面下で侵攻していく作戦など、この先の展開をワクワクさせる良い作りとなっておりました。
次は救出ルートです。テロにより誘拐されたお嬢様達を救出する為に仲間とともに禁止区域へと足を踏み入れるシナリオです。麗華や薫ルートがこれに該当します。
存外悪くはない構成ではあるのですが、テロ側や亮がただのかませと成り下がってしまい、比較的あっさりと解決してしまったのは残念ではありました。
行動を共にした薫や尊、侑祈も軽く戦闘しただけであっさりと負けてしまい、敵に捕まってしまったのはどうなのかなと。正直この3人が着いてきた意味がほとんどありません。もう少しその3人の活躍の場を与えれいれば、もっとよくなったのではないかなと。
一応麗華ルートに限りBADENDが存在しますが、まああっさりとしてるので大したことはないかなと。
次はテロ防止ルートです。清美や明美先生ルートがコレに該当しますが、朱美先生ルートに関してはかなり展開が異なり、個人的には最も面白かったですね。
テロを最小限に抑えるルートですので、敵側がほとんど描かれないのは当たり前なのですが、それにしては少し介入した程度でテロの計画が瓦解してしまうのは少々もろすぎる印象を受けた気はします。まあ元々無謀な計画ではあったので、当然と言えば当然なのですけれども。
さて最後は禁止区域ルートです。2ndOPが挿入されるなど、今作のメインっぽい展開が予想され、大変ワクワクさせていただきました。
途中まではダークで殺伐とした雰囲気が良く描かれており、展開に関しても文句なく面白かったのですが、〆が大変残念ではありました。
各キャラクラの掘り下げが非常に甘く、個別と呼べるものがED程度しかないのはまあ最悪妥協したとしても、ここからがクライマックスで最も熱くなるであろう部分で唐突に逃げて終わり、というのは本当に肩すかしを食らいました。正直打ち切りレベルだと思います。
表のキャラとのすれ違いや対峙、最終的には内側からテロを潰すなど、最終的に勝てない戦争であったとしてもそれに至る過程に関してはいくらでも描きようがあったはずなのですが。
ライターがシナリオを書くのを飽きたのかと言えるレベルの失速具合で大変残念でした。2ndOPのワクワク感を返して欲しいです。
禁止区域ルートに関しては一人誰かを攻略してしまえば大半が共通となってしまいますので、舞もしくは最も好みのキャラクタから消化していくことをオススメ致します。
一番メインであったはずの禁止区域ルートが一番ダメという、一風変わった構成となりますね。まあ中には旅行という短い期間で一瞬にして問題を解決しEDを迎えた子や、あぽぷぅENDなどよくわからないものもあったりするのですが、それはまた各キャラクタの項目で。
シナリオ攻略順に関してですが、さほど気にする必要は無いかと思われます。しかしながら禁止区域ルート特には肩すかしを食らいますので、朱美先生より前に持ってきた方が良いかと思われます。
つまり、
麗華→禁止区域キャラ→清美や薫等その他キャラクタ→朱美先生
こんな感じがベターですかね。あぽぷぅENDなんてなかった
とまあ不満たらたらに書いてはおりますけれども部分的に見れば良かったところも多数ございますし、今までの伏線なども回収されておりますので、シナリオが悪かった、というのではなく惜しい、といった感想がぴったりと言えるでしょう。
②キャラクタ・声優 ≪79点≫
順位:薫>(ツキ)>(杏子)>清美>麗華>(詩音)>(亜希子さん)>(加奈子)>(柏)>(楓)>(絆ちゃん)>舞>(彩)>(萌)>朱美>(翔子ちゃん)>(風子)>(妙)>(
・二階堂麗華 CV:大波こなみ ≪80点≫
前作のFDでは空気な扱いでしたが、今作ではメインヒロインへと復帰しました。
やはり安定して可愛い子です。
メインヒロインとは言っても麗華中心で物事が進むわけではなく、今作ではどちらかというと回りに巻き込まれるタイプのヒロインで、所謂囚われの姫といった感じでしょうか。
ですので物語終盤に関しては主人公が救出すべき対象として描かれてはおりましたが、麗華自体の活躍は大してありませんね。
しかしながら海での釣りをしながら過去のことを語らうシーンはお互いの心情をなかなかに上手く表現しており、個人的にはかなり好きなシーンですね。
物語のラストで父親と共闘するシーンは双方ともかっこよかったですね。個人的にはバチバチとやり合って欲しい気もしましたが、これはこれで良い親子でしたね。
また、回避不可能な不幸としては、ペットであるソナタとカナタが亮の手により死亡してしまうのですが、それについての掘り下げと言いますか、悲しんだりお墓を作ったり等のエピソードが全く描かれておらず、若干薄情な印象を受けました。
エピローグで母親の墓に参拝するくらいならソナタとカナタにももう少し注視してあげてもよかったのではないかなと思います。
アヘ顔は最高でしたね。まあ若干脈絡が無い気はしましたが。
・南条薫 CV:芹園みや ≪90点≫
苦節3作目でようやくメインヒロインへと昇格することができました。普段との見た目や言動とのギャップが大変素晴らしく、海斗にデレデレの様子が大変可愛らしかったですね。
今作は薫ルート後のお話でしたので、彼女のシナリオにも大いに期待していたのですが、蓋を開けてみればただの麗華ルートでした。共通やごく一部の展開が若干異なるだけで、9割既読で、残念すぎましたね。
せっかく薫にスポットが当たったはずなのに、なぜか麗華メインで描かれてしまい、とうの薫本人が蚊帳の外でした。どうして彼女に個別のシナリオを用意しなかったのか……。
まあ共通部分や個別イベントに関しては大変見どころがありますね。薫奪還イベントもそうですし、海でのデートも中々に楽しませてもらいました。
数少ない戦闘シーンです。かっこよろしい。
この豊満なボディをサラシ一つでごまかしていたのは凄いと思います。
あーんいただきました。
正直敬語の方が良かったんですけれどもね。
・宮川清美 CV:さくらはづき ≪80点≫
尊の姉ですね。仕事も料理も何でもこなす完璧に近い警察官です。嫁にするなら彼女が一番でしょうか。
シナリオは一応テロを防止する為に行動するお話ではあるのですが、どちらかというと清美と同棲しつついちゃいちゃするのがメインである印象を受けましたね。
エプロンをしながら料理をしている清美さんは最高に美しいです。個人的には裸エプロンを期待したのですが、残念ながらありませんでした。
テロ防止に関してはまあ結構あっさり解決したかなという印象を受けましたが、国家勢力である警察が介入していることを考えると妥当なところかなと。恩赦を利用したりもしていますからね。
チョココロネ
・柊朱美 CV:羽高なる ≪70点≫
何かしら裏のありそうな担任の先生ですね。ある意味舞よりもクセのあるキャラクタだと思います。
今作では彼女が海斗に殺意を抱いている理由や立ち位置が明らかとなります。
ちなみにとあるルートでは彼女も無惨に殺されたりしますが、それはまた別のお話。
彼女のルートだけ他に比べたらかなり特殊で、結末も比較的綺麗に終わっておりますので、個人的には最も好きなルートと言えるでしょう。
風俗店のニューライズという店で海斗が荷物運びのアルバイトをするところからお話が始まります。
主に風子と朱美、そして絆ちゃんとの複雑な関係がメインのお話で、テロを防止する作戦は正直二の次ですね。
まあ朱美先生が主人公に殺意を向ける理由に関しては比較的早めに気づいてはおりましたが、まあなんと言いますか3作も引っ張った割には安っぽい感じがしなくもないですかね。
出来れば風子に理由を教えてもらうのではなく海斗自ら気づいて欲しくはありましたね。もし自分で気づいたのであれば朱美先生との過去をもう少し掘り下げて描くことも可能だったでしょう。
一枚絵で過去が軽く描かれただけ、と言うのは少々残念でもありました。
また、ラストで亮に朱美先生が斬られるシーンですが、あそこは素直に殺しておくべきだったかなと。生かした方がハッピーエンドなのかもしれませんけれど、違和感は拭えません。あの状況で朱美先生を殺せなかった亮のバカさ具合が更に加速した点に関しては褒めるべき点だとは思いますがね。
ここの朱美先生が一番えろっちかったです。
禁断
・舞 CV:稲狩夕子 ≪75点≫
禁止区域ルートにおける一番のメインヒロインです。かなり性格に難のある子ですが、可愛らしい一面も持ち合わせております。CVは我らがミズハス。
捕らえた海斗を残虐の限りを尽くして拷問します。見ているこっちが目を背けたくなるドSっぷりで最高でしたね。
しかしあそこまで痛めつけられたのに死ななかった海斗も少々打たれ強すぎる感じがしなくもなかったですね。まあ死んでしまったらそれはそれで元も子もないのですが。
一見デレそうにない子ではあるのですが、中々にデレっとします。まあ少々強引な印象を受けましたが、シナリオの都合上落とし所をつけなければいけなかったんだなと思いました。
デレながらもトゲのある性格は大変可愛らしかったですけれどもね。
禁止区域ルートのシナリオに関しては上の項目でも説明させていただいた通り、大半が同じ展開ですので特に言うことはないかなと。まあ舞くらいはもう少ししっかりと描いて欲しかったと言えるでしょうね。
このポーズなんか好きです。
一途な子ですね。
この表情良いです。
・詩音 CV:古閑ゆき
・柏 CV:日立このみ
・田宮沙代 CV:佐々留美子
・桜坂風子 CV:なかせひな
・桜坂絆 CV:涼森ちさと
・中里翔子 CV:春乃伊吹
・相馬楓 CV:澤田なつ
・加奈子 CV:北都南 ※この8人のキャラクタはキャラクタ・声優の評価に含めません。
評価するか迷いはしたのですがまあ主要キャラクタではありませんのでとりあえず纏めて紹介したいと思います。また、麗華・薫・朱美先生以外の前作キャラクタはとりあえず今回では紹介しない方向で行こうと思います。魅力に関しては前作・前々作で既に語っておりますので。
まずは詩音から。
日本人を心底恨んでいるチャイナ服のおっぱいぼいんちゃんです。見どころは胸です。
設定上かなり取っ付きにくいキャラクタですので、彼女の心を溶かすには結構な時間がかかるのだと思っておりました。ですのでこれはシナリオの方にも期待できるかなと思っていたのですが、甘かったです。
たった数日の旅行で行動を共にしただけで気がついたら海斗とちゅっちゅしてました。ちょっと急すぎますし早すぎて一瞬何が起こったのかよく分からなかったです。
確かに海で溺れていたところを助けたり、彼女と日本人との確執を解決しようとはしておりましたが、それにしては関係が飛躍しすぎだろ、という印象しか受けませんでした。
まあおっぱいはえろかったのでその点に関しては良いと言えるでしょうか。
にへら
龍はただのシスコンだということが分かりました。
続いて柏ちゃん。今作三大ロリのうちの一人です。白髪ちゃんですね。過去、海斗のそばに現れて色々言葉を交わした謎の少女その人です。後成長が止まっているようなので、実年齢はピー歳です。
彼女に関してはもう少し上手く描けたのではないかなと思います。海斗の母親を殺した張本人ではあるのですが、それもなんか軽く流されてしまいましたし、それの罪滅ぼしの為、海斗に付き纏っていたと言われただけでは消化不足ですね。
前作では終末論に繋がるキーキャラクタだと思っていたばかりに、少々残念ではありましたね。
加えて彼女だけハッピーエンドを迎えられずにEDで死亡してしまいます。まあ海斗の母親を殺した罪と考えれば妥当なのでしょうかね……?
新妻ごっこ
次は沙代です。真己澄と仲が良さそう?な女の子です。あぽぷぅです。
彼女のルートは全く良く分かりませんでした。というか必要性を感じません。
朱美先生ルートの極々一部が変わるだけで、彼女との交流もクソもほとんど無いうちに気づいたらEDであぽぷぅを披露してました。あぽぷぅってなんですかね。
唯一褒めるべき点と言えば真己澄から彼女を寝取ったようなシナリオ展開でしたので、その点に関しては大満足と言えるでしょう。激高している真己澄を見ると笑ってしまいそうになりますね。
どちらかというと彼女の友達である小春ちゃんの方が攻略したかったですね。
次は風子。ヒトデじゃないです。風俗店の店長を務めている人で、やたらとエロい風貌をしております。
まあ彼女は朱美先生ルート及び沙代ルート以外では序盤でちょこっと含みのある登場の仕方をする程度で、ほとんど絡んではきません。
しかしながら彼女が登場するルートでは風俗店の店長らしい淫靡な雰囲気と、絆の母親らしいおっとりとした一面を併せ持つ、大変素晴らしいキャラとして描かれております。
とは言っても娘を風俗店に寝泊まりさせるという時点で多少ながら頭のネジが外れてはいるのですけれどもね。
残念ながら彼女のえっちシーンに関しては佐竹がふんふん言っているあれしかありませんでした。使おうにも佐竹のふんふんが邪魔なので使えたものじゃありませんね。
さて続いては三大ロリの二人目、絆ちゃんです。風子の娘という設定ではありましたが、その実海斗と朱美先生の間に出来た子供ですね。
年齢の割に達観しており、何故か異様に動物に好かれる母親想いの大変可愛らしい子です。
クライマックスの朱美先生が絆ちゃんを守るシーンは大変素晴らしかったですね。まあ絆ちゃんの今後を考えると朱美先生が生存していた方が良いと言えるでしょう。
残念ながら彼女にはえっちシーンは存在しません。さすがに見た目的にも設定的にも無理があるのでしょうが、あったらあったで背徳感バリバリで最高だったとは思います。
うれション
げへっ
次は翔子ちゃんです。目が見えない子で、亮に昔からずっと奴隷のような扱いを受けていた可哀想な子ですね。
見た目通り大変おとなしい子で、ついつい守ってあげたくなります。
まあ見どころと言えば亮に対する意趣返しのあのシーンでしょう。あれほど傲慢な態度を取っていた亮が、彼女にあっさりと刀で刺されてしまい、それが原因で絶命してしまったのはシュールで仕方がありませんでした。
まあ亮はどのルートでもヘタレ爆発しておりますが、群を抜いてヘタレだと思います。
彼女についてのイベントが実はほとんど描かれておらず、ちょっと会話をした程度、と言えるでしょうか。どうせなら亮との過去をねっとりとダークに描いて欲しくはありましたけれどもね。
犬の真似をしている翔子ちゃんの一枚絵が欲しかったのですが、残念ながらありませんでした。
続いて楓ちゃん。三大ロリの三人目となります。さすがあの相馬の娘だけあり、他者を寄せ付けないしっかりとした性格をしております。また薫をしのぐ程の刀の達人で、年齢を考慮すればある意味最強のキャラとも言えるでしょうか。
シナリオに関しては大半共通の中で若干固有イベントがある程度なので、ほとんど語ることはありませんね。まあ刀の紛失イベントくらいでしょうか、見どころは。
性知識は皆無に等しく、貞操についての意味を彼女に教えるシーンは大変面白かったですね。まあそれにしては簡単に股開くなぁと思わなくもありませんでしたが、えっちかったので別にかまわないです。
ちんぽ
彼女のこととなるとあの相馬もただの親バカとなってしまい、大変面白かったです。
最後は加奈子です。何故か公式のキャラ紹介に載っていない子ですが、ちゃんと?攻略は可能です。
典型的なクーデレタイプと言えるでしょう、デレた時の破壊力は最高でしたね。
もちろん通常時も中々に踏まれたいキャラを演出してくれましたね。キャラ単体で言えば大変好みの部類だと思います。
しかしながらシナリオ面に関しては、彼女の不幸体質や須藤との確執など、いくつか見どころはあったりするのですが、とりあえず引っ付けた設定という印象しか抱きませんでしたね。それの解決に関してもあっさりと終わってしまい、感想も何もあったものじゃありません。
好きなキャラなだけに、色々ともったいないなぁという感想しか出てきませんね。
腐ってやがる
③CG・演出 ≪72点≫
ほぼFDからほぼ変化は見受けられませんので72点で。一応えっちシーンでのアヘ顔や舌など魅力的なCGが多数増えてはいるのですが、それはえっちシーンの項目での加点対象にしたいと思います。
④システム ≪66点≫
システムに関してもほぼ同じですので66点で。
しかしながら個人的に気になった点を一つ。既読判定がおかしいのか、私の勘違いかは不明なのですが、一部で未読のはずなのに既読扱いとなり、思いっきりスキップされてしまった箇所がございました。禁止区域ルートへ入る少し手前辺りですかね、確か。
気がついたら2ndOPが始まっており、金剛がこんにちはしてたのでびっくりしました。まあ評価には影響はしませんが、一応気になりましたので。
⑤えっちシーン ≪80点≫
シーン回想枠数
麗華 3枠
薫 3枠
朱美 3枠
清美 2枠
舞 2枠
紗代 1枠
詩音 1枠
楓 1枠
杏子 1枠
加奈子 1枠
柏 1枠
翔子 1枠
彩 1枠
ツキ 1枠
妙 1枠
萌 1枠
鏡花 1枠
以上となります。一部の前作ヒロイン及び清美の2枠目に関しては回想枠としては登録されず、おまけモードから閲覧が可能です。
ちなみに風子のえっちシーンは回想枠としてはカウントされていないようです。
今作は総じてえっちシーンの質が高かった気がします。トロ顔や舌の描き方、フェラシーンなどの表情がどれもえろちっくて素晴らしかったですね。枠数的にも特に問題ないかなとは思います。
まあ新規参入キャラに関しては2枠ずつくらいは欲しいとは思いましたが、まあ差分も比較的あったほうなので良しとしましょう。
まあえっちシーンが欲しかったキャラは何人かいるのですが、大半のキャラをしっかりと網羅しておりますので、十分と言えるでしょう。
また、麗華とツキにのみアヘ顔があったのは個人的に評価できますね。どうせなら全キャラあっても全く問題はないのですが、トモセ絵でアヘが見れたというのは大変うれしかったです。
まあ気になった点としてはテキストが喘ぎ声ばかりで若干単調な印象を受けましたね。まあ全てが全てそういうわけではないのですが、やたらとあんあんが多かった気がします。
前作まではさほどそういった印象を抱かなかったのですが、今作では顕著だったように思えます。
■まとめ
キャラの掛け合いやギャグシーンに関しては前ニ作と比べても遜色なく、安定したクオリティを保っております。キャラが多数増えたことによりその点に関しては寄り一層良くなっているかなと思います。
しかしながらシナリオの中途半端さがかなり足を引っ張っており、構成は悪くないだけにもっと良くなった可能性のある作品と言えるでしょう。暁三部作の最終作であったが故に、余計に残念でもありますね。
とは言うもののシナリオ全体に関しては一応の完結はしておりますので、風評ほどに評価は低くないかなといった感想ですね。
これで暁3部作の攻略が全て完了致しました。通してプレイした感想としては大変楽しめたシリーズだなぁと。どの作品も中だるみが少なく、ギャグも大変面白く王道とも言える展開で、とても面白かったですね。
ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.18 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
Survivalism Boulevard届きました。
購入したCDは、
・Survivalism Boulevard / The Stranded
以上です。
マイナーなメロデスという名の中身Mundiです。EttoreとClaudioが参加しておりますので、実質Mundiの5thのようなものですね。メロデスの中ではMundiが一番好みなので、買わない選択肢はありませんでした。
軽く通して聴いたところ、若干ポップな印象を受けましたがさすがEttore、安定してますね。まあ4thよりは全然好きかなぁと。
Mundiとはなんぞやと言う方に軽く。まあ分かりやすく説明しますとThe Strandedの前身バンドみたいなもので一部のメンバーが参加してたりします。Mundiが解散したという報告は確認しておりませんので、前身ではないのですけれども。
※軽く調べてみたところMundiとThe Strandedは別モノらしいのでどちらも順調に活動しているようですね。
Mundiと言えばこれかなやっぱり。真ん中がEttore、右がClaudioです。左はSoilWorkのボーカルでもあるBjörnですね。2nd以降は基本的にこの3人での構成ですが、Björnはゲストメンバー扱いのようです。
活動中のメンバーが別バンドを結成するのはよくあったりするので、知らないバンド名だけど実は……というのが結構な頻度であります。
とりあえず以上です、では次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.17 | Category ⇒ メタル | Comments (0) | Trackbacks (0)
『媚肉の香り ネトリネトラレヤリヤラレ』レビュー
タイトル:媚肉の香り ネトリネトラレヤリヤラレ
ブランド:elf
評価:86点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
初のelf作品でしたね。タイトルを見る限りNTRゲーのようなのですが、どうやらタイトル詐欺らしいので思い切ってプレイしてみました。
先日コンプ致しましたので、レビューを書かせていただきたいと思います。
※この記事にはえっちな画像及びネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
もう一度本編をプレイしたくなった作品
攻略完了後、すぐに再プレイしたくなった作品はもしかしたら今作が始めてかもしれません。
理由はいわずもがな、あの裏シナリオでしょう。彼女のえげつないギャップはもとより細かい伏線の回収もしっかりとなされており、別視点というものの良さを改めて実感致しました。良い意味で裏切られた作品です。
もちろん本編のシナリオ構成も中々に素晴らしく、多少終盤が駆け足気味であったものの、怒涛の解決シーンはじっくりと読まざるを得なかったですね。
加えてあのヌルヌルと動くえっちシーンは大変素晴らしかったですね。
elfのアニメーションは良いと聞き及んではおりましたが、数あるアニメーション作品の中でも抜きんでてよかったです。
①シナリオ・テキスト ≪85点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
三澤家の一人娘である乙葉ちゃんの家庭教師として、主人公がお屋敷で働き始めるところからお話が始まります。
今作には大別して主人公視点である本編と、香織さん視点で本編をなぞった裏シナリオの2種類がございます。
まずは本編の感想から。
ほぼ共通のみで構成されており、一応何人かのヒロインENDは用意されておりますが一部シナリオの内容が変わるだけで、どのENDも大筋が変わることはありません。
むしろ今作ではこの構成で全く問題はありませんでしたね。シナリオの都合上大きく展開を変えることも容易ではないですし、世界観が屋敷内+α程度で完結するので、どちらにせよ難しいと思います。かえって閉鎖的な雰囲気というものが味わえましたので、そこは満足しております。
シナリオのテンポに関しては中だるみも無くサクサクとプレイできました。移動パートでの若干のテンポダウンと合わせると丁度良いのではないでしょうか。
中盤の律子が大怪我を負った辺りから若干ミステリー要素が入ってきはしますが、主人公が解決するわけでもなく周りで勝手に展開が進んでいきます。その点に関してはもう少し主人公に頑張って欲しかったと言えるでしょうか。
まあ別に主人公は探偵でもなんでもない上、ミステリー物でもないのでそこを求めるのは少々酷なのでしょうが、折角探索パートが用意されているのですから、もう少しそれを有効活用した展開へ持っていっても悪くはなかったと思います。
終盤の解決シーンに関しては大変良かったですね。解決方法がかなり強引で情報が一気に入ってきたため多少整理に戸惑いはしましたが、落とし所としては悪くはなかったのではないでしょうか。まあ最初から最後まで主人公はヘタレで蚊帳の外、という展開は納得できていない部分もありますけれど。
まあ本編に関して言えば主人公も1人の登場人物として扱い、プレイヤーは第三者視点から物語を楽しむのが良いと思われます。
さて次は媚肉の香織シナリオの感想を。
香織さんと由紀との関係や細かな伏線の回収などもあったのですが、何よりも香織さんの言動のギャップがやはり見所と言えるでしょう。今作の黒幕は香織さんであり、全ての出来事に関しては彼女が裏で手を引いておりました。
まあ彼女が怪しいと思ったのはタイトルから推測できますし、本編中の言動もいやにあざとかったので比較的序盤で予想はついておりましたが、正直ここまでの腹黒キャラだとは思ってもみなかったですね。
本編での振舞いは100%猫かぶりであり、金のためなら人殺しも厭わない、救う価値の無いド淫乱のクズ女で、ますます好きになりましたね。ここまで普段?とのギャップに差のあるキャラクタは恐らく初めてでしたね。このシーンでこんなことを考えていたのか、と本当にびっくりさせていただきました。
強いてあげれば松太郎殺害のところまでではなく、その後の展開も香織さん視点で見てみたかったですね。後は香織さんの誘惑に主人公が負けてしまった各BADENDや香織さんENDに関しても彼女の視点で見てみたいですね。主人公とのえっち中は一体どんなことを考えているのかが大変興味あります。
私が前置きでもう一度プレイしたいと記述した理由は本編での猫かぶり香織さんと照らし合わせてみたいと思ったからですね。それほどまでにインパクトのあるおまけシナリオでした。
②キャラクタ・声優 ≪84点≫
順位:香織さん>乙葉ちゃん>沙耶>由紀>(律子)
※声優に関しては非公開ですので記載致しません。
・進藤由紀 ≪60点≫
主人公の恋人、ではなく恋人役をやらされている子です。都合上かなり可愛そうな目に合うのですが、正直好きでも何でもないのでどうでもよかったりします。
彼女をメインとして扱うのであれば、唯一寝取られたキャラと呼べなくもないですね。香織さんの異母妹だったりします。
正直彼女がグルだった、というのは予想の範囲外でした。変に下品な発言が多く、運命の人とか発言しているわりにBADでフェードアウトすることが多かったため、実は糞ビッチだったりするのかな、程度の認識しかありませんでしたので、大変驚きましたね。ある意味一番裏切られたキャラと呼べるでしょう。
なぜか彼女だけ本筋ルートでもエキストラの皆さんによる熱い顔射シャワーを浴びせられます。まあかたや死刑判決を食らっているのでそう考えるとヌルい罰と言えなくもないですね。
そして結局よく分からずじまいだった彼女が頑なに尻を拒んだ理由ですが、単純に不浄の穴だと思っていたのか、某BADでのアナル描写を際立たせたかったのか、はたまた過去のトラウマか何かなのか。どちらにせよ立ちまくりだったアナルフラグをしっかりと描写してくれた点に関しては評価できますね。
個人的にはもう少し彼女の過去を掘り下げても良かったのではないかと思います。まあ有料の追加シナリオで多少ながら明らかになるとは思いますが、いかんせん大して好きでもないキャラですので、あれをプレイするモチベはかなり低いですね。
この尻は中々良いですね。
・三澤乙葉 ≪95点≫
開幕ふとももを披露してくれた子で、主人公の教え子とも呼べる女の子です。笑顔が可愛らしくて終始守ってあげたくなりますね。
作中で唯一裏表の無い純粋な子ですので、良い清涼剤となってくれました。
彼女のルートに関して言えば、最も背徳感がこみ上げてきて、大変良い構成だなと思いました。毛布にくるまっていちゃいちゃするシーンは想像力がかき立てられる分、どのえっちシーンよりもえろっちくて大変良かったですね。総じて彼女のえっちシーンは優秀だと思います。
ふと思ったのですが、沙耶ENDへ至ることができた最大の功労者は彼女なのではないでしょうか。彼女が身を挺して風邪をひいたおかげ?で沙耶と一緒に看病することが出来、沙耶が風邪を貰い……といった具合ですね。あそこで看病してしまうと乙葉ちゃんルートへ入ってしまいますので。風邪をひいてくれてありがとう。
またEDに関しても紆余曲折はあったものの二人が幸せになって良かったですね。ただまあ主人公が実刑約9年、模範囚となりそこから2年程減刑されたといってもかなり重い刑だなと思いました。確かに過剰防衛気味だとは思いますが一応は正当防衛が適応されるものですし、執行猶予がついてもおかしくはなかったりするものなのですが。
まあ三澤家の当主を殺害した、という点で色々と手をまわされた結果と考えれば妥当なのでしょうかね。
G線が尊属殺人容疑+取り調べ時のあの対応を考慮して8年ですので、それと比較したらやはり重いなぁと。ふと調べたのですが、尊属加重は現在の日本の法律だと適応されないのですね。てっきりあるものだと思っておりました。
※別作品ネタバレの為、要反転。
また、某BADについてなのですが、彼女だけは巻き込んで欲しくはなかったですね。まあ由紀や香織さんのように完全に堕ちなかっただけマシと言えるでしょう。あそこでもし完堕ちしてしまっていたのであれば、ディスプレイを殴りつけていた可能性がありますが、なんとかギリギリ耐えられました。どちらにせよ辛かったですけれども。
守りたい、この笑顔
案外おっぱいあったりします。
おねしょ
この尻は強かったです。
・三澤香織 ≪97点≫
本編ではおっとりしていて世話好き、豊満なボディをお持ちの完璧な若奥様でした。しかし蓋を開ければ超絶腹黒キャラ、クズ中のクズであり、吐き気を催す邪悪でまっくろくろすけでしたね。今作の別名は鬼畜の香織。素晴らしいギャップ萌えでありました。また、今作の裏主人公でもあります。
前半でこそ松太郎を殺害させる為に主人公を利用しようと模索していたのですが、後半では中々なびかない主人公に苛立ちと嫉妬を覚え始め、どうやって主人公を堕とそうかという、行動する理由が徐々に変わっていったところは見ていて大変面白かったですね。ヤンデレというより邪悪デレという言葉がぴったりのキャラでした。
恐らく主人公に淡い恋心を抱いていたようなのですが、自信のプライドのせいなのか頑なに拒んでおり、それにより言動がめちゃくちゃになってしまう点も良かったです。恐らくこれが初恋であるがゆえに、恋だということにも認識できなかったのでしょう。
まあこんな腹黒キャラが出来上がったのも壮絶な過去があったせいなのですけれども、この辺りはもう少し掘り下げてくれても良かったかなと思います。とりあえず彼女にフェラを教えた施設の男はロリコンですね。
彼女の敗因としてはやはり沙耶を甘く見たせいでしょうね。もう少し沙耶に注視していれば、まず翻弄されることはなかったと言えるでしょう。まあ若干の疑問点としては沙耶が風邪で寝込み、主人公の部屋で休んでいるところなのですが、なぜあそこで香織さんは扉を開けなかったのかなと。序盤のまだしっかりと自分の芯を持っていた香織さんであれば恐らく躊躇せずに開けたのでしょうが、主人公との関係がその判断を鈍らせたのでしょうか。まあ開けてしまえばその時点で香織さんが圧倒的に優位に立ってしまい、どう計算しても沙耶ENDへ持っていくことができないからだとは思うのですが。
個人的には自身の身体だけではなく頭脳も多いに働かせて、もう少し粘って欲しかったかなと思います。まあBADENDで腐るほど主人公は籠絡されているのですけれどもね。
尻
おっぱい
あざとい
黒化全開
ここの意趣返しはかっこよかったですね。
ネイキッドのキャッチコピーにもなっている名言。
・叶沙耶 ≪85点≫
本作のメインヒロインで、一見何を考えているのか読めない性格ですが、その実主人公のことを心から愛している大変純粋な子ですね。
まあ個人的にはさほど好みではなかったりするのですが、シナリオ補正でこの点数に。あとナース服可愛いです。
彼女さえいなければ香織さんは難なく目標を達成できていたでしょうが、彼女が全てをひっくり返してしまいます。終盤の介入シーンはヘタレな主人公とは違い、かなり格好良かったですね。ただまあ思ったより介入が早かったので、もうワンテンポ遅らせても良かったのかと思います。
乙葉ちゃんの看病後に窓際で語らうシーンは素晴らしいの一言ですね。特にメロンパンの方の言っていることとやっていることが逆というのが、彼女の心情を現しており、大変綺麗なシーンだと思いました。
恐らく主人公に惹かれ始めたきっかけは亀の水槽辺りからでしょうかね。プールでの語らいを経て、風邪を引いてしまった辺りでは完全に自覚しているでしょう。大変可愛らしかったですね。どうせなら乙葉ちゃんの時のように布団の中でいちゃいちゃして欲しかったとは思いますが、あの段階だとはり倒されそうですね。
あのBADENDのラストは衝撃的でしたね。由紀のアナルでテンションが上がっていた矢先の不意打ちでしたので、一気にテンションが下がってしまいました。ああいう描写は下手に喘がれるよりも一層きついものがありますね。
物語のラストで主人公が沙耶に人形をプレゼントするシーンですが、確かに主人公もいた方が良いなと思いました。沙耶さんから沙耶へと呼び捨てにする為に×印で修正するラストも良いとは思うのですが、個人的にはそこに自分の人形を添えて寄り添っているような一枚絵を出して完結、とした方が良いとは思いました。まあそれだと安直すぎるんですかね。
・叶律子 ※このキャラクタはキャラクタ・声優の評価に含めません。
評価するか悩みはしたのですが、専用ENDもありませんのでとりあえずここで。どうやらアフターシナリオが発売しているようですが、プレイするかは未定です。
沙耶の母親ですね。公式サイトでは年齢不詳となっておりますが、沙耶や明彦の年齢を考えると40歳前後でしょうね。
初見ではうざいオバサンでしたが、実は香織から主人公や沙耶を守ろうとした正義の味方です。ただそのやり方や自身の性格も含めて上手くことが運べなかったりします。まあ逆に律子が気の良い人であったならば主人公とも上手く話し合い、早い段階で何かしら対策を打ってしまえる為、こういった立ち位置のキャラとして描いたのでしょう。
病院で目を覚ました際の温和な彼女が本来の姿なのでしょうが、いかんせん初見のうざい印象がかなり強いため、嫌いでもありませんが好きでもない、由紀と同じような感想を抱くキャラとなってしまいました。まあ由紀よりは全然マシなのですけれども。
続いて男性キャラクタの感想を軽く。
まずは今作の主人公である南拓也君から。本編でも公式でもネタにされるくらいの毛玉っ子です。しかし尺八を吹けるという若干ながらも粋な趣味を持っていたりします。当然尺八させるのも大好きです。
総じてヘタレという認識で間違いはありませんが、その実、香織さんに興奮剤を盛られながら誘惑されつつも鋼の精神でその誘いを受け流す、純真無垢な心の持ち主です。
良く言えば一途な性格、悪く言えば据え膳も食えないただの毛玉野郎、といったところですね。主人公としては好みではないですが、一人の登場人物として見れば案外悪くないです。
続いては屋敷の当主であり、三澤パレスの創立者でもある三澤松太郎。
初見は朗らかな雰囲気を持ちながらもどことなく怖い印象を抱いたのですが、その通り、ちょっとというか大分頭のネジが飛んだおっさんでした。
この歳にもなって由紀の下着を見るために持てる力を総動員して主人公に勝負を挑み込む、大分可哀想なおっさんですね。実際ほぼ全てのEDで最終的に死亡しておりますので今までやってきたことを加味すれば当然の報いかもしれませんが、ある意味作中で最も不幸な人物とも言えるでしょう。
まあここまで頭がおかしくなったのも全て香織さんのせいではあるのですが。律子が惚れたのはおかしくなる前の松太郎だったのでしょうね。
次は挙動不審な浪人生である叶隆司を。最初から最後まで終始不気味なキャラクタでしたね。終盤では昭彦と協力し合い、香織さんを追いつめる立ち回りを演じるのですが、それを加味しても大した見どころがございません。というか個人的には金魚の糞です。
まあ香織さんの下着を盗みまくったという行動力に関しては評価をしたいところではありますが、それも香織さんの掌の上だったりするので何とも言えませんね。
最後は沢木昭彦を。初見ではただの酔っぱらいのクズそうなおっさんというイメージしかありませんし、実際その通りで間違いはございません。
しかし解決シーンにおいて香織さんの悪事を全て白日の下に晒した功労者でもあります。個人的に昭彦はどちらかというと嫌いな部類でしたので、彼が真相を語るというのはあまり納得がいかないのですが、その意外性という点に関して言えば、最も適任だったと言わざるを得ないですね。
律子との関係をもう少し掘り下げてくれても良かったかなと思います。もしかしたら律子のアフターシナリオで語られているのかもしれませんけれども。
③CG・演出 ≪85点≫
CGは塗りが綺麗で引き込まれるキャラクタや絵で、大変素晴らしかったですね。パンツやお尻のアップなども大変えろっちく細かにかかれておりましたので、大変高水準なのではないでしょうか。BGMの無音やSEのみの場面が多く、作品の良さを更に前面へと押し出しており、使い方が凄く上手いと思いましたね。
目を見張るような凄い演出というものは無く、至ってシンプルなのですが、この作品に関して言えばそれが作風に大変マッチしており、作品の持つ不気味さや淫靡さがよく描かれておりましたね。
まあ個人的な希望としては腹黒香織さんの画像が少ないのは不満でした。あの微妙な角度の顔一枚と、尺八ニー、後は独房で項垂れている画像の3枚だけでした。もっとこう悪女らしいにやついた顔やしかめっ面を拝みたかったのですが、そこはご想像におまかせするといったところなのでしょうか、少々残念ではありました。
④システム ≪85点≫
設定面は特に問題ありませんね、基本的な機能を搭載しておりますのでさほど気にはなりません。若干スキップが手間ではあるのですが、場面ジャンプ機能もあるようなのでその点は問題にはならないかなと。
さてこのゲームの見どころである移動パート及び探索パート(便宜上)について簡単に説明をさせていただきます。
移動パートはWiz形式の3Dダンジョンのようなもので、屋敷の中を自由に移動できます。私はマウスで移動していたのですが、恐らくキーボードでも可能だと思われます。
屋敷内も最初は戸惑うかもしれませんが、大して広いわけでもないのですぐに各部屋の配置を覚えることができ、迷うことはまずありません。
また随所に細かなイベントがちりばめられており、ネタ中心のものから結構重要なイベントまで、多岐に渡ります。とりあえず律子のトイレイベントと乙葉ちゃんのパンツ何色イベントは笑わせて貰いました。
まあ対象までの距離感が一瞬分かりにくくなり、手前や奥で曲がってしまったり、ホイールで移動しているとイベント発生時にバックログを開いてしまったりと若干ながら煩わしかった箇所はいくつかございますが、それもまあ欠点と呼べる程のものではありませんね。
また、物語を進めることにより入手できる鍵を用いて、松の書斎でのアニメーション鑑賞やOKNGシーン鑑賞、服の着せ替えができるなど、おまけ要素も充実しておりましたね。まあ鍵や開かない扉はそういったおまけに用いるのではなくしっかりとシナリオに絡めても良かったのかなとは思いますが。
探索パートに関しては部屋の中をクリックして調べるといったもので、表示されているあらゆるものを調べることが出来ます。もちろんシナリオに大きく関わるものもあるのですが、ネタに富んだコメントも多いので、探索前にセーブして全箇所をクリックするという作業をせざるを得ないですね。
⑤えっちシーン ≪95点≫
シーン回想枠数
由紀 10枠
乙葉ちゃん 10枠
香織さん 10枠
沙耶 10枠
律子 1枠
複数 1枠
以上となります。実際は一つのえっちイベントを複数に区切っているものもありますので、もう少し数は減ると思います。しかし枠数的には全く問題ないのではないでしょうか。
まあ今作の見どころと言えば当然ぬるぬる動くアニメーションでしょう。
単に簡素なアニメをループさせるだけではなく、細かい腰やおっぱいの動きなどもえろっちく表現されており、その辺のアニメーション作品よりもよっぽど良かったですね。加えてえっちシーンのほぼ全てにアニメーションが入った点も大いに評価できます。どうせなら射精シーンもうまくアニメーションして欲しくはありましたが、十二分ではありますね。
逆にほとんどのシーンにアニメーションが入っているが故、単なる一枚絵のえっちシーンに関して言えば多少ながら物足りない感じが致しました。特に乙葉ちゃんEDと香織さんEDのえっちシーンにはアニメーションがなかったので、少々残念ではありましたね。
尺に関しても中々に長く、使用するにあたっては全く問題ないのではないでしょうか。
またパンツやお尻、おっぱいなどを焦点にズームアップするのは大変良い演出ではありましたね。これでもかと言うくらいには目の前にパンツが表示されたりしますので、思わず顔をうずめたくなりますね。
まあ若干謎パンチラが結構多かったりもするのですが、実際は香織さんや由紀がわざと見せている部分が大半でしたので、そこはまあシナリオの都合上仕方が無いかなと。というかえろっちいので別に問題はありませんね。
個人的な不満点としてはアナルが某BADの由紀くらいしかなかったのと、腹黒香織さん視点でのえっちシーンが欲しかったくらいですかね。
■まとめ
全ての項目において高得点をたたき出している通り、大変高水準なゲームだと思います。不安であったNTRに関してもほとんどございませんので苦手な方にも安心してオススメできます。
逆に良い出来であるが故に、細かい不満点が気になって仕方がありませんでしたね。まあさすが老舗メーカーのelfと言ったところでしょうか、今回が初elfでしたが大変満足させていただきました。邪悪デレという新たな可能性に気づかせてくれてありがとう。
由紀と律子の追加シナリオに関してですが、現状は未定ですね。というのもやはりこの二人は飛びついてプレイする程好きではないので、どうしてもモチベーションが上がりませんね。
まあなるだけプレイしようとは思いますが、恐らく当分先になるのではないかなと思います。ネイキッドに関しては特にプレイする必要性を感じないのでスルー致します。
まあ鬼畜の香織とかいうタイトルで、香織さん視点で各勝利ENDを描くといった内容のものを出してくれたらフルプライスでも飛びつくと思いますけれどもね。
それくらいに香織さんが大好きです。
ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.13 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『しろのぴかぴかお星さま』レビュー
タイトル:しろのぴかぴかお星さま
ブランド:Sweet light
評価:72点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
ケモ耳に惹かれてついつい購入してしまった作品ですね。
先日コンプ致しましたので、レビューを投下していきたいと思います。
■前置き
ケモ耳可愛い!!!
キャラクタは全員とても可愛かったですね、大変癒されました。
中でもしろとアウロラのケモ耳が群を抜いて可愛かったですね。声優のお二人もはまり役だと思います。
総じてメルヘンでまったりとした雰囲気で、ほんわかほわほわになってしまいました。
残念だった点としてはまあ作品の雰囲気上仕方ないのかもしれませんが、シナリオの起伏が無さ過ぎるので
どうしてもプレイ中に眠気に襲われてしまう事態が多かったですね。
もう少しシナリオのテンポを速めてメリハリをつければ文句なしの作品だったのですが、残念でしたね。
①シナリオ・テキスト ≪55点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご確認下さい。
10年前に死んだ犬のしろが、人間の姿になって戻ってくるところからお話が始まります。
おとぎの国との行き来や各キャラクタとの交流を深めていき、最終的には幸せに暮らす、といったお話です。
共通シナリオを経て各個別ルートへと分岐する、オーソドックスな形式となっており、選択肢もそれほど多くないので楽にお目当てのキャラクタルートへと入ることができると思います。
とりあえずシナリオの総評としては平凡で眠い、に限りますね。キャラとの掛け合いなどは中々に面白くて飽きはしなかったのですが、シナリオ自体の起伏がほとんど無いにも関わらず露骨なシナリオの引き延ばしが多くて本当に睡魔との戦いばかりでした。
一応しろとアウロラルートの終盤に関しては中々の見所であり、結構面白くはあったのですがいかんせんそこに至るまでの経過が大変長く、つまらないものでしたので、ようやくか、といった感想くらいしか出ませんでした。
まあ作品がメルヘン中心ののんびりとしたものですので、そういった雰囲気に関しては大変うまく描かれており面白くもありました。ゆえにシナリオの起伏がなくなるのは当然ではあるのですが、それにしては不要なイベントが多数ありますし、もっとコンパクトにできたのではないかなと思います。
せっかくのキャラクタや演出の良さをシナリオ展開の遅さが大いに邪魔をしている作品でしたので、残念で仕方がありませんでしたね。
また攻略順に関してですが、ロックなどはかかっておりませんので誰からプレイしていただいても問題はありません。まあ個人的にはしろをラストにまわすのが一番綺麗な終わり方かな、とは思いますが、誤差範囲ですので。
この作品はのんびりゆっくりとプレイする方には向いてはおりますが、私のように出来るだけ早く展開が動いて欲しいと思っている方にとってはあまり向いていないのかなと思います。
評価をどうするか悩んだのですが、確かにしろとアウロラルート終盤に関しては大変良い出来です。しかしそれ以外の部分が本当につまらないので、55点の低評価とさせていただきました。。
②キャラクタ・声優 ≪80点≫
順位:アウロラ>しろ>愛鈴>姫花
・しろ CV:木村あやか ≪90点≫
10年前は主人公のペットであるわんこでしたが、主人公に会う為に人間の姿で戻ってきました。犬耳が大変可愛らしいですね、わふー。とりあえずずっとナデナデしたくなるキャラでしたね。声優の木村あやかさんの演技も素晴らしかったです。
シナリオの見所としてはやはり終盤でしょうか。奇跡のタイムリミットが来てしまい、転生を余儀なくされたしろに再び会う為に魂の間と呼ばれる場所まで助けに行く主人公は中々にかっこよかったですね。
数多の魂の中からしろを見つけ出したシーンは若干ながら涙腺が震えましたね、良いシーンでした。
個人的には最も綺麗な終わり方をしているルートで、一番良かったですかね。
序盤のこの一枚絵でノックアウトでした。
フリスビーで遊んでいるシーンは大変可愛らしいですね。
すけすけ
ラストで人間になって戻ってくるこの一枚絵はかなり強いですね。
・橘姫花 CV:浅野ゆず ≪65点≫
主人公の幼なじみにです。ペットに大型犬のベートーベンがいます。総じてキャラのレベルが高かった為メインの中では下位ではありますが、単体で見れば十分に可愛かったですね。
シナリオに関しては最もダメでしたね。唐突に超展開が始まりましたし、蛇姫様が怒った理由も安っぽくてつまらないですし、それに言い負かされる主人公もヘタレ街道まっしぐらでしたので、褒める点がほとんどなかったりします。
主人公が姫花にふさわしくないという理由で周りを巻き込む荒波を起こすヤンデレ蛇姫様。
謎の愛の力らしきパワーで荒波を超えました。
げんこつ一発で更生させる姫花さん。
まあ蛇姫様がかわいらしく描かれていた点に関しては評価できますかね。
まあ他ルートにもこれに近い展開はあったりするのですが、理由に納得がいったり、それに至る経緯もしっかりと描かれておりました。しかしなぜか姫花ルートのみ終盤の作りこみが甘く、大変違和感のあるシナリオとなってしまいました。
・アウロラ CV:青山ゆかり ≪95点≫
我らがゆかり演じる猫ちゃんです。テンプレなツンデレで大変可愛らしいです。全キャラクタ中最も重い過去を持っていたりする、少し可愛そうな子だったりします、
シナリオはしろに次いで良かったと言えるでしょうね。彼女に関わった人間が全員不幸な死を遂げているので主人公とは一緒にいられない、という理由で自ら茨の奥へと閉じ篭ってしまいます。
茨に身体中を傷つけられながらもアウロラの元へと向かう主人公は多少ながらかっこよかったですね。
全ヒロイン中唯一のレイプ目を披露してくれます。
逆膝枕は強い。
白いリボンに変わってからの方が可愛らしいですね。
いい笑顔だ。
・吾妻愛鈴 CV:有栖川みや美 ≪70点≫
先輩キャラです。こしあんが大好きな子で、何にでもこしあんを塗ろうとする一風かわった子です。基本的にはおっとりとしていて、みんなの頼れる先輩ですね。
シナリオは最も起伏がなく、見所と言えるシーンもほとんどありませんでしたかね。まあ消えてしまうしろを引き止めるシーンや、終盤は多少ながら面白くはあるのですが、いかんせん盛り上がりが足りませんでした。
まあ姫花ルートのような変な構成にならなかっただけマシと言えるでしょうか。
ここの彼女の慟哭は結構クルものがありましたかね。
説明乙
こしあんのピラミッド
結構貞操観念に疎かったりします。
③CG・演出 ≪85点≫
CGは作品の雰囲気に大変マッチした可愛らしい絵が多くて、心が癒されますね。
加えて演出に関しては、随所に入るムービーや吹き出しなどはキャラクタの魅力を更に引き伸ばしており大変素晴らしかったですね。文章が全て縦書きではありましたが、演出の良さを更に前へと押し出している形でしたので個人的には良かったですね。
ただ残念な点としてはその演出のカットが出来ないので、中盤くらいになってくると逆に煩わしさが表に出てきてしまいましたね。
これが燃えゲーや厨ニ作品であれば演出をじっくり見ることが多い為、カットできなくても問題はないのかもしれませんが、今作の場合まったりさ加減が更にシナリオの遅さを引き立てており、テンポを殺してしまっていたのでマイナスとなってしまいました。
あとはそうですね、BGMに関してですが中々に耳に残るものが多く、中々に良かったですね。特にしろの鳴き声の合いの手が入るBGMが大変可愛らしくて何度もリピートしてしまいますね。
演出のカットさえ出来ていれば90点をつけても良かったのですが、惜しいですが-5点として85点としておきましょう。
④システム ≪75点≫
まあいつも通りのlightのシステムで問題はありませんね。
強いて言えば縦書き・横書きの変更や演出をクリックでカットできるようにする、などの設定は欲しかったでしょうね。まあ前者を実現するのは都合上難しいでしょうが。
⑤えっちシーン ≪65点≫
シーン回想枠数
しろ 3枠
姫花 3枠
アウロラ 3枠
愛鈴 3枠
以上となります。枠数的にも問題はありませんね、通常のキャラゲーとしては十分な数なのではないでしょうか。
卑語に関しても作風的に無いとは思っていたのですが、ごく一部にきちんとありましたので、そこは満足でした。
各回想の尺も十二分にあり、各キャラクタの良さも十分に引き立てておりましたので問題ありませんでした。
まあアナルが無いのは絵や雰囲気上仕方がありませんが、臀部が強いシーンがいくつかありましたのでそこも評価できますね。
■まとめ
キャラや声優・雰囲気は大変優秀ですので、その点に関しては良作と言えるでしょう。まあシナリオがそれらを殺してしまっているので個人的には残念な作品となってしまいましたが、まったりゲーが好きな方には大変オススメできる作品だと思います。
とりあえず見た目や声優に惹かれた方は体験版をプレイしてみることをオススメ致します。
Entry ⇒ 2013.04.09 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
メタルCD4枚購入しました。
購入したCDは、
・Menace and Prayer / Throne Of Chaos
・Pervertigo / Throne Of Chaos
・Wages of Sin / Arch Enemy
・First Strike Still Deadly / Testament
以上の4枚です。メロデス率高いのは私の好みなのでご容赦を。
Throne Of Chaosは当に解散しちゃってるバンドですね。チルボドチックな1stがやっぱり一番好きでしょうか。2ndはクリーン中心になってきておりメロデスとは言えないのですが、曲自体は好きなものが多いのでついでに購入してみました。
3rdに関してはとりあえず見送りですかね、ピンとくる曲が無かったのとデス成分ほぼ消えてしまっていたので。
Arch Enemyはヨハン時代の3rdまでは持っているのですが、アンジェラもそろそろ違和感なく聞けるようになってきたのでとりあえず4thを購入してみました。まあ元々メロディやリフはかなり好きだったのでいずれ購入する予定ではありました。
知らない人の為に一応記載しておきますが、ヴォーカルは女性です。
Testamentは初めて購入したスラッシュですかね。First Strike Still Deadlyは1stと2ndを再録したアルバムです。多分購入した4作の中では一番聴き易いんじゃないかなと。
以上となります。まあにわかなので詳しいレビューとか書けません。その辺りはお察し下さい。
一応The Strandedの1stも購入したのですが海外発送なのでまだ届いておりません。国内盤やたらと高いので。
話は変わりますが、チルボドの新譜が今年6月に出るみたいですね。まだ何とも言えませんがジャケは好きです。まあ高い買い物でもないので買うだけ買ってみようかと思います。
なんだかんだでメタルを聴くきっかけとなったバンドですのでやっぱり好きですね。
まあメタル記事に関しては購入報告辺りまでにしておこうと思います。と言うかレビューを書けるほど詳しくないので点数なんて付けられないですね。
どうでもいいですけど、エロゲ9割のこのブログにメタル記事ってのもかなり違和感ありますね。
とりあえず今回は以上です、では次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.07 | Category ⇒ メタル | Comments (0) | Trackbacks (0)
『EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~』レビュー
タイトル:EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~
ブランド:Black Cyc
評価:80点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
Black Cycの名作と言われている蟲愛をプレイ致しました。
正直プレイ前は『蟲』という時点でかなり敬遠しておりましたが、ついに手を出してみました。
※この記事には一部グロテスクな表現や画像がございますので、苦手な方はご注意下さい。
■前置き
蟲クンかっこいい!!
この作品のメインとも呼べる蟲クンですが、グロテスクな風貌からは想像もつかないような一面を見せてくれます。
基本的には母親である夢美に甘える子供なのですが、いざという時は命を賭して夢美を守る、頼れるナイトとなります。
表の主人公が夢美であれば、裏の主人公は蟲クンと言えるくらいには大活躍します。
もちろんその他のキャラクタも個性豊かなのが勢ぞろいしており、印象深いイベントやキャラも豊富で大変楽しめました。
また陵辱シーンについても蟲中心のなのかとも思いましたがそうではなく、どちらかと言うと触手成分が多めでしたので、
さほど抵抗無くプレイできました。私は触手があまり好きではありませんが、忌避するほどではありませんので。
①シナリオ・テキスト ≪85点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
夢美という1人の少女が蟲使いである煉悟君に偶然目を付けられて蟲の苗床にされてしまうところから物語は始まります。
正直序盤に関してはほとんど救いが無い上、精神的にもキツイシーンが連続して続きますので、ここで断念してしまう人もいるかもしれません。逆に言えば序盤さえ突破してしまえば慣れたもので、サクサクとプレイすることができました。
近作のシナリオ構成についてですが、8つの大きなシナリオに分かれており、プレイヤーはフローチャート形式で物語を進めていくという形ですね。各シナリオの簡単な説明や感想は以下に記載します。
・幼蟲編
このゲーム最初のお話となります。煉悟君の手によって夢美が蟲の苗床にされてしまい、その際に獣魔蟲と呼ばれる蟲の王様の卵を埋め込まれてしまいます。最後には隙をついて煉悟君を殺害し、囚われの身から脱出するまでを描いている章となります。
この章が最も救いがなく、夢美も見た目が大変幼いので精神的にきつかったですね。特にボテ腹蟲出産のシーンはかなりどぎつかったです。
しかし所謂救いの無い絶望というものが大変うまく描かれており、この転落した人生からどう這い上がって行くのかが楽しみで仕方が無かったですね。またこの章で貼られた伏線も後半でしっかりと回収されていく様はさすがだなぁと思いました。
ちなみに煉悟君が最も活躍し、輝く章でもあります。ここを過ぎれば終盤にしか出てこず、ただのかませと成り下がっておりますので。
・蛹蟲編
幼蟲編のあの出来事から5年後のお話で、夢美はAnzUというカフェであるバイトをしながら蟲クンと一緒に暮らしているのですが、ある日夢美の元に5年前の出来事を再現した合成写真が送られてくるところから物語は一転します。
この章は本筋である蟲使編、ifシナリオである揚羽編の2シナリオへと分岐致します。また蟲使編へと至る経緯によって、今後の展開が大きく2種類に分かれる、大変分岐の多い章となっております。
ちょっとした選択の違いで全く別の展開へと移り変わって行くのはプレイしていて大変面白かったですね。まさに運命の分かれ道とも言える章だと思います。
・蟲使編
本筋のルートで、この章へ入る際に右腕を失い、そこを補う為に蟲クンと同化するか、五体満足で自らの意思で蟲使いとなるべく決意をするかによって今後の展開が微妙に異なります。
この章では本筋である夢美編、ifシナリオである西館編の2シナリオへと分岐致します。恐らく西館編は右腕欠損ルート(便宜上)のみ入ることができるようです。
この章自体のお話は蟲使いになるためにトレーニングをし、その後どういう行動をするかの分岐があるくらいですので、さほど内容は深くありません。
・揚羽編
蛹蟲編からの分岐で、アゲハと交流を深めていくとこちらのルートに入ることができます。
アゲハの見せ場かとも思ったのですが蓋を開ければただ単に勘違いアゲハうぜーだけのお話で、何とも言えない展開でしたね。
しかし夢美がアゲハに全てを奪われて復讐をする『人と蟲の狭間で』ENDは結構良かったですね。個人的には和解という解決方法ではなく徹底的に痛めつけて最後は惨たらしくアゲハをぶち殺して欲しかったのですが、そうはならずにちょっと残念です。
ここのおちんぽ擦り付けあいえっちシーンはえろっちかったです。
・西館編
我らが西先生メインのルートです。蟲使い編で西先生の館を探すイベントへと進めればこちらのルートへと入ることができます。
このルートは何と言っても夢美の性格ががらりと変わり、かなり勝気な性格へと様変わりするので、個人的にはかなり面白かったですね。あれだけ内気だった子がこうも変貌するのかと言うくらいにはSッ気出てました。
このルートのキモはやはり『死を超えた少女』ENDでしょう。実験と言う名のえげつない拷問が始まりますが、蟲クンの再生能力によりどれだけ痛めつけても夢美の身体は修復してしまい、最後には頭部を破壊されてもそこから完全復活すると言う不死身っぷりが描かれております。ついでにアゲハもボコってくれたのは良かったです。
ふつくしいです。
・夢美編
蟲使編からの本筋ルートですね。優斗の存在がキーとなっております。
レンから蟲使いの森で1週間生き延びろと言う試練を与えられるところから始まります。
綾佳の出会いやレンとの対峙を経ると蟲使いたちとの確執がなくなり、このゲームの最終章でもある成蟲編へと進むことができるのですが、この章一番の見所は優斗が死亡する『森に溶けて』ENDでしょう。展開上五体満足ルート(便宜上)以外では入れないようです。
優斗が死亡したことにより激しいショックを受けた夢美が森の中で野生児のように綾佳及び蟲クンと共に暮らし始めます。
夢美が優斗の死を思い出すシーンは若干涙腺が緩みましたね。レンがその3人を見守りつつ手を出さずに去るところも大変綺麗な終わり方だと思いました。
当然展開的にはかなり鬱であり、BADENDなのでしょうけれど、個人的には最も好きなEDですね。
・成蟲編
この物語における最後の章で、全ての因縁に決着が着きます。15年前に殺したはずの煉悟君が復活するシーンから始まります。
煉悟君復活で大変テンションが上がり、これからの展開に期待を胸に膨らませたのですが、蓋を開ければなんとやら。かませ犬煉悟君でした。(U^ω^)わんわんお!
一応煉悟君が勝利するEDもあるのですが、とりあえず犯して終わりといった感じでなんとも言えませんでしたね。
この章にはまるっきり展開の違うお話が2通り用意されております。まずは前者の結婚ENDから。
夢美と優斗の結婚式場に煉悟君が乱入してきますが、綾佳が事前に手を打っていた為、蟲クンフルパワーで軽く撃退してしまいます。五体満足ルートだと煉悟君と対峙するのは綾佳で、蟲クンの真の姿を見ることが出来ます。
今までの敵が雑魚になるほどの最強っぷりでインフレが止まりませんでした。煉悟君のかませっぷりも止まりませんでした。
カッコいい!!
右腕欠損ルートでは煉悟君と夢美が15年の決着をつけるために対峙します。蟲クン力で煉悟君を軽く撃退するのですが、すんでのところで自爆されて式場が炎に包まれてしまいます。
その炎から命を賭して夢美を守りながら蟲クンが息絶えていくシーンは涙腺がやばかったですね。恐らくこのEDがグランドルートと呼べるものだと思います。
そして全く別の展開である蟲姫の鎮魂歌ENDですが、期待したものとは大いに違って残念でした。
蟲使い達を根絶させる為に粛々と計画を練っていた夢美達ですが、実は身体を徐々に蟲クンに食わせて行き、自ら蟲化することにより力を付けてその日に備えていた、といったお話です。この章における他ENDとの説明が全く付かないので完全にifシナリオですね。
このあらすじを見たときにもっと熱い戦闘描写を期待したのですが、その実周りの知り合い達を蟲化するためにレイプしまくるだけのお話でした。一応煉悟君も出てくるのですがまさかの優斗があっさりと撃退してしまい、かませでした。
まあ一番最後の一枚絵に関して言えば最も好きなCGなのですが、いかんせんそれに到るまでの描写がレイプとかませしかなかったのが残念でした。
個人的には煉悟君を一番最後に持って行き、蟲化した仲間達全員で力を合わせて倒す、といった一種のラスボス展開であればもっと面白くなったと思うのですが、どうしてこうなった。
まあえっちシーンがやたらとえろっちかったのとサユリが復活した事に関しては褒める点だと思うのですが、いかんせん構成が残念でしたね。最も好きなEDになる可能性を秘めていただけに、肩透かしを食らった気分でした。
ここのシナリオがもう少ししっかりとしていればもう少し評価は上がったでしょう。
まあこの作品はMDBのように戦闘シーンを主軸に置いていないため、そういうものを求めるのは間違っているのかもしれませんが、それにしては戦闘シーンが結構な量ございますので、期待してしまっても仕方ないと思います。
シナリオの感想は以上となります。総合的に見れば大変面白いお話でしたね。15年という夢美の成長物語でしたが、全くダレることなくプレイできました。
②キャラクタ・声優 ≪70点≫
順位:夢美>ユーリア>綾佳>遥>唯>美弥香>アゲハ>(杏子)>(サユリ)
・櫻井夢美 CV:伊藤瞳子 ≪95点≫
この物語の主人公兼メインヒロインです。ガチレイプされたり右腕失ったりと色々と酷い目に逢う可愛そうな子です。点数は大半がシナリオ補正です。
物語の進行具合によって立ち絵が大きく3パターンに分かれますが、幼蟲編のロリ夢美ちゃんが一番可愛くて守ってあげたくなりますね。
まんじる
残念ながら最終的にBBAになってしまったのは大いに残念でしょうかね。年と言うのは残酷なものですね。
蟲クンとのやり取りは見ていて楽しかったですね。旦那は優斗ではなく蟲クンの方がお似合いだと思うのですが、これ蟲クン目線で見るとNTRですよねこれ。
個人的には西館編や蟲姫ルートで見せたSッ気のある夢美の方が好みですね。これくらい勝気な方がプレイしているこちらも安心できますし、展開的にもスカッとするものが多かったので。
ただちょっと性格の変わりようが強引だとは思いましたが、まああれほど酷い目に遭っても心が壊れていない点を考えればまあありえなくもないでしょう。
下ネタも平然と言うようになりますね。
ED疑惑の西先生
・九条アゲハ CV:金田まひる ≪55点≫
総じてうるさい子です。性格も大して好みで無い上、勝手な勘違いで勝手な行動を起こすどうしようもないクズです。あとやたらと乳がでかいです。
彼女が映えるのはやはり陵辱シーンでしょうか。プライド高いアゲハに陵辱の限りを尽くして心をへし折るのは見ていて楽しかったですね。
どうでもいいですが揚羽編フローチャートの背景がうざくて仕方ありません。
・ユーリア CV:深井晴花 ≪75点≫
サイボーグのメイドさんです。戦闘力はかなり高いですが、それが仇になったのか総じて酷い目に遭う可愛そうな子ですね。
基本的には敵か味方かよく分からない中立的な立ち位置を維持している感じで、展開によって敵になったり味方になったりと様々でした。一応西先生の助手ではあるのですが、単体で行動することが多かった為、プレイしていた感じだと助手っぽさは余りありませんでしたね。
肉体改造をされて一生地下に幽閉されたり、身体を引き千切られながら何十日も陵辱されたりと惨たらしさに関しては群を抜いているのではないでしょうかね。
彼女がこのとてつもなく大きい兵器を取り出したシーンはかなりかっこよかったです。
こんな駄洒落を言うお茶目な一面もあります。
・神武美弥香 CV:咲ゆたか ≪60点≫
ピンクのお嬢様です。安定のレイプ要員です。前作蟲使いではメインヒロインを張っていたようですが、今回はそんなことはなく、一貫して可愛そうな目に遭う子ですね。
一応お嬢様らしい振る舞いをしていますが、ゆえに好奇心旺盛で事件に首を突っ込みたがる性格をしているようです。
総じてただのレイプ要員でしたので、何も書くことがないですね。特に見所もありませんので。
・佐々原唯 CV:風音 ≪63点≫
ニラ色です。美弥香の護衛役で、武術に長けております。彼女も美弥香と同様、基本はレイプ要員ですね。
しかし一応は武道派ですので、ごく一部の戦闘シーンにおいて中々の活躍を見せてくれます。相手が蟲使いでなければ相当強いのではないでしょうか。さすがはお嬢様の護衛を張っているだけはありますね。
・綾佳 CV:汐風よる ≪80点≫
蟲使いの森で出会った少女を、夢美が養う為に引き取った子ですね。やたらとじじ臭い喋り方をします。あとやたらマセてます。
そうです、じじ臭い喋り方です。昔はあんなに無口で可愛かったのにどうしてこうなったのでしょうか。
夢美がこういう変わった育て方をするとは思えないので、一体何に影響されたのか甚だ不明ですね。
実はこの先の事態に備えてひっそりと蟲を飼っていたという秘密があり、それのおかげであの最後の場面を勝利に導けた、いわば天使のような役割を持っていますね。まあ昔は天使でしたが、今は小悪魔といったところでしょうかね。
彼女の陵辱シーンはその幼さゆえに悲壮感が一層漂ってきて、そこに夢美が加わることで大変素晴らしい出来となっておりました。煉悟君良くやった。
あやかたん。修正してある部分は多分年齢でも書かれていたんじゃないかなと推測します。
・伏島遥 CV:春日アン ≪65点≫
ピンクその2です。あの杏子さんの娘ですね。初見は成長した美弥香の娘かとも思ったくらいに二人は似ている気がします。
杏子さんとの再会シーンは中々に良いシーンでしたね。個人的には一枚絵が欲しかったのですが、あそこはホワイトアウトでもまあ悪くないかなと思います。
ピンクは淫乱という言葉が現実だと証明された子ですね。陵辱シーンはあるのですが、すぐに堕ちてしまい、ちんぽちんぽ言い出すくらいのド淫乱で、あの煉悟君もちょっとびっくりしていたくらいです。
まあ1人くらいはこういったキャラがいても良いとは思うので、これはこれで良いキャラでした。
・神楽坂杏子 CV:春日アン
・サユリ CV:千羽輪子 ※この二人はキャラクタ・声優の評価に含めません。
評価するか迷いはしたのですが、さほど出番もなく基本は蚊帳の外といった感じのキャラでしたのでまとめて紹介します。
まずはAnzUの店長さんである杏子さんです。性格はとても良い人で、この人が店長だったら確かにこのお店は繁盛するだろうなといった雰囲気があります。
しかし見た目が全然好みじゃないですね。陵辱シーンもBBA過ぎて褒めるところがありませんね。悲鳴は良いですけどね。
次はサユリ。彼女はほとんど出番が無いので当然この位置で。一応レンとのパートナーでした。
序盤こそ結構なキーキャラかなとも思ったのですが早々に退場してしまい、残念でした。
そして幼蟲編以外での出番が合蟲人間化した状態だったり、蟲姫ルートでのまさかの復活程度で、語るも何も出番がなさすぎて語れません。まあレンとのイベントがもう少しあっても良かったとは思いますね。
さて女性キャラの評価が終わったところで男性キャラの紹介を。
このゲームはどちらかと言うと男性キャラの方が映えますので、紹介せざるを得ないですね。では好み順に紹介したいと思います。
・西正人
通称西先生・Dr.West。後者で呼ばれるとデモベのあの人を思い出すので基本は西先生と呼称しますね。
と言うか助手にロボを従えている点も似ていると言えば似ていますね……何かしら参考にでもしたのでしょうか。
このゲームで最も変態と呼べる素晴らしきキャラクタでしょう。
常に不敵な笑みを崩さずに、死の間際ですら取り乱すことなく粛々と死を受け入れるその姿はカリスマが溢れております。
サユリがまたドギツイ陵辱を受けているそばで平然とステーキを食べている姿はさすがだと思いました。まあ彼の変態性はここがピークだったりもするのですが。
こんな涼しい顔をしながらもやってることはえげつないですね。ふともものネームプレートが可愛いです。
・レン
前作蟲使いの主人公のようですが、名前と多少の設定程度を引き継いでいるだけのようですね。
冷静沈着で何事にも慎重に取り組み、かつ必要があればどんな非人道的なことも表情一つ変えずに行える、最強の蟲使いです。
レンの死亡シーンは素晴らしかったですね、やはりどんなに冷酷な人間でも父親は父親なのだなと思いました。
ちなみにとあるEDで夢美に淡い恋心と呼べるのか分かりませんが、嫉妬のようなものを抱いている描写がありましたね。まあサユリのこともありますし、面と向かって口に出す性格でも無い為、ずっと自分の心に秘めたまま過ごすのでしょうね。
・煉悟
最強のかませ犬こと煉悟君です。スタッフのコメントによると煉悟→煉獄→煉悟君らしいので、私もそれに倣って君をつけようと思います。
序盤こそ夢美を陥れた張本人として中々の位置にいたのですが、早々に退場。そして成蟲編で復活したもののたいした活躍もせずにあっさりと倒されてしまった可愛そうな人です。
復活したら見た目がえらく変わっていましたね。どこのタイラントだよって思いました。
一応設定ではラスボスに位置するキャラらしいのですが、どうもそういったカリスマ性もイベントもなく、とりあえず多少イベントを盛り上げる為だけに復活したという感じがして、残念ではありました。彼にもう少し活躍の場を下さい!!!
・南優斗
夢美の旦那です。若い頃はどことなく頼りなさそうではありますが、優しそうなしっかりとした青年でした。
しかし成蟲編では年を取ったせいなのか、若干鼻につくむかつくおっさんへと変化していました。
ヒゲ面は思わず笑ってしまいましたね。
基本的に戦闘描写はなかったのですが、蟲姫ルートでは類を見ない強さを発揮して煉悟君を圧倒してしまいました。まあ彼を活躍させたかったのでしょうが、それの相手に煉悟君というのはちょっと勿体無かったのではないでしょうか。
・北畠史郎
デブの眼鏡です。体内に蟲を大量に飼っている、かなり気持ち悪い野郎です。
かなり嫌いな部類に入るのですが、案外こいつが活躍したり勝利したりするイベントが豊富でした。どうせなら煉悟君でよかったのですが、なぜかコイツの方が目立ってしまいましたね。
一応西先生を凌ぐくらいの変態ではあるのですが、どうも生理的に受け付けないキャラですので今作において最も嫌いなキャラと言えるでしょう。
元のラフ絵を紛失したらしいですね。
③CG・演出 ≪70点≫
CGや演出に関しては至って普通のエロゲと言えるでしょう。戦闘時の演出などは多少見張るものがあるものの、やはり燃えゲー等の演出には負ける形と言えるでしょう。
と言っても今作は別に燃えゲーではありませんのでその点を加味して基準点である65点から+5点としましょう。
あ、OP曲に関してはほんのりメタルチックで結構好みだったりします。デスボイス下手ですけどね。
④システム ≪85点≫
設定面などではいつものBlack Cycですね、プレイ自体に支障はございません。まあホイールでページ送りが出来ないのは本当に手間ではありますね。最近の作品だと恐らく改善されてはいるでしょうが、カチカチとクリックするのは大変面倒臭いですね。
さてこのゲームの醍醐味であるフローチャートについて簡単に説明をしたいと思います。
フローに従いイベントを進めていく形なのですが、その分岐が多岐に渡り、ちょっとしたイベントを通過したか否かによってその後の展開が大いに変わります。
まあプレイしていただければ分かると思いますが、あまりにも分岐が複雑ですので自力攻略は困難だと思われます。さすがにMDBほどの複雑怪奇ではありませんが、それに次ぐ程の難易度だと思います。
各イベントの長さも多種多様で、少し見たらまたフロー画面に戻るといったものが大半でした。各イベントが細切れになっている為、快適なプレイを若干妨げているかなぁという印象を受けました。
特に完全な一本道で分岐の余地が無いフロー部分に関しては1つに纏めても良かったのではないかなと思います。まあ個別にきちんとイベント名をつけている点は評価できるのですが、基本的にフロー画面とにらめっこと言う形が多くて、残念ではありましたね。
しかしフローの発想自体は大変良く、複雑なイベント分岐でもどのルートを辿ったらここに来たのか、というのが一目で分かるのは良かったですね。あとできればフロー画面のスクロールがもう少し早ければ良かったですね。
まあ85点くらいを付けたいのですがシナリオの流れを断ち切ることが多かったので-5点として80点としておきましょう。
⑤えっちシーン ≪90点≫
シーン回想枠数
全108枠数中70枠
回想枠全108枠の中からEDなどのイベントを引いた70枠がえっちシーン回想枠数になります。多分合ってますが、多少間違っている可能性もあります。
誰が何枠かというのは数えていられないので今回は記載しません。
蟲だとか触手だとかあまり好みでないものが大半ではあったのですが、えっちシーンの内容自体は大変良かったですね。
これでもかと言うほどに痛めつけ、尊厳を踏みにじる様はそんじょそこらの陵辱ゲーとは比較にならなかったです。
とりあえずここのメーカーは電撃とか針トリスとか大好きみたいですね。私も大好きです。スカは苦手ですが。
何よりも腹の底から吐くような悲鳴や、絶望感漂う泣きじゃくった悲鳴の多いこと。声優さんには感服しました。
やはりただのレイプなのではなく蟲という嫌悪感を抱かせるものが対象でありますので、より一層楽しめましたね。
一応和姦もシナリオ中にはあるのですが、そこは不要ということなのでしょうね、全編丸々カットには笑いました。
せっかく優斗が頑張っているのに、そこは1個くらい入れてもいいんじゃないかなとも思いましたけどね。
■まとめ
大変長く、難しいゲームではありましたが、プレイ中はずっと楽しめました。シナリオも名作と言われるのもうなずけるほどにしっかりと作られており、伏線もしっかりと回収されていた為、読了感は大変良かったですね。
フローに関してはいくつか不満点が残るものの、少しずつフローが埋まっていくのを確認しながらのプレイは大変楽しかったです。
まあシナリオ自体のテンポが速く、サクサクと進めることができましたのでデメリットを多少なりとも打ち消していると言えるでしょう。
今作は触手好きの方や陵辱ゲーが好みの方は損をしない出来だと思いますので、是非プレイしていただければと思います。ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.03 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
りそなちゃん色紙を手に入れたぞ+α
おっぱいですね。下手に乳丸出しより下着の方がかえって色気がありますね。
前作では残念ながら攻略できなかったりそなちゃんがFDで攻略できると訊いて、買わないという選択肢はありません。どうやらあの衣遠兄様BADからのお話という、かなり珍しい続編となっているみたいですね。
まあ個人的な好みでFDからの新規参入キャラの見た目があまり好みではないので、一抹の不安もあったりするのですが、どちらにせよ大変楽しみですね。
某エイプリルフールのネタもあったことですし、兄様×朝日ちゃんを期待します!
さて、本来であればここで記事が終わる予定でしたが、この色紙を貰いに行った際に思わぬ出費がありました。
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今日 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれはレジの前でりそなちゃん色紙を貰っていたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにかしろのぴかぴかお星さまを買っていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をしたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 声優買いだとか蟲愛攻略後の傷心を癒す為だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいケモ耳の片鱗を味わったぜ…
とまあこういうわけです。AAは単純に貼れるかどうか試してみたかっただけですね。環境によっては崩れるかもしれないのでご容赦を。
まあ前から若干気にはなっていましたし、いずれ買おうと思っていた作品ですので、結構楽しみですね。
Entry ⇒ 2013.04.02 | Category ⇒ エロゲ | Comments (0) | Trackbacks (0)
『釈迦堂さんの純愛ロード』をプレイしてみた
タイトル:釈迦堂さんの純愛ロード
ブランド:みなとそふと
みなとそふとのエイプリルフールネタがやってくれました。まじこいに登場する釈迦堂さんをネタにしたゲームですね。さくっとプレイしてみましたので、適当に感想でも書いてみようと思います。
■感想
とても短いですね、10分から15分程でクリアできるミニシナリオですので、さくっとプレイできます。
花屋で出会ったさくらちゃんといちゃいちゃするだけの簡単なお話です。一応山場と呼べるようなものがほんの少しございますが、そこは釈迦堂さんなのですぐに解決させてしまいますね。
また、今作品は全年齢なので残念ながらえっちシーンはありません。
登場人物も数人しか出ていないのですが、それでもまじこいの面白さが全く薄れていないのはさすがだなぁと思いました。
この為だけに新キャラクタやゲームまでをも製作したという、みなとそふとのエイプリルフールにおける素晴らしい意気込みを感じさせますね。
パロネタはボリュームゆえに少なかったですが、どれも笑わせてもらいました。なぜかやたらと古臭いのが印象に残っておりますね。
元ネタは寅さんですね。
スーパードクターKは知ってる人多いかもしれないですね。
何よりもさくらちゃんが可愛いですね、母性溢れる良い子ちゃんです。パロネタが古臭いのは基本的に彼女のせいですね。
個人的にはどことなく燕先輩に似た印象を抱きました。燕先輩とも結構気が合いそうですね。まじこいAでの登場にも大いに期待したいところですね。
ネーミングセンスはダメダメだったりします。
釈迦堂さん相手にも物怖じしない子です。
このままだとさくらちゃんを紹介しただけでこの記事が終わってしまうので、他の登場キャラクタのことも画像を交えながら軽くコメントをしていこうかなと思います。
無職だけどやっぱり強い釈迦堂さんです。これでも全盛期と比べると多少なまっているようですね。
本編でもワン子相手には確かに調子を狂わされている場面が多かったですね。もしかしたら惹かれていたのかもしれません。とりあえずワン子可愛いです。
大村さんって結構強かったんですね。あまり印象に残っていませんでした。通常時はマスクをして強さを隠しているらしいですね。
安定のハゲ。
システム面も短い作品なのに大変しっかりとしておりますので、いつも通り安心してプレイに集中できますね。
まあUIがピンク色というのは若干見にくい印象を受けたのですが、このネタ作品に不満をぶつけるのはお門違いでしょう。
また、終了時イベントは数パターンあり、愛ちゃんが登場するものがあります。残念ながら声だけですがね。
辻堂さんのバージンロードが楽しみですね。
ちなみに、ED曲の「だって真剣恋だもん 釈迦堂ver」は必聴ですので、是非プレイしてみてください。CD化希望!
また、余談ですがこの作品をプレイしたおかげで釈迦堂から釈迦堂"さん"へと呼称が変化してしまいました。
■まとめ
プレイした直後に適当にゴリゴリと本能のままに書き殴ったので、大変記事が見にくいかとは思いますがご了承いただけたらと思います。
エイプリルフールネタの中だと群を抜いて素晴らしい出来だと思います。みなとそふとにはこれからも頑張って欲しくなる良いネタだと思いました。
ではまた、次回投下時に。
Entry ⇒ 2013.04.01 | Category ⇒ ゲーム | Comments (0) | Trackbacks (0)