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『カルマルカ*サークル』レビュー
タイトル:カルマルカ*サークル
ブランド:SAGA PLANETS
評価:68点
評価についてはコチラをご参照下さい。
サガプラの最新作です。四季シリーズが終わったことにより、メインライターが変更になっています。
昨日コンプ致しましたので、レビューを書いていこうと思います。
■前置き
色々と消化不足で何とも言えない作品
世界観や設定等それなりに凝ってはいるのですが、いかんせん全体的に薄味でボリューム不足感は否めません。
合間にちょこちょこ別の作業をしながらでも1時間ちょいで読めてしまう個別はもう少ししっかりと描いて欲しかったです。展開も結構似たり寄ったりで感情移入もしにくかったですね。
TRUEに関しては伏線の回収や問題の解決等一応まとめ的な構成で終わらせてはいますが、大元の設定を生かせていない為、何とも物足りない読了感でしたね。
反面ヒロインに関しては皆可愛らしく、キャラゲーとして見るのであればそこまで悪くはないのかなと。しかしイチャラブ成分そのものが少ない為、ヒロインの可愛さでなんとか保っている、といった程度ですかね。
はつゆきで不満に思ったえっちシーンのしょっぱさは解消されていたようで、その点は評価できます。ただ初えっちの青姦率はちょっと高いかなと。
蓮ちゃんや未来、杏、南々見さん等、攻略したいヒロインが大勢いるので、イチャラブ特化FDとか出して欲しいです、はい。
①シナリオ・テキスト ≪55点≫
魔可という七つの大罪に苛まれている7人の星渡り同好会が、その魔可を打ち消す為に七夕の夜に何でも願いを叶えてくれるカルマルカへと接続を試みるお話、ですね。要は変な呪いを解く為に頑張るといった物語です。
総評としては生かしきれていない設定や総合的なボリュームに欠ける為、何とも中途半端な作品と言えるでしょう。物語自体は伏線の回収も含めしっかりと完結してはいるのですが、展開の唐突さだったりご都合主義の連発でいかんせん消化不足気味です。
だからといって日常が面白いかと問われればそういうわけでもないので、シナリオに関してはこれといって光る部分が見当たりません。TRUEシナリオに関しては今まで明かされていなかった事実等が明らかとなる為、多少の驚きや納得はあったものの、精々そこ止まりで、読了感もイマイチでした。
四季シリーズが一応の完結を見せた為、求められるハードルだったりそういうものが上がっているのは分かりますが、もう少し纏まった形にできたのではないかなと疑問に思います。まあ私はぱぱらー未プレイですし、ナツユメやはつゆきが面白いかと問われれば首を傾げる人間ではあるのですが、その二作には光る部分がありましたからね。
いっそのことイチャラブ特化ゲーとして出してくれていれば…とも思いますが、それだとサガプラの良さというものが薄れてしまいますので、難しいところですね。
②キャラクタ・声優 ≪74点≫
順位:(未来)>暦ちゃん>(杏)>奈月>(南々見さん)>先輩>(蓮ちゃん)>晴>ニコル
・天ヶ瀬奈月 CV:澤田なつ ≪80点≫
星空とクラックラが大好きな黒髪の女の子です。実は主人公の幼馴染です。
その魔可のせいで主人公と二人になるとすぐに顔を赤くする可愛い子だったり。
中の人だったり口調だったりで真紅を思い浮かべてしまう子ですが、もちろん別物です。
照れた表情も可愛いですが、プラネタリウムの司会役を務めるなど、しっかりとした一面も持ち合わせています。
個別に関しては比較的面白い方でしたかね。主人公のことを思い出すシーンだったり、過去の独白だったり、結構良いシーンは多いです。まあ告白即エロしかも外だったのはどうなのかとも思いましたが。
またTRUEシナリオでもヒロインを張っていますが、個人的にあのシナリオは未来をヒロインとして抜擢してもらいたかったり。別に奈月でも問題はないのですが、展開や構成を考えるとそちらの方が纏まった形になったかなと。
極稀に出る武士口調可愛い
水着可愛い
二人乗りは青春ですね
やっぱり和服は似合っています
ワイシャツと扇子のミスマッチが良い
えろい
・朝比奈晴 CV:富呂尾李杏 ≪70点≫
今作はいすゞ・フローリアンです。『せい』ではなく『しん』と読みます。男嫌いのツンデレポジションですね。
山でテントを張って野宿をしているという、野生児丸出しの子だったり。でも入浴時にはちゃんと水着を着ます。
性格がちょっと粗暴過ぎるので実は言うほど好みでもないのですが、個別は一番好きかなぁと。
父親との確執というありがちではあるものの、和解に至るまでの過程がそれなりに読ませる内容でしたね。
エピローグでの理事長候補として父親が赴任してくる展開は中々に予想外でした。これで学園も安泰です。
魔可の暴食は伊達じゃないです
身体能力も高いです
ドカタ服可愛い
腋
ぱんつ
・夏目暦 CV:夏野こおり ≪87点≫
我らがこおりさんです。星渡り同好会の会長やってます。魔可のせいで居眠りが頻発しています。
ミレニアム懸賞問題を解けるレベルには頭が良く、身体は小さいもののいざと言う時に頼りになる会長だと思います。
過去孤児であった為、その物語が主体になるのかと思っていましたが、途中から留学問題の話へとシフトしていきました。まあある意味予想とは違った展開だったのは褒めるべき点でしょうかね。
壇上での演説シーンもまあコスプレはどうかと思いましたが、悪くはなかったので。
エピローグでのあの展開だけはちょっとだけ驚きました。ああいう形でしっかりと伏線の回収をしてくれたのは良かったと言えるでしょう。
魔可のせいで居眠りが目立ちます
数学が得意なので何でも例えたがります
ラーメン食べたい
お尻
セックス連呼
たくし上げえろい
・乙音ニコル CV:上原あおい ≪60点≫
リクガメのノコと常に一緒にいる子です。実はどこぞの小さな国のお姫様であり、その国を救う為にカルマルカへと接続するという、結構重い事情があったり。腹話術とかするあたり、まゆっちとキャラが被っている気がします。
正直声優でギリギリ保っている子ですね。声優が雪都さお梨でなければ大分腹パンしたいレベルで苦手です。
シナリオは最も重く、シリアスな展開が続きます。その点はまあ良いのですが、いきなり拳銃が出てきたり殴り合いが始まったりと、ちょっと展開が唐突過ぎましたかね。
確かに戦争をしている国の姫ともなれば仕方がないのかもしれませんが、もう少しなんとかならなかったのかなと。
エピローグもちょっとご都合主義過ぎる気はします。だからといって彼女だけ離別させるわけにもいかないのですが。まあ彼女の抱えている問題のスケールと今作の世界観がマッチしなかったが故の低評価と言えるでしょう。
三段アイス食べたい
ぬれぬれ
このシーンは割と好きです
次は裸エプロンでお願いします
・高坂夕姫羽 CV:北見六花 ≪73点≫
皆の頼れる?先輩です。親のブラックカードを使い放題という、かなりのお金持ちです。
魔可のせいで色々と無駄なものを購入してしまいがちですが、それらを孤児院に寄贈しているという良い一面も。
一応サブヒロイン扱いですので、シナリオに関しては大して面白くありませんね。許婚問題という良くある展開でエピローグも真新しいものではなかったので。
ただ孤児院関係のお話に関しては悪くはなかったかなと。まあそれも暦ちゃんシナリオを立てるためのものとなってしまったのですが。
魔可発動して一番ヤバイのって実は彼女なんじゃないかな
きちゃった…とか言われたらもうイチコロです
目隠しえろい
続いてサブヒロインの感想を。今作は攻略したいヒロインがたくさんいますね。
まずは未来。安定の銀髪ちゃんです。みつあみが異様に長いのが若干シュールだったり。
終始ツンツンとしている為、終盤で見せる笑顔がとても可愛らしいです。攻略したいです。
冒頭から星渡り同好会と敵対する形で登場します。色々と深い理由があるのですが、それもTRUEで明らかとなりますね。奈月の項目でも説明しましたが、あのシナリオは彼女にヒロインを譲ってほしくはありました。まあその辺りはFDにでも淡い期待を抱いておきましょうか。…出たとしても買うのかどうか。
踏まれたいこの表情
凛々しい
貴重なデレ
続いて杏。大吾の双子の姉してます。全然双子っぽくないですね。というかこんな良いお姉ちゃんがいる時点で大吾が羨ましい。
見た目優等生っぽく見えますけれど、中身は結構アホ丸出しだったり。まあそういうところが可愛いのですが。
一応彼女のルートっぽいものは用意されているのですが、どうやらノーマルエンドらしくとても短かったです。どうせならえっちシーンを導入して欲しかったですね。余った2枠を先輩が両方持っていくとは思ってもみなかったです。
ここから個別かなと思ったら終わってしまった
すけすけ
続いて蓮ちゃん。我らが男の娘です。実はシナリオにとても深く関わっている子です。
彼女だけ魔可持ちなのに全然それっぽくないなぁと思っていましたが、ああいう立ち位置だったのであれば納得ですね。
男の娘を用意しておいて攻略できないのは生殺しすぎますね、はい。主人公との絡みも見たいところですが、蓮ちゃん主導で未来とのいちゃいちゃも見たいなぁと思ったり思わなかったり。
青春しましょう
水着が良いですね
最後は南々見さん。おっぱいでかくてエロいお姉さんです。亮兄とは結構深い関係だったりします。未来の良きお姉ちゃん役です。
七年前の出来事に何かしら関わっているとは思っていましたが、まさか記憶を失っていたとは思ってもみなかったです。
FDでは亮兄とのいちゃいちゃを描いて欲しいです。というかむしろ亮兄が主人公でいいです、はい。
おっぱい
南々見さんの貴重な立ち絵。
③CG・演出 ≪80点≫
安定のほんたにちゃんととらのすけです。コロコロ変わるヒロインの表情や照れ顔など、とても可愛らしく描かれています。塗りや一枚絵の構図もハイレベルで、CGクオリティに関しては安定のサガプラと言えるでしょう。
演出面に関してはそれなりに頑張ってはいるものの、特別光る部分はなかったかと。気になったところと言えば個別EDがBGMだけだったのもちょっと物足りないかなと。挿入歌もなかったですから。というか今作OP2曲とED曲1曲しかないんじゃないかな?
④システム ≪65点≫
ぱっと見よさそうに見えて実は中途半端なシステム面です。プレイするに当たってストレスを感じるレベルのものはありませんが、もう少し快適なシステムをぶち込めたんじゃないかなとは思います。
特に右クリックでウィンドウを消せないのはキャラゲーにとってかなり致命的です。ウインドウ濃度変更があるものの、煩わしさは変わりませんからね。
システム面を酷評しつつも最低限のものは揃っていますので、基準点以下になることはありません。
⑤えっちシーン ≪70点≫
奈月 3枠
晴 3枠
暦ちゃん 3枠
ニコル 3枠
先輩 2枠
以上となります。先輩だけ1枠少ないですが、サブ扱いなので仕方がないでしょう。枠数も平均3枠と思ったより多いです。はつゆきではえっちシーンのおざなりさが酷く、とても残念でしたが今作ではそういった点が見直され、それなりに実用性のある回想が用意されていました。
卑語も極少数ですが確認できたのはとても嬉しかったです。残念ながら修正は少々強めではあるものの、えっちシーンの興奮度合は高まりますからね。
ただ一つ大いに気になった点としては、初えっちの青姦率が異様に高いのはどうにかして欲しかったですね。奈月なんて告白即エロ即青姦だったので笑いがこみ上げてきました。もう少しシチュエーション被りだったり展開の整合性を考えつつの構成にして欲しかったです。
■まとめ
ヒロインというより絵師で何とかボーダーラインを保っている作品ですね。はつゆきやナツユメのノリでやると恐らく痛い目を見ます。
キャラゲーとして見れば言うほど悪くはないのかもしれませんが、イチャラブ成分も少なめですし何より半端なシナリオが邪魔をしている為、素直に楽しめないかもしれませんね。
もう書くことが無いのでとりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
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承認待ちコメント - - 2014年02月18日 16:22:30