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『ナマイキデレーション』レビュー
タイトル:ナマイキデレーション
ブランド:まどそふと
評価:69点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
新規ブランドであるまどそふとの記念すべき第一作目ですね。
昨日攻略完了致しましたので、レビューを書いていこうと思います。
■前置き
萌えゲーとしては優秀だが、ナマイキとは若干違う
タイトルの名が示すとおり、最初はナマイキなヒロインが徐々にデレていくといったナマデレを体感できる今作ではあるのですが、イマイチそのナマイキさ、といったものが伝わってこなかったですね。
唯一みさきちゃんだけは若干ながらナマイキさを感じることが出来はしたのですが、それもどちらかというとツンデレ寄りの言動ですし、その他のヒロインからは全くと言っていいほどナマイキからはかけ離れていました。
しかしながら、キャラゲーや萌えゲーとして今作を見るのであれば十二分に通用する出来ですし、シナリオもそれを邪魔することなく良い感じに描かれておりストレス無くプレイすることができました。
若干ながらボリューム不足感は否めませんが、その分えっちシーンや一枚絵が多めですのでその点は問題ないかと。まあ一枚絵は大半えっちCGになってしまっているのは多少残念ではありますが。
①シナリオ・テキスト ≪60点≫
主人公が文化祭の実行委員に任命されてしまい、メンバー集めをするところからお話は始まります。ヒロイン4人が実行委員に入りますよってやつですね。選択肢も大半が中外選択肢ですので、まず攻略で迷うことはないかと思います。
シナリオゲーではありませんのでやはり並レベルではあるものの、キャラゲーの良さを上手く引き出せていて悪くはなかったです。みさきちゃんだけは構成も良くて意外と読ませる内容だったので、中々に嬉しかったです。恐らく実妹設定そのものが面白いシナリオを比較的作りやすいからだとは思いますけれどもね。
共通と個別のバランスもさほど偏っているわけでもなく、双方とも笑わせてくれるテキストばかりでプレイしている間は大いに楽しめました。ボリューム不足がちではありますが、何も考えずにサクッと読めますので、キャラゲーとしては十分かなと。
日常でのギャグシーンやパロネタ・メタネタ等、しつこくない程度の文章量でしたので特に気にはなりませんでした。地味にモブキャラが個性豊かなセリフ回しをしたりもするので、結構笑いどころは多かったですね。
②キャラクタ・声優 ≪73点≫
順位:みさきちゃん>(真ちゃん)>(先生)>(部長)>渚>汐里>メイ>(会長)
・西村汐里 CV:小倉結衣 ≪65点≫
主人公の幼馴染で、最初から好感度MAXな子ですね。乳は恐らく全ヒロインの中で一番大きいかなぁ。
若干ふとましい見た目かもしれませんが、実は文武両道で水泳が得意だったりします。基本的に欠点が無かったりしますが、主人公のことになるとかなり暴走し出して周りが見えなくなる少々困った女の子です。
彼女はナマデレというよりも終始ただのデレデレだったので、一番正妻っぽい雰囲気を出しているにも関わらず最もコンセプトから遠いヒロインだったのが少々残念かなぁと。
基本的にこういったヒロインは他ルートに入っても色々とチャチャを入れてくるので多少ウザかったりするものなのですが、彼女の場合はそれがどちらかというとギャグへと発展してしまうので言動ほど煩わしさは感じなかったですかね。
個別に関しては彼女のしっかりとした一面を見れたのは嬉しかったのですが、イマイチ幼馴染っぽさがあまり伝わってこなかったです。もう少し過去の出来事や思い出などを回想で振り返る等して詳しく描いてくれていたのであれば評価は多少上がったかもしれません。
長い
呼んでない
サムゲ荘
直球
お化けは苦手なようです
大人びると可愛い
・夏島みさき CV:みる ≪95点≫
安定のみるです。加えて実妹+敬語+兄さんという妹三種の神器を備えている完璧な妹だったりします。
この3点セットがあるだけで点数は跳ね上がりますので、必然的にこの順位に。
彼女が最もナマイキさを上手く表現できていたかとは思います。それでもやはりツンデレ要素の方が強くはありますけれども。
主人公を好いているが故にきつく当たってしまうという所謂愛情の裏返しというものは見ていてニヤニヤできますね。
シナリオに関しても彼女のルートが最も面白かったですね。実妹だと思っていたら義妹でした。そしてやっぱり実妹だったという展開は結構驚かされました。義妹なのかーとテンションが若干落ちていたところ、救いの手を差し伸べられて大いに嬉しかったですね。
母親の手紙や台本の伏線等、張り方は結構悪くなかったんじゃないでしょうか。舞台ラストのアドリブも王道ではありますが、良い感じの展開ではありましたので。
残念なところはなぜか彼女だけ成長した姿が見れなかったところでしょうか。みさきちゃんを一番楽しみにしていなのに……。
ぞんびーくんキーホルダー
にゃんっ
残り湯飲みたい
デレると強い
このシーンは良かった
こんなん言われたら惚れてまう
・新開渚 CV:鈴谷まや ≪75点≫
空手の道場を開いており、身体能力がかなり高い少々暴力的な女の子です。
実は漫画家になりたいという夢を抱いていたりと、とても可愛らしい一面もあったり。
勘違いや少々頭にくることがあるとすぐ手が出てしまう性格でナマイキっぽさを出したかったのでしょうが、どちらかというとツンツンですかねぇ。
ただ立ち絵通りの性格ですので、キャラとしては比較的完成度が高いのではないかと思います。デレはじめてからも若干ツンを残しつつのデレだったので、中々可愛らしかったです。
空手家と漫画家という全く真逆の選択肢というのも良い感じにギャップを出せておりましたし、シナリオもしっかりと見どころを押さえていましたので悪くはなかったですね。
可愛すぎた
こういうところが良いですね
きゅんきゅん
ここ笑いました
悪くないシーンです
成長すると一番えろい
・メイア・クロイゼルング・白鳳 CV:金田まひる ≪60点≫
愛称はメイです。その天才さ故に国から身を守られているロリロリの女の子です。その反面レトロゲーが好きだったりと庶民っぽさも合わさっていたり。
唯一主人公以外でスパティーを好むみたいですね。どんな味なのか一回飲んでみたいです。後唯一アナルがあります。
比較的おっぱいキャラが目立つ中、数少ない貧乳枠での参戦ですね。どうやら飛び級で学園に入学してきたみたいですが、実際の年齢が気になります。少なくとも18歳以上なのでなんら問題はありません。
作中でも色々とおっちょこちょいですがその天才っぷりで数多くの発明品を披露してくれます。ネタに富んだものばかりで、いい感じに笑わせて貰いました。彼女もナマイキさはある程度出ていたかなと思います。
シナリオに関しては天才さ故の孤独感などのお話がメインで、そのテーマ自体は悪くなかったのですが、文化祭の鬼ごっこ内でそれを完結させてしまったのは少々勿体ないかなぁと。
みさきちゃんのようなシリアス中心の舞台劇等であれば問題はなかったのかもしれませんが、あの鬼ごっこ自体が大半ネタ中心でしたので、そこでシリアスシーンをぶち込まれてもなんだかなーと言った感じです。
もう少しシリアスを入れる場面を真面目なシーンへと変更していれば評価は多少上がったかもしれませんね。まあそれだとキャラゲーにシリアスを入れることになってしまうので、バランス取りが難しくなってくるのですけれども。
ま"っ
ぱんつ
ぱんつその2
告白されるのって良いです
良いシーンなんですけれどもねー
この時のメイとえっちしたい
続いてサブヒロインの紹介を。約1名を除いて皆攻略したいキャラばかりで、FDに期待をしてしまいます。
まずは真ちゃんから。
来ましたね、安定の男の娘です。まどそふとよ、よくやってくれた。
やはり見た目女の子なのに実は……というキャラクタは最高ですね。性格も明るく活発で反応も可愛らしいので、良い男の娘キャラだと思います。
どうやら人気投票で上位を獲得したおかげか、真ちゃんの追加エッチシーンシナリオが配信されるみたいですね。
恐らくパッチ形式のような形を取るのだと思いますが、かなり待ち遠しいです。
可愛いいいいいいいいいいいい
見せてください!
続いて先生。
BLゲーや乙女ゲーをこよなく愛する、大分クズ入ってる担任の先生です。しかし見た目がとても可愛らしい。
こういった見た目美人、中身クズなキャラは比較的評価が上がりやすいです。必然的にギャップも生まれますからね。
婚期を逃しているという説明文から年齢は恐らく20代後半辺りでしょうが、全然許容範囲内ですね。先生と一緒にエロゲーしたいです。
腐ってやがる
続いて部長。
みさきちゃんルートで結構場面が多いですね。ちなみに本名は不明です。
見た目と中身が完全に一致している、かなりパーフェクトっぽいお人ですね。どう考えても欠点が見当たらそうにないです。
故に彼女に関しては現状ナマイキさが皆無ですので、FDで攻略可能になったとしてもどうやってその要素を表に出してくるかがかなり気になっています。
まあ別に全くナマイキじゃなくても全然問題無いくらいには可愛いのですけれども。
さすがです部長
最後に会長。
生徒会長やってますけど、まあ眼鏡なのでどうでもいいっちゃーどうでもいいです。
まあ性格は比較的良い方だと思うので、眼鏡を外してくれるのであれば無くもないです。その点は劇中でもネタにされていますけれどもね。
よく分かってるじゃないか
③CG・演出 ≪75点≫
萌えゲーに合っている絵と塗りで、どのヒロイン達もとても可愛らしく描けていると思います。
SD絵も数は少ないものの作風とマッチしておりました。
若干ながら乳の形状やバランス、各一枚絵の表情の描き方等、違和感があった部分もありますが、それを差し引いても十二分に素晴らしい出来ですね。
第二のクロシェットとしてどんどんと技術を磨いていって欲しいと思います。
演出面に関してですが、表情が台詞に合わせてコロコロと変わるのは見ていて楽しかったです。
文章を跳ばしても特に乱れることなくスムーズに進められたのはとても良かったですね。後はコレに目パチや口パクが増えれば言うことはないでしょう。
④システム ≪65点≫
設定面は機能がとても豊富で、十分かなぁと。システムボイスやえっちシーンでのUI変更等、大体の機能は搭載してあります。
気になった点としては、まあ恒例なのですがスキップがかなり遅いですね。前の選択肢へジャンプはあるのに、次の選択肢へジャンプが無いので結構手間だったりします。
一枚絵の部分ではさほど気にならない速度にはなりますが、立ち絵シーンでかなりまったりな速度に落ちてしまいます。選択肢自体は少ないですが、間隔は比較的空いているので。
恐らく表情がコロコロと切り替わる為、それの影響が出ているのだとは思います。
⑤えっちシーン ≪75点≫
シーン回想枠数
汐里 6枠
みさきちゃん 7枠
渚 6枠
メイ 6枠
以上となります。抜きゲーほどでは無いですが、萌えゲーとして見れば十二分な数が揃っており、シチュエーションが大変豊富な上尺も十分にありますので実用性は高いかと思います。
またメイだけではありますが、アナルもあったので満足ですね。というかえっち二回目でよくアナル貫通させたなと思いました。
コスプレエッチもいくつか見受けられたのですが、大体は私服か制服の二択でしたね。何故かみさきちゃんの猫耳メイドえっちがなかったのは残念でした。一枚絵があるだけにとても勿体ないですね。げっちゅの特典ドラマCDに猫耳メイドを元にしたシチュがありますので、それで飢えを凌ぎましょう。
気になった点というかとても惜しい点なのですが、卑語が比較的多めなのにも関わらず、ピー音消しがかなり長くて台詞によってはかなり聞き取りにくいです。
かぐや消しなり消音消しなりしてくれていれば問題がなかっただけに、かなり残念でした。おピーちんはきつい。
■まとめ
ブランド処女作と考えたならば及第点なのではないでしょうか。タイトル負けしていたりいくつか粗は見受けられるものの、私個人としては十分楽しめた作品ですからね。
ヒロインの順位を見ていただければ分かる通り、今作は非常にサブヒロインに魅力的な子が多く、早く攻略したい気持ちでいっぱいです。
真ちゃんに関しては前述の通り近いうちに追加なりなんなりあるでしょうが、その他のキャラに関してはFDを心待ちにするのみですね。
まあ見た目通りのキャラゲーという評価で間違ってはいないので、絵やヒロインに魅力を感じた方には是非プレイしていただきたい作品と言えるでしょう。
とりあえず今回はこの辺りで。ではまた、次回投下時に。
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