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『ひとつ飛ばし恋愛』レビュー
タイトル:ひとつ飛ばし恋愛
ブランド:ASa Project
評価:65点
※評価についてはコチラをご参照下さい。
アサプロの最新作ですね。魔導巧殻の息抜きにと思い、プレイ致しました。
ではではレビューを書いていこうと思います。
※この記事にはネタバレがございますので、ご注意下さい。
■前置き
安定の顔芸
今作の目玉と言えば当然、あのインパクトのあるりさの顔芸と言動でしょう。
前作同様、ヒロインという立場を無視したような無茶苦茶なキャラクタで、大変笑わせて貰いました。
しかしながらりさだけが暴走している形が多く、他のキャラクタの印象が薄れがちな印象を抱き、りさ一人に頼りすぎている感は否めませんでしたね。
またシナリオに関してですが、碧里ルートが以外と面白かったですね。大して期待していなかった分、ここは嬉しい誤算と言えるでしょう。
今作のコンセプト上身内を攻略できないのは当然なのではありますが、やはり攻略したい身内キャラクタが幾人かおり、そこはFDに期待したいところですね。
①シナリオ・テキスト ≪70点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。
主人公の身内の友達と、一つ飛ばしの関係を築きながら交流を深めていくお話です。コンセプト上、身内キャラクタの攻略はできません。
共通シナリオから各個別シナリオへと派生する、オーソドックスな形式を取っており、選択肢も大変分かりやすく、簡単にお目当てのキャラクタシナリオへと入ることができます。
シナリオの総評としてはぶっ飛んだバカゲーと言えるでしょう。インパクトのあるキャラクタ達との掛け合い、全く意味の無い選択肢、パロネタやメタネタも豊富で、テキストには大変笑わせて貰いました。
しかしながらボリュームが大変少なく、コンプまで5時間程あれば終わってしまうような、大変短い構成となっており、そこは残念と言えるでしょうか。
共通に関してはギャグ満載のお馬鹿シナリオで、良くも悪くもアサプロらしさがうまく出ていたと言えるでしょう。
個別に入るとボリューム上えっちシーンが続き、ルートによっては大半がえっちシーンで終わってしまうなんとも言えない構成でした。また、どちらかと言うと身内にスポットを当てたような構成で、ルートによってはメインヒロインそっちのけという中々に斬新な展開で楽しませてもらいました。攻略できない代わりの救済措置とも取れますが、個人的には嬉しかったですね。
碧里ルートに関してのみ言えばシナリオの出来は中々に良く、大変楽しませて貰いました。とりあえず紅を攻略したくなりましたね。
まあ他3人のルートに関しては展開がかなり早く、正直えっちシーンばかりでシナリオも何もあったものじゃなかったので、もう少し頑張って欲しかったかなと思いました。まありさに関してはあの構成で良かったと言えなくもないのですが。
テキストに関しては作品の魅力を上手く引き出せており、文句はありませんが、シナリオに関しては碧里以外はおざなりと言える作品でしょう。もしも碧里シナリオがダメであったのなら、50点代になっていたでしょうね。
シナリオ65点+テキスト補正+5点といったところでしょうか。
②キャラクタ・声優 ≪70点≫
順位:夏芽>(紅)>碧里>(阿知華)>(メグ)>桜>(千乃)>りさ
・園原碧里 CV:美々永跳 ≪80点≫
主人公好き好きな後輩ちゃんです、水泳部所属。紅とは犬猿の仲だったりします。万里とかいう弟がいるようですね。安定のミズハス。
主人公のこととなると顔を真っ赤にして慌てふためく様子は大変可愛らしかったですね。
恋人同士になってからのあのメールのやり取りは最高でした。
個別後半こそ紅に食われた感じが否めませんが、総じていちゃいちゃ中心のルートで満足でした。えっちシーンも一番力が入っている気がします。
物語後半の手を怪我しながらも水泳の大会で一位を取るという、王道ながらにも良い終わり方で中々でしたね。紅との喧嘩しつつも仲が良いという二人の心情が良く伝わってきた個別だと思います。
おっぱい
まじかるあおりん
りさとは大いに違いますね
・蒼木夏芽 CV:遠野そよぎ ≪85点≫
先輩のおねーさんです。碧里と同じく水泳部所属。メグとはお友達のようですね。そよぎさんはハマり役だと思います。
個別では恭次郎から恋愛の相談を受けたのを皮切りに、夏芽との交流を深めていきます。
安定のいちゃいちゃルートで、普段の真面目な彼女とのギャップが大変可愛らしかったですね。
ただまあメグとの交流が若干少ない感じがしたので、もう少し二人の関係を掘り下げても良かったのではないかなと。
物語終盤での放送室をジャックしたあのシーンですが、メグに自分の気持ちを伝えたいのは分かりますが、さすがにジャックする程のことでもないんじゃないかなと。
放送室ジャックはエロゲでありがちではあるのですが、何故か今作ではやり過ぎと言うより、ここまでして伝える意味はあるのかといった印象しか抱きませんでした。
パラリル☆ミラクル☆ラブクルリン☆
茶色い弁当
おっぱい
・玉森桜 CV:あじ秋刀魚 ≪60点≫
千乃に依存している学園のマドンナ的存在の女の子です。
共通ではあまり出番がなかったせいなのか、印象自体が薄かったのですが、個別に入った途端に煩わしさしか感じなくなりましたね。千乃に依存しすぎているせいで主人公に対抗心を燃やしている姿がなぜか見ていてイライラしました。
まあデレ始めてからは多少ながら可愛らしい一面を見せてくれたりもしたのですが、前二キャラと比べるとどうしても弱いかなと。
案外黒い
相々傘
えろい
・寿りさ CV:五行なずな ≪55点≫
顔芸満載の頭おかしい子です。このゲームの大半は彼女で構成されております。口癖は園原コラ。
ギャグキャラとしてなら彼女には大変好感を持てるのですが、一ヒロインとして見ると、何とも好みから的外れなキャラですね。
ただまあデレた時のギャップは中々可愛いかなと。褒める点としてはそれくらいですが。
彼女のルートだけネタ満載で、いちゃいちゃ以外はほぼギャグ一色で構成されていましたね。えっちシーンでの唐突なOP曲や、まさかのエンドクレジット無しという、シナリオよりもギャグに重点を置いている構成で、笑わせて貰いました。
ワード数の無駄遣い
NDK
ンギッモヂィ
・三枝紅 CV:藤咲ウサ
・三枝メグ CV:守田羽糸
・五味渕千乃 CV:百瀬ぽこ
・羽田野阿知華 CV:春河あかり ※この4人のキャラクタはキャラクタ・声優の評価に含めません。
身内と言う名のサブキャラの紹介を。
まずは主人公の妹である紅から。
ジト目が最強に可愛い、少々しゃべり方が古くさい妹ですね。実は主人公に淡い恋心を抱いており、主人公にラブレターを出すなど、大変可愛らしい一面を見せてくれます。
碧里ルートという名の紅ルートでしたね。とりあえずFDで妹を攻略できるようお願いしたいところです。
次は姉であるメグ。実姉というどストライクな設定ではあるのですが、見た目としゃべり方が少々残念ではありますね。姉らしさは出ているのですが、いかんせん私の抱いている姉像とは大きくかけ離れており、コレジャナイ感プンプンでした。
あ、パジャマ姿は可愛らしいと思います。
続いて幼なじみの千乃。若干デブってます。おっぱいです。苗字でいじられる展開があるかと思ったのですが、特にそういったものはありませんでしたね。
感覚的には幼馴染というよりもただの気の合う友人のような印象を抱きましたね。もう少し幼なじみさを出す為に主人公との昔話を掘り下げてくれても良かったかなと。まあそこはFDに期待しておきましょうか。
最後は阿知華。主人公のいとこです。久々に悪くないピンクでしたね。不良ぶっていても根は優しい子です。りさの影響で今のような性格になってしまったようですが、数年前の阿知華も立ち絵ありで見たかったですね。
ただまあいとこらしさがあまり出ていないかなと。感覚的には千乃よりも幼馴染っぽいキャラクタでした。
③CG・演出 ≪65点≫
CGや演出に関しては特に問題ありませんね。多少ながら絵師の差による違和感があるのは否めませんが、許容範囲でしょう。
所謂ギャグシーンをテキストや立ち絵だけではなくもっと演出を駆使して表現して欲しくはありましたかね。りさルートの終盤で一部ありはするのですが、そこくらいですので。背景の遊び心は見ていて楽しかったです。
SD絵は安定して可愛らしい画風で、一瞬別ゲーかと思ってしまうほどに他の一枚絵との差がありますね。
④システム ≪65点≫
基本的な機能は備えておりますので、全く問題はありませんね。
気になった点としては未読スキップをする際の反応が若干遅れるところでしょうか。Ctrlを押してから0.5秒ほどタイムラグがあり、若干ながら煩わしかったですかね。まあエンジンの仕様っぽいですが。
※有志による非公式パッチを当てた状態での評価となります。
⑤えっちシーン ≪55点≫
シーン回想枠数
碧里 4枠
夏芽 4枠
桜 4枠
りさ 4枠
以上となります。枠数的には十分な数だと思います。尺に関しても長すぎず短すぎず、丁度良いかと思われます。
立ち絵だとそこまで差は感じなかったのですが、絵師の差がえっちシーンで結構顕著に現れているかなと。どちらも作風に合っていますので、特別違和感を抱いたわけではないのですが、少なからず気にはなりましたので。
また、モザイクに関しては中々に不満がございます。
パンツの上からのモザイクはまあ最悪妥協したとして、普通に服の上からのモザイクはさすがにやりすぎなんじゃないかなと。おせじにもモザイクが小さいとは言えないので、ここでモザイク入れる必要あるのか? と感じる一枚絵が何枚かございました。
後は当然身内のえっちシーンが欲しかったなぁと。3Pとかでも私は一向に構わなかったのですが、残念ながらありませんでしたね。差し込もうとすれば3Pにでも持っていけそうなものですが。まあFDに期待ということで。
また、卑語の修正についてですが、前作恋0では一部で無修正だったはずが、今作では修正がついていたので残念でしたね。少なからず期待はしたのですが。
■まとめ
恋0からバカゲーギャグゲー成分を更に増し、シナリオをコンパクトにした作品と言えるでしょうか。りさのノリについていける方なら問題なく楽しめる作品だと思います。逆についていけないならちょっと厳しいかもしれませんね。
とりあえず身内を攻略したいのでFDを出して欲しいです。特に紅ちゃんをお願いしたいです。
まあバカゲーが好みの方には是非プレイしていただきたい作品と言えるでしょう。ではまた、次回投下時に。
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