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『EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~』レビュー

extravaganza_pack.jpg
タイトル:EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~
ブランド:Black Cyc
評価:80点
※評価についてはコチラをご参照下さい。

Black Cycの名作と言われている蟲愛をプレイ致しました。
正直プレイ前は『蟲』という時点でかなり敬遠しておりましたが、ついに手を出してみました。

※この記事には一部グロテスクな表現や画像がございますので、苦手な方はご注意下さい。



■前置き
蟲クンかっこいい!!
この作品のメインとも呼べる蟲クンですが、グロテスクな風貌からは想像もつかないような一面を見せてくれます。
基本的には母親である夢美に甘える子供なのですが、いざという時は命を賭して夢美を守る、頼れるナイトとなります。
表の主人公が夢美であれば、裏の主人公は蟲クンと言えるくらいには大活躍します。
もちろんその他のキャラクタも個性豊かなのが勢ぞろいしており、印象深いイベントやキャラも豊富で大変楽しめました。

また陵辱シーンについても蟲中心のなのかとも思いましたがそうではなく、どちらかと言うと触手成分が多めでしたので、
さほど抵抗無くプレイできました。私は触手があまり好きではありませんが、忌避するほどではありませんので。

①シナリオ・テキスト ≪85点≫
※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。

夢美という1人の少女が蟲使いである煉悟君に偶然目を付けられて蟲の苗床にされてしまうところから物語は始まります。
正直序盤に関してはほとんど救いが無い上、精神的にもキツイシーンが連続して続きますので、ここで断念してしまう人もいるかもしれません。逆に言えば序盤さえ突破してしまえば慣れたもので、サクサクとプレイすることができました。

近作のシナリオ構成についてですが、8つの大きなシナリオに分かれており、プレイヤーはフローチャート形式で物語を進めていくという形ですね。各シナリオの簡単な説明や感想は以下に記載します。

・幼蟲編
このゲーム最初のお話となります。煉悟君の手によって夢美が蟲の苗床にされてしまい、その際に獣魔蟲と呼ばれる蟲の王様の卵を埋め込まれてしまいます。最後には隙をついて煉悟君を殺害し、囚われの身から脱出するまでを描いている章となります。

この章が最も救いがなく、夢美も見た目が大変幼いので精神的にきつかったですね。特にボテ腹蟲出産のシーンはかなりどぎつかったです。
しかし所謂救いの無い絶望というものが大変うまく描かれており、この転落した人生からどう這い上がって行くのかが楽しみで仕方が無かったですね。またこの章で貼られた伏線も後半でしっかりと回収されていく様はさすがだなぁと思いました。

ちなみに煉悟君が最も活躍し、輝く章でもあります。ここを過ぎれば終盤にしか出てこず、ただのかませと成り下がっておりますので。

・蛹蟲編

幼蟲編のあの出来事から5年後のお話で、夢美はAnzUというカフェであるバイトをしながら蟲クンと一緒に暮らしているのですが、ある日夢美の元に5年前の出来事を再現した合成写真が送られてくるところから物語は一転します。

この章は本筋である蟲使編、ifシナリオである揚羽編の2シナリオへと分岐致します。また蟲使編へと至る経緯によって、今後の展開が大きく2種類に分かれる、大変分岐の多い章となっております。

ちょっとした選択の違いで全く別の展開へと移り変わって行くのはプレイしていて大変面白かったですね。まさに運命の分かれ道とも言える章だと思います。

・蟲使編
本筋のルートで、この章へ入る際に右腕を失い、そこを補う為に蟲クンと同化するか、五体満足で自らの意思で蟲使いとなるべく決意をするかによって今後の展開が微妙に異なります。

この章では本筋である夢美編、ifシナリオである西館編の2シナリオへと分岐致します。恐らく西館編は右腕欠損ルート(便宜上)のみ入ることができるようです。

この章自体のお話は蟲使いになるためにトレーニングをし、その後どういう行動をするかの分岐があるくらいですので、さほど内容は深くありません。

・揚羽編
蛹蟲編からの分岐で、アゲハと交流を深めていくとこちらのルートに入ることができます。
アゲハの見せ場かとも思ったのですが蓋を開ければただ単に勘違いアゲハうぜーだけのお話で、何とも言えない展開でしたね。

しかし夢美がアゲハに全てを奪われて復讐をする『人と蟲の狭間で』ENDは結構良かったですね。個人的には和解という解決方法ではなく徹底的に痛めつけて最後は惨たらしくアゲハをぶち殺して欲しかったのですが、そうはならずにちょっと残念です。

ここのおちんぽ擦り付けあいえっちシーンはえろっちかったです。
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・西館編
我らが西先生メインのルートです。蟲使い編で西先生の館を探すイベントへと進めればこちらのルートへと入ることができます。
このルートは何と言っても夢美の性格ががらりと変わり、かなり勝気な性格へと様変わりするので、個人的にはかなり面白かったですね。あれだけ内気だった子がこうも変貌するのかと言うくらいにはSッ気出てました。

このルートのキモはやはり『死を超えた少女』ENDでしょう。実験と言う名のえげつない拷問が始まりますが、蟲クンの再生能力によりどれだけ痛めつけても夢美の身体は修復してしまい、最後には頭部を破壊されてもそこから完全復活すると言う不死身っぷりが描かれております。ついでにアゲハもボコってくれたのは良かったです。

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ふつくしいです。

・夢美編
蟲使編からの本筋ルートですね。優斗の存在がキーとなっております。
レンから蟲使いの森で1週間生き延びろと言う試練を与えられるところから始まります。

綾佳の出会いやレンとの対峙を経ると蟲使いたちとの確執がなくなり、このゲームの最終章でもある成蟲編へと進むことができるのですが、この章一番の見所は優斗が死亡する『森に溶けて』ENDでしょう。展開上五体満足ルート(便宜上)以外では入れないようです。

優斗が死亡したことにより激しいショックを受けた夢美が森の中で野生児のように綾佳及び蟲クンと共に暮らし始めます。
夢美が優斗の死を思い出すシーンは若干涙腺が緩みましたね。レンがその3人を見守りつつ手を出さずに去るところも大変綺麗な終わり方だと思いました。
当然展開的にはかなり鬱であり、BADENDなのでしょうけれど、個人的には最も好きなEDですね。

・成蟲編
この物語における最後の章で、全ての因縁に決着が着きます。15年前に殺したはずの煉悟君が復活するシーンから始まります。
煉悟君復活で大変テンションが上がり、これからの展開に期待を胸に膨らませたのですが、蓋を開ければなんとやら。かませ犬煉悟君でした。(U^ω^)わんわんお!
一応煉悟君が勝利するEDもあるのですが、とりあえず犯して終わりといった感じでなんとも言えませんでしたね。

この章にはまるっきり展開の違うお話が2通り用意されております。まずは前者の結婚ENDから。

夢美と優斗の結婚式場に煉悟君が乱入してきますが、綾佳が事前に手を打っていた為、蟲クンフルパワーで軽く撃退してしまいます。五体満足ルートだと煉悟君と対峙するのは綾佳で、蟲クンの真の姿を見ることが出来ます。
今までの敵が雑魚になるほどの最強っぷりでインフレが止まりませんでした。煉悟君のかませっぷりも止まりませんでした。

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カッコいい!!

右腕欠損ルートでは煉悟君と夢美が15年の決着をつけるために対峙します。蟲クン力で煉悟君を軽く撃退するのですが、すんでのところで自爆されて式場が炎に包まれてしまいます。
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その炎から命を賭して夢美を守りながら蟲クンが息絶えていくシーンは涙腺がやばかったですね。恐らくこのEDがグランドルートと呼べるものだと思います。

そして全く別の展開である蟲姫の鎮魂歌ENDですが、期待したものとは大いに違って残念でした。
蟲使い達を根絶させる為に粛々と計画を練っていた夢美達ですが、実は身体を徐々に蟲クンに食わせて行き、自ら蟲化することにより力を付けてその日に備えていた、といったお話です。この章における他ENDとの説明が全く付かないので完全にifシナリオですね。

このあらすじを見たときにもっと熱い戦闘描写を期待したのですが、その実周りの知り合い達を蟲化するためにレイプしまくるだけのお話でした。一応煉悟君も出てくるのですがまさかの優斗があっさりと撃退してしまい、かませでした。

まあ一番最後の一枚絵に関して言えば最も好きなCGなのですが、いかんせんそれに到るまでの描写がレイプとかませしかなかったのが残念でした。
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個人的には煉悟君を一番最後に持って行き、蟲化した仲間達全員で力を合わせて倒す、といった一種のラスボス展開であればもっと面白くなったと思うのですが、どうしてこうなった。

まあえっちシーンがやたらとえろっちかったのとサユリが復活した事に関しては褒める点だと思うのですが、いかんせん構成が残念でしたね。最も好きなEDになる可能性を秘めていただけに、肩透かしを食らった気分でした。
ここのシナリオがもう少ししっかりとしていればもう少し評価は上がったでしょう。

まあこの作品はMDBのように戦闘シーンを主軸に置いていないため、そういうものを求めるのは間違っているのかもしれませんが、それにしては戦闘シーンが結構な量ございますので、期待してしまっても仕方ないと思います。

シナリオの感想は以上となります。総合的に見れば大変面白いお話でしたね。15年という夢美の成長物語でしたが、全くダレることなくプレイできました。

②キャラクタ・声優 ≪70点≫
順位:夢美>ユーリア>綾佳>遥>唯>美弥香>アゲハ>(杏子)>(サユリ)

・櫻井夢美 CV:伊藤瞳子 ≪95点≫
この物語の主人公兼メインヒロインです。ガチレイプされたり右腕失ったりと色々と酷い目に逢う可愛そうな子です。点数は大半がシナリオ補正です。

物語の進行具合によって立ち絵が大きく3パターンに分かれますが、幼蟲編のロリ夢美ちゃんが一番可愛くて守ってあげたくなりますね。

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まんじる

残念ながら最終的にBBAになってしまったのは大いに残念でしょうかね。年と言うのは残酷なものですね。

蟲クンとのやり取りは見ていて楽しかったですね。旦那は優斗ではなく蟲クンの方がお似合いだと思うのですが、これ蟲クン目線で見るとNTRですよねこれ。

個人的には西館編や蟲姫ルートで見せたSッ気のある夢美の方が好みですね。これくらい勝気な方がプレイしているこちらも安心できますし、展開的にもスカッとするものが多かったので。
ただちょっと性格の変わりようが強引だとは思いましたが、まああれほど酷い目に遭っても心が壊れていない点を考えればまあありえなくもないでしょう。

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下ネタも平然と言うようになりますね。

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ED疑惑の西先生

・九条アゲハ CV:金田まひる ≪55点≫

総じてうるさい子です。性格も大して好みで無い上、勝手な勘違いで勝手な行動を起こすどうしようもないクズです。あとやたらと乳がでかいです。

彼女が映えるのはやはり陵辱シーンでしょうか。プライド高いアゲハに陵辱の限りを尽くして心をへし折るのは見ていて楽しかったですね。ざまあ

どうでもいいですが揚羽編フローチャートの背景がうざくて仕方ありません。
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・ユーリア CV:深井晴花 ≪75点≫

サイボーグのメイドさんです。戦闘力はかなり高いですが、それが仇になったのか総じて酷い目に遭う可愛そうな子ですね。

基本的には敵か味方かよく分からない中立的な立ち位置を維持している感じで、展開によって敵になったり味方になったりと様々でした。一応西先生の助手ではあるのですが、単体で行動することが多かった為、プレイしていた感じだと助手っぽさは余りありませんでしたね。

肉体改造をされて一生地下に幽閉されたり、身体を引き千切られながら何十日も陵辱されたりと惨たらしさに関しては群を抜いているのではないでしょうかね。

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彼女がこのとてつもなく大きい兵器を取り出したシーンはかなりかっこよかったです。

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こんな駄洒落を言うお茶目な一面もあります。

・神武美弥香 CV:咲ゆたか ≪60点≫
ピンクのお嬢様です。安定のレイプ要員です。前作蟲使いではメインヒロインを張っていたようですが、今回はそんなことはなく、一貫して可愛そうな目に遭う子ですね。

一応お嬢様らしい振る舞いをしていますが、ゆえに好奇心旺盛で事件に首を突っ込みたがる性格をしているようです。

総じてただのレイプ要員でしたので、何も書くことがないですね。特に見所もありませんので。

・佐々原唯 CV:風音 ≪63点≫

ニラ色です。美弥香の護衛役で、武術に長けております。彼女も美弥香と同様、基本はレイプ要員ですね。

しかし一応は武道派ですので、ごく一部の戦闘シーンにおいて中々の活躍を見せてくれます。相手が蟲使いでなければ相当強いのではないでしょうか。さすがはお嬢様の護衛を張っているだけはありますね。

・綾佳 CV:汐風よる ≪80点≫
蟲使いの森で出会った少女を、夢美が養う為に引き取った子ですね。やたらとじじ臭い喋り方をします。あとやたらマセてます。

そうです、じじ臭い喋り方です。昔はあんなに無口で可愛かったのにどうしてこうなったのでしょうか。
夢美がこういう変わった育て方をするとは思えないので、一体何に影響されたのか甚だ不明ですね。

実はこの先の事態に備えてひっそりと蟲を飼っていたという秘密があり、それのおかげであの最後の場面を勝利に導けた、いわば天使のような役割を持っていますね。まあ昔は天使でしたが、今は小悪魔といったところでしょうかね。

彼女の陵辱シーンはその幼さゆえに悲壮感が一層漂ってきて、そこに夢美が加わることで大変素晴らしい出来となっておりました。煉悟君良くやった。

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あやかたん。修正してある部分は多分年齢でも書かれていたんじゃないかなと推測します。

・伏島遥 CV:春日アン ≪65点≫
ピンクその2です。あの杏子さんの娘ですね。初見は成長した美弥香の娘かとも思ったくらいに二人は似ている気がします。

杏子さんとの再会シーンは中々に良いシーンでしたね。個人的には一枚絵が欲しかったのですが、あそこはホワイトアウトでもまあ悪くないかなと思います。

ピンクは淫乱という言葉が現実だと証明された子ですね。陵辱シーンはあるのですが、すぐに堕ちてしまい、ちんぽちんぽ言い出すくらいのド淫乱で、あの煉悟君もちょっとびっくりしていたくらいです。

まあ1人くらいはこういったキャラがいても良いとは思うので、これはこれで良いキャラでした。

・神楽坂杏子 CV:春日アン
・サユリ CV:千羽輪子   ※この二人はキャラクタ・声優の評価に含めません。

評価するか迷いはしたのですが、さほど出番もなく基本は蚊帳の外といった感じのキャラでしたのでまとめて紹介します。

まずはAnzUの店長さんである杏子さんです。性格はとても良い人で、この人が店長だったら確かにこのお店は繁盛するだろうなといった雰囲気があります。
しかし見た目が全然好みじゃないですね。陵辱シーンもBBA過ぎて褒めるところがありませんね。悲鳴は良いですけどね。

次はサユリ。彼女はほとんど出番が無いので当然この位置で。一応レンとのパートナーでした。
序盤こそ結構なキーキャラかなとも思ったのですが早々に退場してしまい、残念でした。
そして幼蟲編以外での出番が合蟲人間化した状態だったり、蟲姫ルートでのまさかの復活程度で、語るも何も出番がなさすぎて語れません。まあレンとのイベントがもう少しあっても良かったとは思いますね。


さて女性キャラの評価が終わったところで男性キャラの紹介を。
このゲームはどちらかと言うと男性キャラの方が映えますので、紹介せざるを得ないですね。では好み順に紹介したいと思います。

・西正人

通称西先生・Dr.West。後者で呼ばれるとデモベのあの人を思い出すので基本は西先生と呼称しますね。
と言うか助手にロボを従えている点も似ていると言えば似ていますね……何かしら参考にでもしたのでしょうか。

このゲームで最も変態と呼べる素晴らしきキャラクタでしょう。
常に不敵な笑みを崩さずに、死の間際ですら取り乱すことなく粛々と死を受け入れるその姿はカリスマが溢れております。

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サユリがまたドギツイ陵辱を受けているそばで平然とステーキを食べている姿はさすがだと思いました。まあ彼の変態性はここがピークだったりもするのですが。

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こんな涼しい顔をしながらもやってることはえげつないですね。ふともものネームプレートが可愛いです。

・レン
前作蟲使いの主人公のようですが、名前と多少の設定程度を引き継いでいるだけのようですね。
冷静沈着で何事にも慎重に取り組み、かつ必要があればどんな非人道的なことも表情一つ変えずに行える、最強の蟲使いです。

レンの死亡シーンは素晴らしかったですね、やはりどんなに冷酷な人間でも父親は父親なのだなと思いました。
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ちなみにとあるEDで夢美に淡い恋心と呼べるのか分かりませんが、嫉妬のようなものを抱いている描写がありましたね。まあサユリのこともありますし、面と向かって口に出す性格でも無い為、ずっと自分の心に秘めたまま過ごすのでしょうね。

・煉悟
最強のかませ犬こと煉悟君です。スタッフのコメントによると煉悟→煉獄→煉悟君らしいので、私もそれに倣って君をつけようと思います。

序盤こそ夢美を陥れた張本人として中々の位置にいたのですが、早々に退場。そして成蟲編で復活したもののたいした活躍もせずにあっさりと倒されてしまった可愛そうな人です。

復活したら見た目がえらく変わっていましたね。どこのタイラントだよって思いました。
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一応設定ではラスボスに位置するキャラらしいのですが、どうもそういったカリスマ性もイベントもなく、とりあえず多少イベントを盛り上げる為だけに復活したという感じがして、残念ではありました。彼にもう少し活躍の場を下さい!!!

・南優斗

夢美の旦那です。若い頃はどことなく頼りなさそうではありますが、優しそうなしっかりとした青年でした。
しかし成蟲編では年を取ったせいなのか、若干鼻につくむかつくおっさんへと変化していました。

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ヒゲ面は思わず笑ってしまいましたね。

基本的に戦闘描写はなかったのですが、蟲姫ルートでは類を見ない強さを発揮して煉悟君を圧倒してしまいました。まあ彼を活躍させたかったのでしょうが、それの相手に煉悟君というのはちょっと勿体無かったのではないでしょうか。

・北畠史郎
デブの眼鏡です。体内に蟲を大量に飼っている、かなり気持ち悪い野郎です。

かなり嫌いな部類に入るのですが、案外こいつが活躍したり勝利したりするイベントが豊富でした。どうせなら煉悟君でよかったのですが、なぜかコイツの方が目立ってしまいましたね。

一応西先生を凌ぐくらいの変態ではあるのですが、どうも生理的に受け付けないキャラですので今作において最も嫌いなキャラと言えるでしょう。

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元のラフ絵を紛失したらしいですね。

③CG・演出 ≪70点≫

CGや演出に関しては至って普通のエロゲと言えるでしょう。戦闘時の演出などは多少見張るものがあるものの、やはり燃えゲー等の演出には負ける形と言えるでしょう。

と言っても今作は別に燃えゲーではありませんのでその点を加味して基準点である65点から+5点としましょう。

あ、OP曲に関してはほんのりメタルチックで結構好みだったりします。デスボイス下手ですけどね。


④システム ≪85点≫

設定面などではいつものBlack Cycですね、プレイ自体に支障はございません。まあホイールでページ送りが出来ないのは本当に手間ではありますね。最近の作品だと恐らく改善されてはいるでしょうが、カチカチとクリックするのは大変面倒臭いですね。

さてこのゲームの醍醐味であるフローチャートについて簡単に説明をしたいと思います。

フローに従いイベントを進めていく形なのですが、その分岐が多岐に渡り、ちょっとしたイベントを通過したか否かによってその後の展開が大いに変わります。

まあプレイしていただければ分かると思いますが、あまりにも分岐が複雑ですので自力攻略は困難だと思われます。さすがにMDBほどの複雑怪奇ではありませんが、それに次ぐ程の難易度だと思います。

各イベントの長さも多種多様で、少し見たらまたフロー画面に戻るといったものが大半でした。各イベントが細切れになっている為、快適なプレイを若干妨げているかなぁという印象を受けました。

特に完全な一本道で分岐の余地が無いフロー部分に関しては1つに纏めても良かったのではないかなと思います。まあ個別にきちんとイベント名をつけている点は評価できるのですが、基本的にフロー画面とにらめっこと言う形が多くて、残念ではありましたね。

しかしフローの発想自体は大変良く、複雑なイベント分岐でもどのルートを辿ったらここに来たのか、というのが一目で分かるのは良かったですね。あとできればフロー画面のスクロールがもう少し早ければ良かったですね。

まあ85点くらいを付けたいのですがシナリオの流れを断ち切ることが多かったので-5点として80点としておきましょう。

⑤えっちシーン ≪90点≫
シーン回想枠数
全108枠数中70枠

回想枠全108枠の中からEDなどのイベントを引いた70枠がえっちシーン回想枠数になります。多分合ってますが、多少間違っている可能性もあります。
誰が何枠かというのは数えていられないので今回は記載しません。

蟲だとか触手だとかあまり好みでないものが大半ではあったのですが、えっちシーンの内容自体は大変良かったですね。
これでもかと言うほどに痛めつけ、尊厳を踏みにじる様はそんじょそこらの陵辱ゲーとは比較にならなかったです。
とりあえずここのメーカーは電撃とか針トリスとか大好きみたいですね。私も大好きです。スカは苦手ですが。

何よりも腹の底から吐くような悲鳴や、絶望感漂う泣きじゃくった悲鳴の多いこと。声優さんには感服しました。
やはりただのレイプなのではなく蟲という嫌悪感を抱かせるものが対象でありますので、より一層楽しめましたね。

一応和姦もシナリオ中にはあるのですが、そこは不要ということなのでしょうね、全編丸々カットには笑いました。
せっかく優斗が頑張っているのに、そこは1個くらい入れてもいいんじゃないかなとも思いましたけどね。



■まとめ
大変長く、難しいゲームではありましたが、プレイ中はずっと楽しめました。シナリオも名作と言われるのもうなずけるほどにしっかりと作られており、伏線もしっかりと回収されていた為、読了感は大変良かったですね。

フローに関してはいくつか不満点が残るものの、少しずつフローが埋まっていくのを確認しながらのプレイは大変楽しかったです。
まあシナリオ自体のテンポが速く、サクサクと進めることができましたのでデメリットを多少なりとも打ち消していると言えるでしょう。

今作は触手好きの方や陵辱ゲーが好みの方は損をしない出来だと思いますので、是非プレイしていただければと思います。ではまた、次回投下時に。

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