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『暁の護衛~プリンシパルたちの休日~』レビュー

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タイトル:暁の護衛~プリンシパルたちの休日~
ブランド:しゃんぐりら(現あかべぇそふとすりぃ)
評価:71点
※評価についてはコチラをご参照下さい。

暁の護衛のFDで、三部作のうちの二作目となります。
昨日さくっと終わらせましたので、早速レビューを書いていこうと思います。



■前置き
ロリ杏子可愛いよおおおおおおおおおおおお
この作品のキモは何と言っても杏子ルートもとい過去編でしょう。
主人公が禁止区域で過ごす幼少期から佐竹に拾われるまでの期間を描いたシナリオですね。
今までのギャグセンス溢れるおバカシナリオとはうって変わって雰囲気が180°変わります。

私はこういうシナリオを求めていましたので、個人的には満足でしたね。
しかしそれ以外の所謂前作ヒロインのアフターに関しては特に目新しい部分などはなかったですかね。
と言うかあの麗華の扱いはなんなんですかね一体……。詳しくは後述しますが、酷かったですね。

①シナリオ・テキスト ≪75点≫

※あらすじに関しては公式サイトをご覧下さい。

5人の前作ヒロインアフターシナリオに加え、杏子がメインの過去編シナリオという。6つのお話とこの作品は成っております。
過去編に関しては先に5つのアフターシナリオを消化してからの開放となります。

まずはキモである過去編の説明から。
今までの雰囲気とは全く違い、重く辛いお話ばかりの構成で、禁止区域においての環境の劣悪さがうまく表現されていたと思います。主人公は父親の暴力に日々耐えながらこの世界で生き抜くすべを模索していきます。当然父親の暴力と言うのはこの禁止区域で生き抜くすべを身につけるために必要なものでしたので、読み手である私たちからすれば100%憎めるものではありませんでしたね。

と言ってもあのホモシーンを長々と見せ付けられるのはコチラとしても色々とキツイものがありましたね。……あのシーンで抜ける人はいるのでしょうかね。まあ(ホモ曰く可愛い)ショタ主人公の一枚絵でもあれば、使えなくもなさそうですが、残念ながらありませんでしたね。

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そういえば終末論に右のハゲが出てくるようですね。

そんな中で登場する杏子がこれまた可愛かったですね。ロリロリしくて守ってあげたくなります。
どうしてロリ時代のえっちシーンをカットしたのでしょうか、甚だ疑問であります。

また、近作にも終末論への伏線というものがいたるところに張り巡らされておりましたね。唐突に現れる立ち絵の無い女の子や薬を探しにいった際に話しかけられた男や、見るからに重要キャラクタのアキラなど、次作を楽しみにさせる要素が多数ありましたね。
逆にここまで露骨に出されるときちんと回収できるのかが不安で仕方がありませんが。

主人公が敬語を苦手とする理由や杏子との確執などが理解できたのは大変良かったです。

さて過去編の感想はこれくらいにして、続いて各アフターの話を軽く。
彩・妙・萌・ツキアフターに関しては回想枠の差や出来の良し悪しは多少あるながらも、一応きちんとアフターしておりましたので良しとしましょう。問題は麗華の扱いです。
麗華シナリオの途中の選択肢により鏡花シナリオへと分岐します。鏡花シナリオはきちんと描かれており、あの図書室でのシーンは中々にクルものがありました。
逆選択肢を選ぶと麗華とのいちゃいちゃかなと思ったのですが、なんと即タイトルへ戻るというBAD扱いでびっくりしました。えっちシーンもなんかおまけシナリオでちょろっと回収と言った感じで、なんとも酷い扱いで大変残念でしたね。

どうせ新規キャラとして攻略させるのであれば麗華と抱き合わせなどではなく、きちんと別シナリオに分けて収録すれば、ここまで麗華の扱いも落ちることはなかったのではないでしょうか。構成が非情に不満ですね。

麗華の扱いがまともであれば過去編の出来を考慮して80点に乗せても良かったのですが、なんとも不満の残る結果でしたので、75点止まりで。

②キャラクタ・声優 ≪72点≫
順位:杏子>=ツキ>麗華>(亜希子さん)>(薫)>(朱美)>萌>彩>鏡花>妙
※括弧が付いているキャラクタは評価に含めません。

二階堂麗華 CV:大波こなみ ≪75点≫

今回酷い扱いを受けた可哀想な貧乳お嬢様です。しかし可愛らしさは変わらず顕在ですね。

シナリオは本当に鏡花に食われまくってしまったので、今作見所がほとんどありません。他ルートでの良いツッコミ役といったところでしょうか。シナリオ補正により前作評価より-5点で。

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とりあえず可愛い照れ顔貼っときましょう。ぺろぺろ。

二階堂彩 CV:榊原ゆい ≪70点≫
ゲーマーな麗華の妹です。ゲームの中にしか友達がいない子です。
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源蔵に主人公との仲を認めてもらおうと奮闘するお話ですね。まあ最終的には半ば認めてもらったような形で終わっております。
このシナリオには主人公がネトゲ廃人になるネタルートが存在します。退屈が嫌いな主人公がこういう末路を辿るのか、といった中々にシュールな内容で笑わせてもらいました。

そういえば朱美先生との個人面談のシーンは中々に興味深かったですね。こんな愛らしい?先生が殺気を放っているというのも中々に違和感があります。やはり重要キャラクタなのでしょうね、終末論での回収が楽しみです。

黒堂鏡花 CV:金田まひる ≪63点≫
まごうことなきドリルのお嬢様です。口調はどうやら演技のようですね、普段の喋り方の方が可愛いです。

主人公を自分のボディガードとするためにお屋敷に乗り込んできます。どことなく妙と似ていますね。まあ主人公だけでなく麗華のお株を全てかっさらっていくという暴挙に走り出したシナリオです。

閉じ込められた図書室でのお互いの告白シーンは大変良かったですね。ああいう一風変わった出会いというのも悪くないと思います。

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こういうシーンはギャップ萌えしますね。

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責任を持って引き取りたいと思います。

蔵屋敷妙 CV:如月葵 ≪60点≫
前作と変わらずアホの子です。侑祈を直すために奮闘するお話と思いきや、やっぱりぐーたらでした。

人のやる気というものは一過性のものですので、そうそう上手くいかないのが普通です。まあ下手に妙がやる気出して一気に天才へと到ってしまってもそれは逆につまらないでしょうし、あえてこういうダメな部分を推したシナリオというのは良かったです。

そして途中の選択肢で亜希子さんルートと言う名の親子共々妊娠させてやったぜENDになります。まさか亜希子さんまで妊娠してしまうのは思っても見なかったので、今作で(麗華を除いて)一番驚いたEDですね。しかし親子丼はありませんでした、残念。
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神崎萌 CV:成瀬未亜 ≪65点≫
変わらず終始ボーっとしている子ですね。相変わらず彼女のルートはじじいが面白いです。

一度主人公と本気で立ち会ってみたい彼女ですが、当然主人公は了承しません。そこで7日の間、顔でも足でもどこでも一撃主人公に入れられたら萌の勝ち、タイミングはいつでもかまわないが、失敗すればそこから1時間は仕掛けるのを禁止する、といったルールでお遊びをします。

このちまちまとしたやりとりが大変面白かったですね。最初は卑怯を良しとせず素手で挑んでいた彼女が、段々と武器などを使用しだす様は見ていて微笑ましかったです。

またシナリオの終盤においてじじいと主人公が本気で立ち会うシーンがあるのですが、なぜか戦闘開始の直前でまさかまさかのカットでした。そこはカットせずにきちんと描いて欲しかったですね。まああくまで萌主体のアフターですので、仕方が無いのかもしれませんが。
それなのにやたらとじじいばっかり出してくるのはどうなのかとも思いました。いやまあかなり面白かったので良いのですがね。

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ここのじじいネタは笑いました。

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きっちりとこすぷれぷれいがあったのは評価できますが、それ1つだけなのは残念でした。

ツキ CV:大花どん ≪85点≫
今作も変わらず最強に可愛いメイドさんですね。相変わらず主人公と良いコンビしてます。

アフターは当然前作で未解決なままのいじめの問題と暗闇で寝られないといった、二つのイベントですね。
いじめの首謀者二人を追い詰める主人公はかなりかっこよかったですね、さすがといったところです。

主人公との繋がりも元々深いため、やはりシナリオは安定して面白いですね。

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髪コキ希望

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いてきます

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Welcome to the world of AIDS!

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こういうことを真面目に言ってくるところが可愛いです。

どうでもいいですが、扉ぺろぺろENDはシュールでした。
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杏子 CV:大野まりな ≪90点≫
過去編においてのメインヒロインで、今作のキーキャラクタです。前作ではぽっと出の立ち位置でしたが、今作では出番も魅力もグッと増しました。

過去編では大変可愛らしいロリロリ姿で登場します。劣悪な環境においても明るく振舞う点が大変可愛らしいですね。
主人公のためなら身を差し出すことも厭わないといった、主人公一筋なところも健気で可愛いです。
とりあえずロリ杏子とえっちできるパッチはよ。

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白馬の王子様とかいうのを久々に聞きました。

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いい笑顔だ

③CG・演出 ≪72点≫

CG及び演出に関しては前作とほぼ同じですので割愛致します。一応前作ではやたらと音声が小さい部分が幾度とありましたが、今作ではそれが改善されておりました。+5点は大きすぎるので、+2点で。

④システム ≪66点
システムに関してもほぼ同じですので割愛。まあシナリオの構成上唐突なエピローグの終わり方がなくなったのでその点に関しては評価できますが、ただ単に削るというのもちょっとどうなのかとも思います。ただまあ違和感は無くなったので+1点にしておきましょう。

⑤えっちシーン ≪70点≫
シーン回想枠数
麗華 1枠
彩  2枠
萌  1枠
妙  3枠
ツキ 2枠
鏡花 1枠
杏子 2枠

以上となります。妙の3枠のうち1枠は亜希子さんです。まあ見れば分かる通り、枠の格差があります。
前作ヒロインは普通に2枠ずつで良かったのですが、なぜかこうもまばらになってしまったのか、甚だ疑問です。

最悪麗華に関しては鏡花と抱き合わせだった、という点を加味しても、萌の1枠はよく分かりません。一体全体どういうことなのか。
杏子に関してもロリ時のえっちシーンが欲しかったですね、残念無念。

評価できる点としては亜希子さんのえっちシーンがあったことでしょうか。残念ながら親子丼はありませんでしたが、良いおっぱいでした。まあ親子丼は次作に期待しましょう。

今回の不満点としてはやはり枠数ですね。これが前作の本編でこのような状況であれば-5点はしていたでしょうが、FDといった点を考慮して±0点としておきましょう。前作分+すれば十分な数ですしね。



■まとめ
過去編に関してはかなり良い出来で、自分の求めていたシナリオやキャラの立ち位置でしたので、満足ですね。杏子の可愛さも知れたことですし。

アフター部分に関してはまあどうしても不満は残るものの、あくまで終末論や過去編へのつなぎと考えれば言うほど悪くも無いかなと。FDとしては及第点でしょうかね。

当然前作が好評だった方には是非プレイしていただきたい作品ですし、これからプレイする終末論への期待も高まります。まあ世間の評価がアレなのは一旦置いておいて、自分なりに楽しめたらそれでいいかなと思います。

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